{"issue_id":"122115385X00920260710","house":"参議院","meeting":"デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会","issue":"第9号","date":"2026-07-10","session":221,"speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710","speeches":[{"speech_id":"122115385X00920260710_001","order":1,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/1","speech_text":"○委員長（松下新平君）　ただいまからデジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会を開会いたします。\r\n　政府参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。\r\n　科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案の審査のため、本日の委員会に、理事会協議のとおり、内閣官房日本成長戦略本部事務局次長小林浩史君外五名を政府参考人として出席を求め、その説明を聴取することに御異議ございませんか。\r\n　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕"},{"speech_id":"122115385X00920260710_002","order":2,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/2","speech_text":"○委員長（松下新平君）　御異議ないと認め、さよう決定いたします。\r\n　　　　─────────────"},{"speech_id":"122115385X00920260710_003","order":3,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/3","speech_text":"○委員長（松下新平君）　科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。\r\n　本案の趣旨説明は既に聴取しておりますので、これより質疑に入ります。\r\n　質疑のある方は順次御発言願います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_004","order":4,"speaker":"西田英範","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/4","speech_text":"○西田英範君　自民党の西田英範でございます。\r\n　科学技術・イノベーション創出法改正案について質疑をさせていただきます。\r\n　本改正は、世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブ拠点として、ディープテック分野において、国内外の研究者、スタートアップ、企業、大学、研究者機関、投資家、支援者等が一堂に会して研究開発から事業創出までを一体として促進する環境を整備して、我が国のイノベーションの起爆剤としていくものであります。\r\n　ディープテック分野の研究開発や事業化、そしてスタートアップの創出というものは長期間を要するものであります。そうした中で、適切なガバナンス体制を構築し、スピーディーな判断を行うとともに、プロジェクトを機動的に評価、マネジメントをしていく必要があるわけであります。諸外国の例を見ても、知識、経験豊富なベンチャーディレクターやプロジェクトマネジャーがあらかじめ設定したマイルストーンなどに基づいてＰＤＣＡを回して適切に管理をしているわけであります。\r\n　また、これから日本として新たに拠点を設けるとしても、各国で既に様々なグローバルスタートアップ拠点があるわけでありまして、我が国は、例えば給与水準の低さ、外国人の居住環境、言語の問題などでは不利な面もあるわけであります。真にディープテックイノベーションを担うことができる最先端の人材を獲得し、集積させ、十分な競争力を持てるか、課題が多いわけであります。日本にしかない優位性も明確にしておく必要があります。\r\n　これから適切な事業性評価とスピード感を兼ね備えたガバナンス体制をどう構築していくか、そして、最先端人材を実際に獲得するための方策、日本の優位性といったこの構想の勝ち筋をどのように考えておられるか、内閣府の御見解をお伺いをいたします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_005","order":5,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/5","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ＧＳＣ構想では、米国のＤＡＲＰＡやＡＲＰＡ―Ｅ、そしてＡＲＰＡ―Ｈといった海外で実績のある機関におけるガバナンス体制も参考にしながら体制を整備するということで、柔軟性、機動性とガバナンスの両面をしっかりと確保していくこととしております。\r\n　また、優秀な人材を呼び込むためには国際的な水準も踏まえた処遇が重要であると考えておりまして、給与水準に加え、研究費、研究設備、共同研究の機会、支援体制、生活環境といった全体として魅力のある条件を整備してまいりたいと考えてございます。\r\n　海外の優秀な人材にとっては、本構想に参画することで、まず、ディープテック分野における日本との共同研究の機会の発掘でありますとか、日本トップクラスの研究シーズの発見、探索、あるいは日本の強みのある産業、研究分野のネットワークや市場との接続、こういった多様なメリットが享受できるというふうに考えておりまして、実際、私ども、既に開始しております先行的活動の中で、ディープテック分野の研究開発や事業化で優れた実績を持つ米国研究機関や海外大学関係機関等が、日本の高い技術力や産学ネットワークへのアクセスに魅力を感じ、そして日本のイノベーションエコシステム形成に向けた長期的な関与に強い意欲を示して参画をしていただいているところであります。\r\n　このように、柔軟性、機動性、そしてガバナンスの両面を確保しつつ、国内外から優れた人材を確保できるように取り組んでまいりたいと、このように思っております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_006","order":6,"speaker":"西田英範","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/6","speech_text":"○西田英範君　続いて、この構想の体制面、ハードとソフトの面について御質問をします。\r\n　衆議院の附帯決議によって、本施設の延べ床面積は、政府案の原案の五万九千平米ではなくて、少なくとも第一弾としては三万二千八百平米で建屋の建設を始めるとなりました。しかし、この構想は、研究者、スタートアップ、ラボなどがアンダー・ワン・ルーフ、一か所で集中してインキュベーション機能を持つことが肝であります。五万九千平米であれば、本来、活動できる人員規模は二千人規模の予定でした。ところが、三万二千八百平米の場合は九百人程度になると見込まれます。\r\n　これ、世界を見ると、成果を上げている施設として、例えば英国のフランシス・クリック・インスティチュートは九万一千平米、アジアでいえばシンガポールのＪＴＣ、ローンチパッドは五万六千平米。今後、この構想、施設を小さく産む形を取るにしても、事後に必要になって小中規模の施設をばらばらと建設するようでは成果が上げられないわけでありまして、現在確保できている五万九千平米を前提としたフルスペック規模の構想、計画を策定した上で、需要に応じて機動的、適切に規模を拡大できるようにするべきと考えております。\r\n　そしてもう一つ、予算ですが、現状の基金、今後三年間二百七十億円程度を執行するとなっています。これも世界を見ると、米国のＤＡＲＰＡ、これの年間予算は七千億円前後です。英国のＡＲＩＡ、高等研究発明局は二〇二九年度までで約八百億円規模の年間予算に引き上げられます。もう桁が違う状況です。小規模な予算では、この構想、世界には太刀打ちできません。\r\n　以上を踏まえまして、施設についてフルスペック規模の計画をした上で建設を開始すべきと考えますが、その御見解、そして二点目は、諸外国に負けない競争力、優位性を持つための十分な予算を確保すべきと考えますけれども、この二点について小野田大臣の御見解をお伺いいたします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_007","order":7,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/7","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　衆議院における審議を踏まえ、着実かつ早期に整備を図る観点から、急速な技術動向の変化に対応する観点から、具体的なニーズ等を踏まえて段階的に規模を拡張していくことが求められているものと認識をしております。\r\n　一方で、御指摘のとおり、段階的整備を行う場合であっても拠点全体が一体的に機能するよう、当初の設計段階から将来的な拡張や機能追加を見据えて拠点の全体構想を持つこと、非常に重要であると考えております。\r\n　現在、建築、金融、不動産の専門家に加えて、ディープテック分野の研究者や創業者などで構成されるフラッグシップ拠点整備に関する有識者会議、こちらにおいて拠点整備の計画を検討しているところでありまして、このような視点を含めて検討を進めてまいりたいと考えております。\r\n　また、ディープテック分野は、成果の創出までに長い時間と多大な資金を要する一方で、その成果が社会、産業に与えるインパクトは極めて大きいことから、同分野の研究や事業を集中的に支援することは、我が国の国際競争力の強化のために待ったなしの課題です。\r\n　ＧＳＣ構想は、ディープテック分野に特化して世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブを構築するものでありまして、この目的の実現のために十分な事業規模となるよう、民間資金も活用しつつ、必要な予算を確保してまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_008","order":8,"speaker":"西田英範","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/8","speech_text":"○西田英範君　続いて、同じくハードについてですが、衆議院の議論等を経まして、土地等の行政財産について、政府原案では認可法人無償貸付けとなっておりましたけれども、透明性のある経営ガバナンス確保の観点から、修正案では有償貸付けとなりました。\r\n　新法人は世界と競争しなければなりません。健全な経営体力を持つためには、政府から土地を有償で借りるとしても、新法人側に実質的に負担が生じないよう財政上の措置が必要と考えます。その場合、新法人に対して賃料分の予算を計上するとともに、政府への賃料の納付といったことも含めて、行政財産管理上の対応も必要となってきます。\r\n　こうした今後の財政上の措置、実務上の対応について、小野田大臣に今後の方向性をお伺いいたします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_009","order":9,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/9","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　衆議院での審議にて、実質的に国が負担している土地、建物のコストを明確にする観点から、無償ではなく有償で貸し付けた上で、有償で貸した分を国で補填するべきとの御議論がありまして、本法律案の修正が行われたところです。\r\n　ＧＳＣ構想は、研究開発期間が長く、多額の資金を要するハイリスクなディープテック分野について、世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブを構築するという過去に前例のない挑戦的な取組でありまして、その運営を担う機構の安定的経営、これも本構想の実現に必要不可欠であります。\r\n　したがって、御指摘も十分に踏まえて、機構に生じる国有財産法上の貸付料等の負担が本構想の実現に向けた取組の着実な実施に支障を及ぼすことがないように、内閣府として必要な財政上の措置をしっかりと講じてまいりたいと考えます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_010","order":10,"speaker":"西田英範","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/10","speech_text":"○西田英範君　続いて、政策全体との兼ね合いについて議論させていただけたらと思います。\r\n　イノベーションエコシステムと銘打っておりますけれども、人、物、金が循環する形がなければいけませんけれども、本当にその要素は我が国にそろっているのかということは私は疑問に思っています。スタートアップゲノムという機関の報告で、グローバルスタートアップ・エコシステムランキングがありますけれども、東京は北京やソウルよりも下、十位です。内訳を見れば、一定の知財、技術は評価されていますが、スタートアップやテックの人材の不足、投資環境等の不十分さ、これが指摘されているわけであります。\r\n　個別論として、例えば人についてちょっとお話をさせていただきますが、内閣府がこの法案で御説明されているパワーポイントの資料の中、概念図の中で、例えば国内外の篤志家から寄附を受けますと、こう構想がありますけれども、私、この篤志家というのはややもすると空集合であることも、疑念を持って懸念しております。\r\n　米国のシリコンバレー、私自身、十年前、研究に行きましたけれども、スタートアップ、ユニコーンの成功者は、ＭＡで会社を売却して、次のシーズに対して投資や寄附をして、ＶＣではカバーし切れない成長資金を供給してきているわけでありまして、そして、ディープテックの各分野に精通したシリアルアントレプレナーの存在は大変重要なわけであります。\r\n　また、そもそものアントレプレナーシップについて言っても、本来、初等中等教育段階からしっかりそうした教育であるとかＳＴＥＡＭ教育必要なんですが、現状、我が国は、大学生や大学院生でもアントレプレナーシップ教育を受けたことのある割合は全体の五％程度にとどまっています。これは人の問題であります。\r\n　今回の構想について衆議院の審議を見ていますと、いわゆる箱物論のような議論がなされたのは、この法案が施設や法人の設置に関する単発の政策のように見えてしまったことに起因すると私は考えます。この政策をしっかり位置付けていくために、エコシステムの形成、そしてディープテックスタートアップ政策全体との接続をここでしっかり明確にしておく必要があると思います。\r\n　この政策全体像との接続について内閣官房、そしてスタートアップ振興に必要な人材の育成、循環の政策について文部科学省に、今後の方向性をお伺いいたします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_011","order":11,"speaker":"岩田和親","speaker_position":"内閣府副大臣","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/11","speech_text":"○副大臣（岩田和親君）　お答えをいたします。\r\n　城内大臣を分科会長、私を副分科会長とするスタートアップ政策推進分科会におきまして、本年五月にスタートアップ育成五か年計画を抜本的に強化するスタートアップ総力創出パッケージを取りまとめをいたしました。その上で、六月三十日に開催された第六回日本成長戦略会議におきまして日本成長戦略案をお示ししたところです。\r\n　これらの文書の双方におきまして、政策強化の三つの柱の一つとしてディープテックスタートアップの支援を掲げまして、研究開発から社会実装まで切れ目のない支援を行っていくために、優れた技術の事業化、経営力の強化と伴走支援体制の充実、政府、大企業による調達の強化という三つの大きな政策の方向性を示しました。そして、優れた技術の事業化の柱立ての中において、グローバル・スタートアップ・キャンパス構想についても重要な施策としてしっかり盛り込んでおります。\r\n　グローバル・スタートアップ・キャンパス構想を含めて、これらの文書に盛り込んだ施策を着実に実行することにより、我が国発のスタートアップが主要なプレーヤーの一つとして活躍をする強い経済を実現をしてまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_012","order":12,"speaker":"清水真人","speaker_position":"文部科学大臣政務官・復興大臣政務官","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/12","speech_text":"○大臣政務官（清水真人君）　お答えをいたします。\r\n　スタートアップを担う人材の裾野を拡大するためには、幅広い学校段階においてアントレプレナーシップ教育を推進していくことが重要と考えております。\r\n　現在、スタートアップエコシステム拠点都市の大学を中核とした自治体、産業界と連携する全国九つのプラットフォームにおきましてアントレプレナーシップ教育を推進しており、例えば、委員御地元の中国・四国地域のプラットフォームにおきましては、広島大学を中心に取組を進めているところであります。\r\n　加えまして、文部科学大臣が任命をする起業家等を講師といたしまして全国の学校現場等に派遣する取組のほか、アントレプレナーシップ教育を積極的に行う自治体や産業界との連携を強化する取組など、初等中等教育段階からアントレプレナーシップの醸成に努めているところでございます。\r\n　文部科学省といたしましては、引き続き、これらの取組を進め、スタートアップを担う人材の育成、循環につながるスタートアップエコシステムの形成に努めてまいります。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_013","order":13,"speaker":"西田英範","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/13","speech_text":"○西田英範君　ありがとうございます。\r\n　ディープテック分野のスタートアップイノベーション、これ、時間も掛かります、リスクも伴います。しかしながら、アジャイルでしっかりと挑戦できる環境を、私たち立法府、行政府一体となってつくっていかなければいけません。イノベーションの拠点として、世界の中のトップを目指して是非この改正法案を運用していただき、日本のイノベーション政策を更に前に進めていただいて、挑戦できる日本、強い日本経済に向けて全力で皆様のお力を賜りたいと思います。\r\n　これにて私の質問を終わります。よろしくお願いします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_014","order":14,"speaker":"平戸航太","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/14","speech_text":"○平戸航太君　国民民主党・新緑風会の平戸航太です。\r\n　科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案について質問させていただきます。本日もよろしくお願いいたします。\r\n　まず初めに、諸外国と比較した日本のスタートアップ拠点の現状と本拠点の意義についてお伺いしたいと思います。\r\n　米国のボストンやシリコンバレー、フランスのスタシオンＦ、シンガポールのワンノースなど、各国が国家戦略として求心力のある拠点を形成する現状と比較すると、日本のスタートアップエコシステムは依然として後れを取っているのが現状だと考えております。この最大の課題は、我が国にはスタートアップが物理的に集積し、資金、人材、そして研究開発が一体となって回るハブ拠点が決定的に不足している点が課題かと考えております。\r\n　そこで、お伺いしたいと思います。\r\n　諸外国が進める拠点形成の現状を踏まえ、日本のスタートアップエコシステムの立ち位置について大臣はどのように認識しているのか、そして、東京恵比寿に整備を進めるフラッグシップ拠点であるグローバル・スタートアップ・キャンパスが我が国の国家戦略上どのような意義を持つのか、お伺いいたします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_015","order":15,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/15","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　現在、世界では優れた研究者や大規模な投資資金がより魅力的な研究、投資環境を求めて国境を越えて移動しておりまして、人材、投資の獲得競争は厳しさを増していると、激しさを増しているというふうに認識をしております。\r\n　我が国においては、優れた研究成果や技術シーズを有しながらも、事業化、資金調達、海外展開の面で課題があり、特にディープテック分野は研究開発期間が長く、大きな資金を要し、リスクも高いことから、十分な投資や事業化支援が行き届きにくいとの指摘があるというふうに認識をしております。\r\n　ＧＳＣ構想は、こうした課題に対応するため、国内外の研究者、スタートアップ、企業、大学、研究機関、投資家、支援者等を物理的に集積させ、ディープテック分野の研究開発から事業化、海外展開までを一気通貫で支援する環境を整備するものであります。まさに、委員が不足していると御指摘いただいたものをしっかりやりたいというところです。\r\n　フラッグシップ拠点の立地については、投資家や企業、大学など、イノベーション創出に関わる多様な主体が集積し、スタートアップ創出の素地が整っている都市部へのアクセスが容易であること、国際的な認知度が高く、また空港からのアクセスが容易であり、国内外の人材を集めやすいことなどの条件を満たす必要があると考えています。\r\n　こうした観点含めて、この過去に前例のない挑戦的な取組を成功させる可能性が高い場所として総合的に勘案した結果、東京都渋谷区及び目黒区の国有地を活用することが適切と判断したものです。\r\n　本構想は、フラッグシップ拠点を海外のイノベーションエコシステムと国内各地の大学、研究機関、地域スタートアップ拠点等を結ぶ結節点として機能させ、日本全体のイノベーションエコシステムの強化につなげていくものでございまして、国家戦略上的にも重要な取組として進めてまいりたいと考えています。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_016","order":16,"speaker":"平戸航太","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/16","speech_text":"○平戸航太君　ありがとうございます。\r\n　全体像については私も同じ思いを持っておりますし、私も技術者として働いてきておりまして、日本の国内にその技術的なシーズがあるというところも私も同じ思いでございますので、しっかりとこのプロジェクトが成功するようにこれからも議論を深めていきたいと思います。\r\n　続きまして、フラッグシップ拠点の規模についてお伺いしたいと思います。\r\n　拠点形成の重要性は十分理解しておりますが、事業を成功に導くためには、民間ビジネスで言われる、小さく産んで大きく育てるアジャイルな進め方が不可欠かと考えております。\r\n　衆議院の附帯決議では、当初は令和六年の文部科学省成果報告書で示された案以下の規模から始め、建設費を抑制するとともに、必要に応じ見直すことと明記されております。\r\n　こうした国会の意思を踏まえ、拠点整備については、過度な初期投資に陥ることなく、段階的かつ柔軟に拡張していく方針で進めるべきと考えておりますが、政府としてもこのアジャイルな進め方を基本方針として位置付けているのか、政府参考人にお伺いいたします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_017","order":17,"speaker":"井上諭一","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/17","speech_text":"○政府参考人（井上諭一君）　お答え申し上げます。\r\n　フラッグシップ拠点の整備につきましては、着実かつ早期な整備を図る観点、また、急速な技術動向の変化に対応する観点から、具体的なニーズ等を踏まえて、衆議院の御議論でもありました、柔軟に段階的に規模を拡張していくということは重要な視点であると私ども認識しております。衆議院の附帯決議を踏まえ、しっかりと取り組んでまいる方針でございます。\r\n　一方で、段階的整備を行う場合であっても、段階的に整備した結果として研究者やディープテック事業者にとって使いづらい施設となってはならないと考えておりまして、当初の設計段階から将来的な拡張や機能追加を見据えた全体構想をしっかりと持つことが重要と考えております。\r\n　現在、建築、金融、不動産の専門家に加え、ディープテック分野の研究者や創業者等で構成される有識者会議において施設整備の基本的な方針等について議論いただいておるところでありまして、この国会での御指摘を踏まえた検討をしてまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_018","order":18,"speaker":"平戸航太","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/18","speech_text":"○平戸航太君　ありがとうございます。\r\n　触れていただいたように、この段階的に拡張していくというところが使いづらさにつながらないように、そして柔軟にプロジェクトを見直していくことができるように取組を進めていただけたらと思います。\r\n　続きまして、こちらの法案、衆議院の方で修正されております。我が党の森ようすけ議員も本日出席されておりますが、この点についてお聞きしていきたいと思います。\r\n　先端技術研究成果活用推進機構への土地、施設等の貸付けについて、政府の原案では無償貸付けとされておりましたが、衆議院審議の結果、有償貸付けへと改める修正案が可決されております。この点は、事業の性質や行政財産の扱いに関する重要な変更であり、立法過程における判断の根拠を明確にしておく必要があると考えますが、政府原案から有償貸付けへと変更するに至った理由について、改めて修正提出者でございます森ようすけ衆議院議員にお伺いいたします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_019","order":19,"speaker":"森ようすけ","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・無所属クラブ","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/19","speech_text":"○衆議院議員（森ようすけ君）　お答えいたします。\r\n　委員御案内のとおり、政府原案においては、先端技術研究成果活用推進機構に対する行政財産の貸付けは無償で行うことができることとされておりましたが、無償貸付けの場合、実質的には有償貸付け分を国が負担しているにもかかわらず、その額が予算上明らかにならないこと、そして国民の目が及びにくくなること、このような問題があるというふうに認識をしております。加えて、機構の健全な運営という面から見ても、無償貸付けの場合には、経営上の指標である土地や建物の借入れコストが明らかにならないというような課題もございます。\r\n　このような点を六月十七日の衆議院内閣委員会の質疑において指摘をしたところ、各会派に問題意識を共有いただき、自民、中道、維新、国民民主、チームみらい各党共同提案により、同機構に対する行政財産の貸付けを有償化するという修正を加えたところでございます。これによって、同機構への行政財産の貸付けに当たっては、国有財産法そして財政法等の規定に基づいた適切な有償での貸付料とすることになります。\r\n　以上のとおり、同機構に対する行政財産の貸付けを有償化することによって、機構の健全な経営や国民への予算上の見える化が実現され、より適切な機構運営が可能になるものと考えておりますが、スタートアップの支援は我が国においても欠かせないことでありますので、こうした緊張感の持った機構の運営、経営がなされることによって、我が国のスタートアップが更に発展することを心より期待しているところでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_020","order":20,"speaker":"平戸航太","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/20","speech_text":"○平戸航太君　ありがとうございます。\r\n　緊張感の持った運営ということで、私も非常に大切な変更点かと考えております。そして、事業コストを明確化すること、これは機構の経営ガバナンスと事業運営の緊張感を確保する上で当然の前提かとは思っております。その意味でも、行政財産を機構へ貸し付けるに当たっては、先ほど森衆議院議員にも触れていただきました、国有財産法や財政法等の規定に基づいて適切な貸付料を設定することが不可欠であると考えております。\r\n　政府として、貸付料の具体的な水準をどの程度に想定しているのか、小野田大臣にお伺いいたします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_021","order":21,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/21","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　具体的な貸付料の算出に当たっては、近隣地域内における類似施設の事例を参照にする必要があること、そして関係省庁との協議が必要であること、建物の規模等は検討中であることなどの観点から、現時点でお答えすることは困難でございます。\r\n　また、衆議院での審議では、御党からというか森委員からも、無償ではなく有償で貸し付けた上で、有償で貸した分を国で補填するというような御提案もあったところでございまして、貸付料と補填の在り方についても一体不可分な検討を要するものと考えております。\r\n　いずれにしても、貸付料については、国有財産法や財政法、財務省発出の関連の通達に基づいて、関係省庁と協議の上で適切に設定してまいりたいと考えています。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_022","order":22,"speaker":"平戸航太","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/22","speech_text":"○平戸航太君　ありがとうございます。\r\n　これからということで、国民の皆さんも注目していると思いますので、しっかりと納得のいく説明とともに検討を進めていただけたらと思います。\r\n　衆議院での修正部分に関してはここまでとなりますので、森衆議院議員に関してはここで退席いただいて結構だと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_023","order":23,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/23","speech_text":"○委員長（松下新平君）　修正案提出者衆議院議員森ようすけ君は御退席いただいて結構でございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_024","order":24,"speaker":"平戸航太","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/24","speech_text":"○平戸航太君　ありがとうございます。\r\n　続いて、死の谷について聞いていきたいと思います。\r\n　今国会で取り扱いました宇宙活動法、人工衛星の打ち上げのときにも、私、スタートアップの死の谷ということで、資金不足というところで政府としても伴走支援をしていただきたいというふうな質問とお願いを申し上げたところでございます。\r\n　ただ、衆議院の議論で、このディープテック、この分野における死の谷というものは、単なる資金不足ではなくて、品質保証や量産化など中間プロセスを担う人材が不足している点にあるとの指摘がございました。この指摘に対して政府は支援環境を整えると答弁しておりますが、これ、ビジネスの現場から見れば極めて抽象的であり、中身が見えてこないと、実務に落ちる具体像が見えておりません。\r\n　そこで、新機構におけるこの中間プロセスを支えるため、どのような専門家を配置し、品質保証、量産化、規格適合など実務的な伴走支援を具体的にどのように行っていくのか、政府の具体策についてお伺いいたします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_025","order":25,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/25","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ただいま委員から御指摘がございましたように、死の谷を乗り越えることができない背景そして要因としては、必ずしもこれは資金不足だけということではなく、例えば、事業化のシーズを有する研究者等が必ずしも十分なメンタリング等の支援を受けられないこと、研究者が技術開発に専念する一方で、事業化に向けた経営判断や市場開拓を担う人材が不足し、研究成果を事業につなげる橋渡し機能を担う主体がいないと、こういった声もあるというふうに承知しております。\r\n　そのため、法人における事業化支援プログラムの具体的な設計については、現在本格化しております先行的活動の実施状況等を踏まえながら検討していくことになりますが、その際には、委員御指摘の視点、すなわち各分野の専門家による実質的な伴走支援が機能する、こういった体制の構築を重要な視点として取り組んでまいりたいと考えております。\r\n　具体的に申し上げると、品質保証や量産化、規制対応といった中間プロセスを支援できる専門人材として、例えば製造業の経験者、法務や知財の専門家、あるいは医薬品の分野であれば審査の経験者といった、現場で実践の知そしてネットワークを構築をした専門職的な人材の活用が有効なアプローチの一つであろうというふうに考えておりまして、いずれにいたしましても、ＧＳＣ構想の事業化支援が真に実効性を持つものとなるよう、支援体制の構築に向けた必要な検討、そして運営法人における必要な専門人材の確保に取り組んでまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_026","order":26,"speaker":"平戸航太","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/26","speech_text":"○平戸航太君　ありがとうございます。\r\n　製造業というフレーズも出てきました。私も、ものづくり産業で仕事をしておりまして、まさに日本の企業、この品質保証、量産化、規格適合というところで世界と比較してもかなり優位性があると思います。そことこのスタートアップの掛け合わせがまさに日本の強みになると考えておりますので、専門家のところに是非そういった民間企業の方も交えていただいて、議論を進めていただけたらと思います。\r\n　続いて、機構の自走化と民間資金の呼び込みについてお聞きしたいと思います。\r\n　機構の自走化等について、衆議院の議論で政府は、入居が順調に進めば早期に自立化可能、あるいは情報の公表で参画意欲を醸成すると答弁しております。しかしながら、こういった希望的観測では経営戦略とは呼べないと私は考えております。修正案による有償貸付化で事業コストが明確になり、経営のガバナンスが働くこととなるため、自走化は絶対の義務であるとも考えております。\r\n　具体的に、いつまでにどの程度の海外ＶＣ等の資金を呼び込み自走化を達成するのか、明確なロードマップと戦略をお伺いしたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_027","order":27,"speaker":"井上諭一","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/27","speech_text":"○政府参考人（井上諭一君）　新法人が中長期的に自立的、持続的に運営していくということは、このＧＳＣ構想を一過性の取組に終わらせず、世界最高水準のディープテック分野のイノベーションエコシステムとして定着させる上で極めて重要と認識しております。\r\n　この新法人の基本的な収支構造でございますが、入居者の施設利用に伴う収入を活用して施設管理を、その収入を活用して施設管理を含む一般管理費、これを賄うというのは一つの基本でございます。そして、その上で、会員や企業スポンサー費、協賛金、事業化支援プログラムからの収入、政府からの競争的資金等を活用して研究や事業化支援などの事業費を賄うということを想定してございます。\r\n　今後、この新法人、これが立ち上がりましたら、ここが作成する事業計画や資金計画の中で、施設利用収入、民間資金、スポンサー費、事業化支援収入、競争的資金、海外ＶＣ等との連携方針などを整理し、どの段階でどの程度の収入、資金循環を目指すのか、恐らく、これ法律が整いましたら来年度から立ち上がると思うんですが、立ち上がるまでには一定程度の計画が明確化できるものと考えております。\r\n　国といたしましては、法律に基づき、新法人が作成する予算、事業計画及び資金計画を認可する立場から、新法人の研究開発、事業化支援、人材育成等の業務に支障が生じないか、また中長期的な自立的、持続的運営に向けた実効性ある計画となっているか、これを適切に確認してまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_028","order":28,"speaker":"平戸航太","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/28","speech_text":"○平戸航太君　ありがとうございます。\r\n　中長期的な目線も持って、そして実効性を持った取組となるように進めていただきたいと思います。\r\n　続いて、こういった施設、決して国内にないわけではございません。衆議院の附帯決議でも示されているとおり、本拠点の整備に当たっては、既存の民間アクセラレーターやインキュベーション施設の活動を阻害する、いわゆる民業圧迫を招くことがあってはいけないと考えております。\r\n　また、今回、拠点が恵比寿ということで、その理由はもう一番初めの質問の中でも答弁いただいたところで理解はしておりますが、東京への一極集中を避け、日本全国の地域スタートアップエコシステムと相乗効果を発揮していくことが国家戦略として極めて重要かと考えております。\r\n　本拠点が民間の取組を阻害することなく、そして全国の地域エコシステムと連携して互いに補完し合う仕組みをどのように構築していくのか、具体的な連携策とともに、最後に大臣に決意をお伺いしたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_029","order":29,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/29","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　ＧＳＣ構想は、ディープテック分野におけるスタートアップのエコシステムを我が国に構築する試みでありまして、民間事業者による取組と競合するというよりは、むしろ連携することに主眼を置いた取組となっています。\r\n　具体的には、スタートアップ等に向けて、不足するラボを整備しつつ、民間のインキュベーション施設やラボ等を紹介し、その研究施設、設備の効率的かつ効果的な活用を促すこと、そして、民間のアクセラレーションプログラム等と連携することで、事業化や成長の段階に応じた切れ目のない支援につなげることなどにより、相互に補完し合う関係を構築することを想定しています。\r\n　私自身、スタートアップ支援拠点を運営する民間企業のＣＩＣ、訪問させていただいたんですが、そのときもＧＳＣ構想との連携への期待の声というのを直接聞かせていただきました。\r\n　民間の取組とＧＳＣ構想の十分な連携に向けた取組を進めてまいりたいと考えまして、東京一極集中、日本全国のスタートアップエコシステムや地方におけるスタートアップ振興と連携するということが非常に重要だと思っていまして、これ、具体的にちょっと簡単に、地域の大学等に所属を残しつつ拠点で事業化に向けた活動を行うとか、あとは、一定の成長段階に達したら施設を退去する基準を設定するとか、技術実証や試作ラインの立ち上げのフェーズは拠点都市等と連携しながら当該地域での活動を促すとかなどの取組を検討して、民間だったり地域だったりとしっかり連携をして、相乗効果で盛り上がっていけるように頑張っていきたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_030","order":30,"speaker":"平戸航太","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/30","speech_text":"○平戸航太君　ありがとうございます。\r\n　拠点をつくって終わりではなくて、柔軟に対応しながら、しっかりと芽が出る取組としていきたいと思います。\r\n　時間になりましたので、これで終了します。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_031","order":31,"speaker":"礒崎哲史","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/31","speech_text":"○礒崎哲史君　国民民主党・新緑風会の礒崎哲史です。どうぞよろしくお願いをいたします。\r\n　今回のこの法案は、ＧＳＣ構想のスタートアップ、科学技術をしっかりと生かして、実業させて、それをしっかりと国益にも結び付けていくという大きな流れの中で出てきている、その体制を構築するという法案だというふうに理解をしています。\r\n　日本も、古くからやはり科学技術振興というものは大事だという認識は、これはもう共通の認識だと思いますし、そのために企業を育てていくということも別に今に始まったことではなくて、古くから行われていたことだというふうにも思います。それこそ、そのベンチャー支援みたいなものは九〇年代から始まっていたわけでありまして、そういう認識で国としては取組を重ねてきたんだというふうに承知をしています。ただ一方で、じゃ、それがもう世界に先駆けて順調だったのかというと、そうでもないだろうというのも、ある意味これ共通認識なのかなというふうに思います。\r\n　そういう認識に立って、二〇二二年になりますけれども、当時の岸田政権がスタートアップ育成五か年計画というものを立ち上げて、この間取り組んできたというふうに承知をしています。三本柱を設けたり、あるいは様々な目標値を立てて取り組んできたということでありますけれども、まずは、政府として取り組んでこられましたスタートアップ育成五か年計画の現状におけます振り返りと課題認識について、確認をさせていただきたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_032","order":32,"speaker":"小林浩史","speaker_position":"内閣官房日本成長戦略本部事務局次長","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/32","speech_text":"○政府参考人（小林浩史君）　お答え申し上げます。\r\n　先生御指摘のとおり、政府は二〇二二年にスタートアップ育成五か年計画を策定いたしまして、これ以降、人材・ネットワークの構築、それから資金供給の強化と出口戦略の多様化、さらにはオープンイノベーションの推進、こういった三本柱で官民で連携してスタートアップの創出、育成に取り組んできたところでございます。\r\n　この五か年計画に基づく取組を進めてきた結果、スタートアップの企業数は過去最多の二万五千社となり、五年で約一・五倍に増加しているところでございます。また、時価総額が五百億円以上千五百億円未満というユニコーンの予備軍と言える未上場企業は約三倍になってございますなど、我が国のスタートアップエコシステムというものは着実に発展しつつあるというふうに認識しております。他方で、我が国のユニコーン数ということで申し上げますと八社にとどまっている現状でございまして、スタートアップの成長力を高めることが課題となっていると認識しております。\r\n　こうした課題に対応すべく、本年五月にスタートアップ総力創出パッケージというものを策定いたしまして、スタートアップのスケールアップ、それからディープテックスタートアップの支援、そして地域の経済社会を担うスタートアップの創出、育成という三つの柱を新たに立てまして、五か年計画を抜本的に強化する施策を示してございます。\r\n　今回取りまとめられた施策を着実に実行することにより、ユニコーンに成長する潜在力を有しているディープテックを含めまして、我が国発のスタートアップが主要なプレーヤーの一つとして活躍するような強い経済を実現してまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_033","order":33,"speaker":"礒崎哲史","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/33","speech_text":"○礒崎哲史君　今御説明をいただきました。お手元に資料をお配りをいたしました。これが政府の五か年計画の現状ということで、今御説明いただいた数値もこちらの表には記載がされています。\r\n　今の説明でいくと、スタートアップの企業数そのものはある意味順調というふうに表現をされたかなというふうに思いますが、ユニコーンはということでありました。確かに、右上のところにＫＰＩがあって、ユニコーンの創出数は百社と書いてありますので、その意味でいくと八という数字、まあ予備軍を入れても四十に届かずということですので、なかなかそういう意味でいくと現状厳しいのかなと。\r\n　また、あわせて、先ほどの三本柱の説明の中でも資金供給の強化というお話ありましたけれども、投資額についても、二〇一七年が三千六百億円という投資額になっていたんですが、これが二〇二五年でいくとまだ八千億届いていないんですね。目標値としては十兆円という数字も政府としては掲げていたりするとすると、この点についてもかなり下回っているというふうに言わざるを得ないんだというふうにも思います。\r\n　そういう意味でいくと、じゃ、スタートアップは立ち上がっているけれど、ユニコーンは立ち上がらないのはなぜなんだろうということがまず疑問として頭に浮かび上がってきますので、では、今回の施策、ＧＳＣ構想においてはこういったものがしっかりと取り込まれているのかどうかという点、そしてあわせて、今回、その意味では、スタートアップ全体を底上げするというよりも、逆にディープテックに絞ってきたということになります。\r\n　純粋にスタートアップの底上げだというのも振り返りで導入しながら施策として取り組むのであれば、それはそれで筋も通ると思うんですが、今回、その中であえてディープテックに絞り込んできたということもありますので、二つ目の質問ですけれども、大臣にお伺いしたいと思います。\r\n　では、これまで行ってきたスタートアップ育成五か年計画と今回のＧＳＣ構想の違い、どういった点に特徴があるのか、その点、御説明をいただければと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_034","order":34,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/34","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　スタートアップ育成五か年計画は、スタートアップへの投資額、先生が御指摘いただいた、五年後の二〇二七年度に十兆円規模で、将来においてユニコーンを百社創出し、スタートアップを十万社創出するということを目的として、官民による我が国のスタートアップ育成策の全体像を五か年計画として取りまとめたものでありまして、このＧＳＣ構想の推進についても、同計画の一部に位置付けられております。\r\n　スタートアップ育成五か年計画の推進により、この三年間で我が国のスタートアップ数は大きく増加すると先ほども言いましたけれども、おっしゃるとおり、そのユニコーンを始め規模の大きいスタートアップの創出がまさに今後の課題というふうに我々も認識をしております。\r\n　こうした中で、研究開発、事業化に長い期間や大きな資金を要しハイリスクである一方で、その事業化、社会実装をもし実現できれば社会に大きなインパクトを与え、我が国の経済成長や社会課題の解決に貢献するディープテックを活用したスタートアップ、まさにどうして絞るのかという話でしたが、貢献する可能性があるディープテックを活用したスタートアップはユニコーンに成長する潜在力を有しているというふうに考えておりまして、その重要性が増しているというふうに思っております。他方で、日本の現状では、ディープテックスタートアップに関して、本格的なエコシステムの構築もこれからであるというふうにも認識しています。\r\n　ＧＳＣは、こうした状況を踏まえて、ディープテックに特化して、国内外との結節点として、研究者、スタートアップ、企業、大学、研究機関、投資家、支援者等も含め物理的に拠点に集積させること、そして、拠点において研究開発から事業化、海外展開までの支援を一気通貫で取り組むことを特徴としておりまして、今まで挙げていただいた既存の個別の政策の効果を引き上げる横串のインフラ整備というふうに、エコシステムの構築を促進するという政策的な位置付けや役割を担うものであるというふうに認識しております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_035","order":35,"speaker":"礒崎哲史","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/35","speech_text":"○礒崎哲史君　確かに、大臣の今お話を聞けば、確かにディープテック、より難易度が高いといいますか、技術的な難易度の高さであったり、開発するための時間も必要である、そういうものがしっかりと支援体制として整い、最終的にスタートアップ、さらにはユニコーンというふうにつなぐ、そういうシステムがつくれれば、それが横串で水平展開できるであろうという構想の下にということで理解をいたしました。\r\n　そうすると、まさに、じゃ、これまでスタートアップがなかなかユニコーンに成長しなかったと、そこの真の原因は何なんだというところ、これがきちんと解決できるのかどうかというのが大変重要だというふうに思います。\r\n　先ほど、平戸委員の質問の中でも中間プロセスにおける問題点の指摘がありました。私もまさにそこが課題なのではないかと、そのように考えているところです。\r\n　よく昔から死の谷という言葉も使われてきましたし、それの前後という意味では、魔の川ですとかダーウィンの海という言葉もこの間使われてきました。一言で言えば、基礎研究から市場にしっかりと拡大をしていくこのプロセスの中において、様々なビジネスの難局点、難局があるんだということ、それを言葉で表現したものだというふうに理解をしておりますけれども、先ほど、平戸委員のところでも質疑がありましたけれども、改めて私からも、この事業プロセスにおける難所を乗り越えるための具体的な施策について確認をさせていただきたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_036","order":36,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/36","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　基礎研究の段階から実用化、事業化、事業成長の段階へ移行する過程において、研究開発から事業化への移行に必要な資金の確保が困難となることや、研究開発に長時間を要する中で投資家からの継続的な資金調達が難しくなる分野がディープテックであること、そして、技術の優位性はあっても、事業化、経営に関するノウハウや人材が不足すること、まさに先ほど議論に出ていた中間プロセスのところも含み、といった複合的な課題が重なり合い、多くのスタートアップが御指摘の難所を乗り越えられない状況にあるというのは我々も共通認識でございまして、ＧＳＣ構想では、国内外との結節点として、海外の豊富な資金やネットワークを日本国内に呼び込みつつ、事業化に向けた支援を行い、まさに資金だけでなく事業化に向けた支援を行い、海外市場を見据えた研究開発、事業展開を可能とする環境を構築することを目指しています。\r\n　また、研究開発から事業化、海外展開までの各プロセスの支援については、それぞれの事業分野や成長段階に応じて既存のスタートアップ支援政策や産業政策があるところでありますが、ＧＳＣ構想による横串のインフラ整備を通じて既存施策の各段階を有機的につないでいくことでイノベーションエコシステム全体の相乗効果を高めてまいりたいと考えています。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_037","order":37,"speaker":"礒崎哲史","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/37","speech_text":"○礒崎哲史君　私も技術に携わっていたことがありますので、基礎研究から商品開発に行くまでにもいろいろやっぱり難局があって、商品になる手前の開発段階でも、今度、生産技術というやっぱりそこも難局があって、商品化できたとしても、じゃ、それをどうやって販売していくんだというビジネス的な観点の難局もあって、本当にいろいろな観点の難局があると、そのように思っています。なので、本当にここのプロセスをどういうふうに乗り越えていくかというのが大変重要だと思いますが。\r\n　日本も、例えば産総研、私もこれまで何度か産総研の方に見学に行ったことはありますけれども、まさに産総研で説明されたのは、我々のミッションは、まさにこの死の谷を乗り越える、そこの部分のために我々は汗をかくという御説明も実は視察に行ったときにも伺いました。随分長らく活動はされていますけれども、なかなか、うまくやっぱり、もちろん産総研の皆さんは一生懸命頑張っているので、そこは私自身は評価していますし、結果も出してきていただいているとは思いますけれども、でも、やっぱりユニコーン結び付いていないんですよね。\r\n　だとすると、少し政府の答弁を聞いているときに、今回箱物を造って、一つ屋根の下に、皆さんそこにがっと入るので、その中でイノベーション起きていくだろうというふうな説明のように聞こえてしまうんですけれども、いや、一緒のところにいたから何かすぐ起きるかというと、ちょっとまたそれも違うと思うんです。\r\n　先ほど、平戸委員とのやり取りの中で伴走支援というお話が言葉としてあったんですけれども、具体的に伴走支援って何をされるのかなと。何をどう伴走してくれるんだろうかというところをちょっと深掘りで確認をさせていただきたいんですけれども、もしお考えあれば御答弁いただけますでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_038","order":38,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/38","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　まず、伴走支援についてのお尋ねがございました。\r\n　伴走支援につきましては、今ほど来も多々議論がございましたように、例えば専門家人材、先ほども申し上げました製造業、あるいはその規制に通じている方々、そしてその他、現場を経験した方々、そして事業を起こした経験のある方、そういった多様な人材が寄り添いながら、それぞれのステージごとに適切な助言、そういったものをしていくことによって事業化をスムーズに進展をさせていくということであろうかと思っております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_039","order":39,"speaker":"礒崎哲史","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/39","speech_text":"○礒崎哲史君　これからまさに構築していくということでありますので、今の御答弁、まずそれはそれで受け止めたいと思いますけれども。\r\n　実は、今回のこの質疑作っているときに、ちょうど今週の月曜日になるんですが、白書が出まして、科学技術・イノベーション白書、令和八年度版がちょうど今週の月曜日に発表されまして、文科大臣が御説明をされていまして、その中で、科学技術の開発と社会実装が両輪としてしっかりと両立させていくようにしていくんだということがその中で述べられていました。\r\n　私も、様々な研究者の方と意見交換をしたときに、特に私、国際標準化戦略という、そういう部分をもう七、八年前から課題認識を持って取り組んでいるんですが、まさにそういうものに取り組んでいる方とお話をすると、まさにルール作りって社会実装なんですよね。ところが、その社会実装の研究を大学の中でやろうとしても、ほぼ認められないと、論文についても全く評価されないと、だから結局、評価されないのでやる人がいない、だから社会実装を一生懸命頑張る学生を育てることができないというのは、これは十年近く前に、私、現場のヒアリングやっていて、そうやってお話を言われたところなんです。\r\n　ただ、その後、今回の白書、まさに先日、昨年ノーベル賞を受賞されました坂口教授、それから北川教授のインタビュー記事なんかも載っているんですけれども、坂口教授のインタビュー記事見ましたら、そういう時代が随分変わってきたというふうに書いてあるんですね。坂口教授、今何されているかというと、基礎研究かと思いきや、今スタートアップの支援策やっているというんですよ。私自身が今スタートアップを立ち上げて頑張っているんだというお話をされていました。\r\n　まさに、技術的な観点を持っている人間がスタートアップ、実際に大学時代もスタートアップを立ち上げて、相当な時間そっちに割かれたそうです。基礎研究やっている時間も正直言うとなくなっちゃうぐらい、でも大事だからそれをやったと。だから、自分のこういう経験を次の人たちにやっぱり生かしていきたいから私は今スタートアップ一生懸命やっていますということで、そんなインタビュー記事も書いてありまして、まさに、坂口教授それから北川教授、そしてその周りの皆さんが、今回、ＧＳＣ構想の中で、一つ屋根の下で行われていく今後あろうことを、実際にもう経験されてきているんですよね。\r\n　ですから、まさに、伴走支援、何やっていきますかということを私お伺いをしましたけれども、経験値を持った方たちが日本にはもういらっしゃいます。ただ、もちろん数が足りないと思いますので、海外の知恵、経験を持った方たちというものもどんどんどんどん招いて、あの中でイノベーションができるように私はしていくべきだというふうに思いますので、もう時間が来ましたので、質問は随分残しちゃいましたけれどもこれで終わりとしたいと思いますが、しっかりと取り組んでいただきますことをお願い申し上げまして、終わりたいと思います。\r\n　ありがとうございました。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_040","order":40,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/40","speech_text":"○委員長（松下新平君）　午後一時に再開することとし、休憩いたします。\r\n　　　午後零時五分休憩\r\n　　　　　─────・─────\r\n　　　午後一時開会"},{"speech_id":"122115385X00920260710_041","order":41,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/41","speech_text":"○委員長（松下新平君）　ただいまからデジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会を再開いたします。\r\n　休憩前に引き続き、科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行います。\r\n　質疑のある方は順次御発言願います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_042","order":42,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/42","speech_text":"○広田一君　立憲民主・無所属会派の広田一でございます。どうかよろしくお願いを申し上げます。\r\n　本日は、質疑時間、何と五十五分いただきました。よって、大臣におかれましては、ゆっくりと答弁をしてもらえればなというふうにささやかな要望をしたいというふうに思いますので、どうかよろしくお願いを申し上げます。\r\n　まず、ＧＳＣ構想に関連してお伺いをしたいというふうに思います。\r\n　私は、このＧＳＣ構想を見たときに、特に期待をすることについては、いわゆるライフサイエンス分野、健康寿命の延伸、こういったことに是非とも寄与してもらいたいなというふうに思うところでございます。\r\n　といいますのも、この前の参議院の予算委員会の参考人質疑があったんですけれども、その中で、経済の成長力強化に資する、そのためには、一つは労働、資本、そしてＴＦＰというふうなことでございますけれども、その中でも労働供給力の強化、こういったものは潜在ＧＤＰを中長期的に約一五％押し上げる、こういった可能性が高いというふうに言われております。\r\n　今、我が国の潜在ＧＤＰ、非常に厳しい状態にある中で、これはとてつもない可能性があるのではないかなというふうに思うところでございます。そして、その中で特に押し上げの牽引役というふうに期待されているのが健康寿命の延伸ということでございます。すなわち、働く皆さんが健康になり、労働生産性が上がり、所得も増えて、結果として国も豊かになっていくと、こういうふうな好循環が生まれていく、そういったことに今回のこのＧＳＣ構想が寄与されることを大いに期待をしているところでございます。\r\n　そこで、まず大臣にお伺いをしたいんですけれども、今般のこのＧＳＣ構想の目的、そして目標、これについて御所見をお伺いをしたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_043","order":43,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/43","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　グローバル・スタートアップ・キャンパス構想は、世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブを構築し、ディープテック分野の研究成果を活用した新たな事業の創出、成長発展を促進し、グローバルな社会課題の解決、まさにその健康寿命の延伸もそうだと思いますが、解決と我が国の経済成長を目指すものであります。\r\n　我が国のイノベーションを進めるに当たっては、国内外の多様な主体が密接につながり、新たな価値を共創する基盤が必要でありまして、ＧＳＣ構想の推進により、分野横断的に国内に閉じないイノベーション創出の環境を戦略的に形成してまいりたいというふうに考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_044","order":44,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/44","speech_text":"○広田一君　どうもありがとうございます。\r\n　先般出ました二〇二六のいわゆる骨太の方針の原案の中にも、スタートアップ育成五か年計画、これを抜本的に強化をしましたスタートアップ総力創出パッケージに基づいて、スタートアップの研究開発から事業化、社会実装までを一気通貫で支援をする、中略しますけど、国内外の資金、人材、技術が好循環するグローバルなエコシステムを構築することで、ディープテックを始めとする我が国発のスタートアップの成長を促進し、強い経済の実現につなげる、こういうふうな記載もあるわけでございますので、これは恐らくＧＳＣ構想というものを念頭に置いた記述だろうというふうに思いますので、是非ともこの実現に向けて、まずは大臣のリーダーシップ、大いに期待をしていきたいというふうに思います。\r\n　そこで次に、グローバル・スタートアップ・キャンパス構想の基本方針、これは二四年の八月二十九日に出されたんですけれども、ここにおいて、ＧＳＣ構想は世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブを構築すること、これをミッションとして掲げているわけでありますけれども、ここで言う世界最高水準というのは、具体的にどのような水準を目指されているのか、この点について大臣にお伺いします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_045","order":45,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/45","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　ディープテック分野において、ユニコーンを始めとする規模の大きなスタートアップを創出するためには、どういう世界最高水準というと、やはり米国のシリコンバレーなどのように、世界から人材や資金を呼び込みつつ、多様な主体が相互に連携し、優れた研究成果に基づく新たな事業の創出や成長発展が継続的に生まれる環境、これを形成することが重要でありまして、ＧＳＣ構想ではこのような世界最高水準の環境を構築することを目指しています。ちょっと抽象的ではあるんですが、そういうふうに目指しております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_046","order":46,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/46","speech_text":"○広田一君　済みません、いや、本当に抽象的なわけでございますけれども。\r\n　今回のＧＳＣ構想の場合は、まず社会課題を解決するというふうな観点、そしてそれを支えていくお話もあったんですけれども、エコシステム、これを強靱化をしていくというふうな意味で、やっぱりこの地球規模の課題を解決して市場を独占、牽引する、そういったものは何なのか、その水準は果たしてどういうレベルなのかというふうなことが、私は一つ世界最高水準になるんじゃないかなと思います。\r\n　そして、これもお話あったんですけれども、世界トップクラスの研究機関また投資家が集まる先ほども言いましたエコシステム、これを構築すると同時に、やはり経済安全保障上の観点も非常に大事でございまして、まさしく日本のこのディープテックといったものが他国から必要不可欠とされる、そういった水準を目指していくということが考えられるんですけれども、この点については政府参考人で結構でございますので、何らか御所見があれば、御答弁を願いたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_047","order":47,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/47","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ただいま委員御指摘のあったような視点、地球規模の課題、そして社会経済に大きなインパクトを与えるといったもののほかに、経済安全保障の分野、そういった分野についてもこのＧＳＣの成果を通じて貢献をしていくということは一つの重要なミッションだというふうに考えてございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_048","order":48,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/48","speech_text":"○広田一君　そういう中で、先ほど大臣の方からも御答弁があったように、この世界最高水準というのを、じゃ、具体的に国民の皆さんにどのようにイメージをしてもらうのか。これを可視化し客観性を持つ、そういったことのためには、いわゆるＫＰＩの設定といったものが必要になるんだろうというふうに思うところでございます。\r\n　ただ、これにつきましては、午前中も礒崎理事の方から御指摘あったように、なかなかそれを数字どおり目標を達成するのが難しい現状があるわけでございます。特に、この後質問をしますけれども、ディープテックの分野においてこの世界最高水準のＫＰＩといったものをどのように具体的に設定するのかというのは、私のような素人が考えてもなかなか難しい面があるんじゃないかなというふうにも思うわけであります。\r\n　加えて、これは衆議院でも議論があったんですけれども、余り数字数字というふうなことを掲げると、じゃ、スタートアップの数を幾らにするんだ、ユニコーンの数どうするんだ、しかもこれがディープテック分野でこうなんだということについてなってしまうと、やっぱり数だけを追ってしまうというふうな懸念もあるわけでございます。\r\n　そういった意味で、このＫＰＩ設定の必要性と留意点、この点についてお伺いしたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_049","order":49,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/49","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　今御指摘がありましたように、ＫＰＩ、このＧＳＣ構想の中で設定をするに当たりましては、スタートアップの数だとか投資の規模だとか、いわゆる具体的な数値目標、これのみを設定した場合には、この数を達成するということがどうしても優先をする余り、本来の目的であるスタートアップエコシステム、これの構築という目的に沿わないような形で事業が進められる、そんなおそれもあろうかと思っております。\r\n　したがいまして、ディープテック分野のように特に研究開発に時間を要する分野、ハイリスクでハイリターンである、そんな分野の特性を十分に反映できないおそれもあるというふうに考えております。\r\n　こういったことからも、ＫＰＩにつきましては、現在、先行的活動というものを実施しておりますけれども、海外で実績のある運営支援法人と連携をしながら、どんなＫＰＩ、これを設定したらいいのかということについて検討を行っておるところでございまして、この先行的活動の中における検討結果を踏まえて、適切なＫＰＩというものを設定していきたいというふうに考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_050","order":50,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/50","speech_text":"○広田一君　確かにおっしゃるとおりだというふうに思うところでございます。\r\n　同時に、御答弁の中にございましたように、このディープテックというのは研究開発期間が非常に長いということで、加えてこれを社会実装化するとなったら更に長くなるというふうなことでございます。\r\n　そういうふうなことを考えたときに、世界最高水準という最終目標に向けまして、いつまでに何をどのように達成するのかというふうな観点に立った場合には、やはり中間的な目標といったものを定めていく、これをスケジュール化していく、こういった必要性があるのではないかなというふうに思いますけれども、この点についての御認識をお伺いをしたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_051","order":51,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/51","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ただいま御指摘のありましたスケジュール、マイルストーン的な設定のことでございますけれども、特にディープテック分野、これまでも御説明しておりますとおり、研究成果が出る、あるいはその事業化が出るまでには非常に長期間を要する、しかもハイリスクであるということであることから、当然、事業の計画を立てる中で適切なマイルストーンを設定しながら、進捗、成果の見通し、これを段階的に評価して、機動的にそれを修正する、あるいはより良い方向に持っていくというようなことが不可欠であろうというふうに考えております。\r\n　このマイルストーンの設定に当たっては、研究開発と事業化の経験を有するベンチャーディレクターという職、これを置こうと考えておりまして、このベンチャーディレクターがプロジェクトの評価を担う中で、有望なプロジェクトには支援を集中する、見通しの立たないプロジェクトに対してはその見直しを機動的に行うという、こんな視点が重要であろうかというふうに考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_052","order":52,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/52","speech_text":"○広田一君　ありがとうございます。\r\n　御答弁にございましたベンチャーディレクターについてはちょっとこの後またお伺いをしたいというふうに思いますけれども、いずれにしましても、これは非常に長い時間を要するわけでございますので、国民の皆さんに対する説明責任、そういった観点からも、逆にきめ細かく対応していただければなというふうに思います。\r\n　次に行きたいと思いますが、スタートアップを取り巻く環境についてお伺いをしたいと思います。\r\n　これは、海外からのいわゆるベンチャーキャピタルを呼び込むというふうな意気込みは大変すばらしいなというふうに思いますけれども、現実的には、これも衆議院の方でも議論がございましたし、資料等にもあるんですけれども、米国も中国も、いわゆるスタートアップに対しては国際的な投資といったものが減少しているわけでありますけれども、この要因といったものをどのように分析をされているのか、お伺いしたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_053","order":53,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/53","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ただいま御指摘いただきましたとおり、特に我が国のスタートアップを取り巻く環境は非常に諸外国と比べても厳しいものがございます。ディープテック分野のスタートアップの資金調達、これについては大きく増加しているとは必ずしも言えず、少額にとどまっているというふうに認識をしております。\r\n　この要因といたしまして考えられることとして、一つには、優れた研究シーズはあるものの、研究段階から市場のニーズを十分把握できずに事業化に向けた取組が十分でないこと、ディープテックの創業に必要な経営人材が不足をしているということ、そして、海外のベンチャーキャピタルも含め、海外とのネットワークと十分につながっていないということが一つの要因であろうと考えております。\r\n　ここを乗り越えていくという意味で、このＧＳＣ構想においては、国内外の研究者、スタートアップ、企業、投資家、そして豊富な資金力を有する海外のベンチャーキャピタルも含めた支援者等々が一堂に集うハブを形成して、我が国独自のスタートアップエコシステムを形成するとともに、魅力のある研究環境、事業化支援体制を整備することを通じて我が国に世界から資金を呼び込む、そんな起爆剤にしていきたいというふうに考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_054","order":54,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/54","speech_text":"○広田一君　そういう御答弁を頂戴して今回の法案を眺めさせていただきますと、第七十七条の第三項に、これ、第四十七条第四項に規定する支援事業者に対して、特定先端技術に関する研究開発の成果に係る成果活用事業者の支援を行うと、そのために必要となる資金の貸付け及び出資をすることができるというふうな規定があるわけでございますけれども、これはどのような効果を期待してこのような規定をされたのか、この点についての御説明を頂戴したいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_055","order":55,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/55","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　ただいま御指摘いただきましたこれからできる新しい法人において、ベンチャーキャピタル等の支援事業者に対して、特定先端技術に関する研究開発の成果に係る成果活用事業者、いわゆるスタートアップの支援を行うために必要な資金の貸付けそして出資を行うこととされております。\r\n　この中でベンチャーキャピタルというような支援事業者への間接投資を可能としておるわけでございますけれども、これによりまして、ベンチャーキャピタルそのものでありますとか他の外部の、ほかのベンチャーキャピタル、あるいはその他篤志家も含めて資金の呼び込み、こういったものが円滑に進むことになる、そんなことを私ども期待しております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_056","order":56,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/56","speech_text":"○広田一君　ありがとうございます。\r\n　答弁あったように、この条文というのは、いわゆるベンチャーキャピタルに対する支援、支援事業者、あったように間接投資になるわけでございますけれども、やはり先ほど、なぜスタートアップに対する支援の輪、取組が広がらないかというふうな国内的な現状分析があったわけでございますけれども、そういったとき、また午前中の審議の中で死の谷の話もあったわけでございますが、そうしたことを考えたときに、やはりこのスタートアップに直接的に資金支援していく、こういったことも考えられるんじゃないかなというふうに思うんですけれども、なぜ今回そのようなことができる規定というものがなかったのか、その理由についてお伺いをしたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_057","order":57,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/57","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　スタートアップエコシステムを形成していく上で、非常に重要になってくるのはやはり民間の活動でございます。民間企業が主体になって事業を起こしていく、それをサポートするのも民間の金融機関であり、あるいはそのベンチャーキャピタルのような資金提供をする機関であろうかと思っております。そのエコシステムをつくっていく流れの中で、それにある意味きっかけとなるような、呼び水的な効果を政府が中心となって進めていこう、初期の段階で進めていこうというのがこのＧＳＣ構想でございます。\r\n　したがいまして、本来的にはベンチャーキャピタルからそういったハイリスク・ハイリターンであるディープテックの分野への投資を十分にしていただくことが望ましいわけでございますけれども、少なくとも今エコシステムが我が国で形成されていない段階におきましては、その呼び水として政府もベンチャーキャピタルの後押しをするという意味での間接投資、これが有効であろうかというふうに考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_058","order":58,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/58","speech_text":"○広田一君　確かにそういった観点はあろうかというふうに思うんですけれども、お言葉にございましたように、政府とまた今度の新しい運営法人がいわゆる呼び水、つまりきっかけですよね、そういうことをつくるというふうな意気込みは本当に共有するんですけれども、だとすれば、やはりこのスタートアップに対して直接的な支援を行っていくということもある意味呼び水に資するんじゃないかな、こういうふうに思うんですけれども、どうでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_059","order":59,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/59","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　最終的にこのスタートアップエコシステムができた暁には、まさに民間企業を中心に、民間の方々が中心になってそのシステムを回していくということが本来あるべき姿だというふうに考えておりますので、やはり最初の段階の呼び水としての政府の役割、そして最終的には民間主体となった経済活動、これが進められるようになるというのが私どもの重要な役割であろうかと思っております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_060","order":60,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/60","speech_text":"○広田一君　残念ながら繰り返しの答弁でございましたので、これ以上はお伺いはもうしませんけれども、この呼び水をいかにして今回の新しい運営法人がその役割を果たしていくのか。先ほど冒頭質問したように、国際的にスタートアップに対する投資というものは減少していく中で、それに対していわゆるあらがうように今回日本政府が一発奮起してこういった取組をするわけでございますので、私はスタートアップに対する直接的な資金的な支援というものも今後不断の検討をしてもらいたいなというふうに思うんですけれども、最後にこの点についてお伺いをしたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_061","order":61,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/61","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　このＧＳＣ構想の一番の目的でございますけれども、これはスタートアップのエコシステムをまさに構築することであります。そのエコシステムという日本におけるスタートアップが活動しやすい環境、これを整備していくということでございますので、そこで活動される様々なステークホルダー、プレーヤーの皆さんが円滑に活動していただくということで、現実に直接投資をするプレーヤー、ベンチャーキャピタルを始めとして、そこにはいらっしゃるわけでございますので、そういった方々の活動を後押しするということでこのＧＳＣ構想を進めてまいりたいというふうに思っております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_062","order":62,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/62","speech_text":"○広田一君　分かりました。\r\n　続きまして、その何回も出てきておりますディープテックについてお伺いをしたいと思います。\r\n　そもそも、このディープテックとは一体何なのか、まずその定義について御説明ください。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_063","order":63,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/63","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ただいま御質問のありましたディープテックでございますが、このいわゆるディープテックという用語について、明確な定義が現在あるわけではございません。\r\n　しかしながら、例えば人工知能であるとか、先ほどライフサイエンスの分野、御指摘ありましたけれども、特定の自然科学分野での研究を通じて得られた科学的な発見、こういった発見に基づく技術でありまして、その中でも、研究開発期間が長く、実現するまでには大きな資金を要して、しかも逆にハイリスクである、ただ、その事業化とか社会実装を実現できれば、国あるいは世界全体で取り組むべき経済社会課題の解決そして経済安全保障の確保、そういった形で社会に大きなインパクトを与える、これがディープテックであろうかと私どもは考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_064","order":64,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/64","speech_text":"○広田一君　それでは、御答弁にあったこのディープテックにおけるハイリスクというのは、具体的にどういうことなんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_065","order":65,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/65","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　御説明申し上げます。\r\n　ディープテック分野、ＡＩ、量子、バイオといった、科学的な発見あるいは革新的な技術を基盤とする分野でございます。\r\n　先ほど申し上げましたように、まさにハイリスクと申し上げましたけれども、事業化までに長い期間を要したり、研究開発が期待どおりの成果に結び付かない、こういったことをもってハイリスクというふうに私ども考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_066","order":66,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/66","speech_text":"○広田一君　それでは、確認なんですけれども、このディープテック分野におけるハイリスクというのは、まず、長期間を要するということ、そして多額の費用を要するということ、そして失敗する可能性が高い、つまりは不確実性が高いと、こういったことがディープテックにおけるハイリスクというふうな理解でよろしいんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_067","order":67,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/67","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　御指摘のとおりでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_068","order":68,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/68","speech_text":"○広田一君　そうすると、このディープテック分野において実装化というのを実現するというのは、千のうち一つあればこれは御の字というふうなこれまた理解でよろしいのでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_069","order":69,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/69","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　ハイリスクという以上、社会実装に至るまでの道のりは困難なものがあるというふうに考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_070","order":70,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/70","speech_text":"○広田一君　非常に困難ということで、なかなかこれ、数字を挙げて、千のうち一つだとか万のうち一つだとかというのは言いにくいというふうに思いますけれども、恐らくそれに近いような状況もあるのではないかなというふうに推察をするところでございます。\r\n　そういったことを踏まえまして、本法案を見てみますと、第四十七条第二項で特定先端技術、これが新設されますが、その内容について御説明ください。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_071","order":71,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/71","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　本法案におけます特定先端技術でございますけれども、これは、今御説明を申し上げましたいわゆるディープテックを意味しているところでございます。\r\n　繰り返しになりますけれども、特定の自然科学分野での研究を通じて得られた科学的な発見に基づく技術であって、研究開発期間が長い、ハイリスクである一方で、その事業化、社会実装を実現できれば大きなインパクトを社会経済に与える、こんなものを指しているということでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_072","order":72,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/72","speech_text":"○広田一君　済みませんが、質問の方が、第四十七条第二項でこの特定先端技術というものが定義をされているというふうに思いますので、ちょっとこの点は条文に沿って正確に御答弁を願いたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_073","order":73,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/73","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　四十七条の二項でございます特定先端技術とは、著しい新規性を有する技術又は著しく創造的な分野における技術であって、これらの技術に関する研究開発の成果を実用化し、広く普及させた場合に経済社会の大きな変化を創出する可能性があるものをいうということでございます。\r\n　ここで言っている著しい新規性あるいは著しく創造的な分野というものがまさに実現すれば大きなインパクトを社会経済に与えるものがあるということで、この特定先端技術については、これまで御説明してきましたディープテック、これを表すものというふうに私ども考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_074","order":74,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/74","speech_text":"○広田一君　今、特定先端技術の定義について御説明があったんですけれども、さすれば、このディープテックの特徴である、今まで議論してきたハイリスクな技術であることは、この定義では私は読み取ることが難しいというふうに思いますけれども、御説明願いたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_075","order":75,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/75","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　まさにこの法案にもございます、著しい新規性を有する、あるいは著しく創造的な分野ということからも表されるように、今まで想像もしていなかった技術、あるいは役割やこれから使い道がまだよく分からないような技術、だけど、もしこれをこういうふうに使えれば大きなインパクトがあるということで、成果の段階から実用化までの間の期間が非常にハードルが幾つもあるというような、こんな技術を私ども想定しております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_076","order":76,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/76","speech_text":"○広田一君　ですから、そのハードルがあるということはこの定義からは読み取ることができないんじゃないですか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_077","order":77,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/77","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　後段に書いてございますように、経済社会の大きな変化を創出する可能性ということ、ここを考えれば、非常にそう容易には、大きな変化を生み出すということはそう容易にはいかないのではないかというふうに考えてございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_078","order":78,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/78","speech_text":"○広田一君　どうしてこの質問するかといいますと、今のこの特定先端技術の定義であると、いわゆるディープテックの、御答弁にあるように、非常に可能性の大きさであるとか、つまり、今後のハイリターンのところについては、私はこの定義で十分読めるというふうに思うんです。しかしながら、一方で、特にこの不確実性、つまりは失敗する可能性が高い技術であるんだ、私は逆に、だからこそ、今回こういった新しい運営法人等をつくって、そしてこれを国が支援していく私は意義があるのではないかなというふうに思うからなんです。\r\n　というふうな観点に立ったときに、やはりこの特定先端技術の定義のままであれば、なぜあえて今回、国が前面に立って、そして、いろいろ物議はございますけれども、この認可法人を立ち上げるというふうなところの逆に意義が薄まるのではないかなというふうに思いますので、私はこれはもっとハイリスク等についても明確にした定義というものが必要じゃないかなというふうに思うんですけれども、この点についてはいかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_079","order":79,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/79","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　まさにこの第四十七条の二項にございますように、著しい新規性というところ、これを実現、実際社会に適用可能な段階に至るまでに実装するには相当程度のハードルがあるということは先ほど来申し上げておりますけれども、こういったところでしっかりと目利きをしながらこれを進めていく、その目利き人材の集結、そしてその人材の育成も含めて、最初の段階は国がしっかりとこれを進めていく、それをサポートする体制をつくるというのがこのＧＳＣ構想の重要な役割だというふうに考えてございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_080","order":80,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/80","speech_text":"○広田一君　自分の質問は非常に明確だというふうに思うんです。繰り返しの質問はしませんけれども、やはりこの特定先端技術といったものがなかなかこれ実装ができないかもしれないというふうな場において、私は、しっかりとそのリスクの部分をきちっと明確にすることこそが大事であって、だからこそ国が全面的にバックアップしていくんだというふうな意義と、そこに特性が出てくるのではないかなというふうに思うんです。\r\n　けど、今の御答弁だと、そうじゃなくて、その部分より、非常に社会変革をもたらす著しい新規性等もあるかもしれないけれども、そういったところにちょっと力点が置き過ぎていて、実態をちょっと反映していないんじゃないかなというふうなちょっと危惧をすることは指摘をさせていただきたいなというふうに思います。\r\n　その上で、今、先行的事業につきましては、これはＪＳＴさんが行っているわけでありますけれども、このＪＳＴ法の第二条に規定されている新技術というものがあります。これは、国民経済上重要な科学技術に関する研究及び開発の成果であって、企業化されていないものをいうというふうにこれは定義をされておりますけれども、この新技術と今般の特定先端技術との関係について御説明願います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_081","order":81,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/81","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ＪＳＴ法の第二条におきまして、新技術とは、今御指摘がありましたように、国民経済上重要な科学技術に関する研究及び開発の成果であって、企業化されていないものというふうにされております。\r\n　これに対しまして、私ども、今のＧＳＣの改正法におきまして、特定先端技術につきましては、著しく新規性を有する技術又は著しく創造的な分野における技術であって、これらの技術に関する研究開発成果を実用化し、広く普及させた場合に経済社会の大きな変化を創出する可能性があるものというふうにしてございます。\r\n　したがいまして、新技術、ＪＳＴ法第二条で言う新技術、これは広く研究開発の成果を対象とする概念である一方で、この特定先端技術についてはＧＳＣ構想において重点的に取り組む技術分野を示した、こんな概念であろうかと思っております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_082","order":82,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/82","speech_text":"○広田一君　ということは、確認ですけれども、この特定先端技術というのは新技術の一部というふうな理解でよろしいんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_083","order":83,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/83","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　御指摘のとおりでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_084","order":84,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/84","speech_text":"○広田一君　そうしますと、今回の運営法人は、いわゆるこのＪＳＴ法にございます新技術について、研究開発とか事業化、こういったことに取り組むことはできるんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_085","order":85,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/85","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　ただいま御指摘のありましたＪＳＴでもできるのではないかということでございますけれども、今回のＧＳＣで扱う特定先端技術でございますいわゆるディープテックでございますけれども、ハイリスク・ハイリターンであると。高いリターンを求めるがために、リスクというものも負っていかなければいけない。そのためには、先ほど御説明申し上げましたように、様々な研究開発の工程の段階でマイルストーンを設けながらも機動的に意思決定をしていく、路線を変える、あるいはやめる、あるいはもっと後押しをするといったように、アジャイルな形で路線を変えていく必要があろうかと思っております。\r\n　そのために機動的な意思決定システムが必要だということで、従来の法人ではそういったような組織の設置というものはなかなか難しいのではないかというふうに考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_086","order":86,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/86","speech_text":"○広田一君　今の御答弁はちょっとこの後の質問通告の答弁だというふうに思いますので、今私が聞いたのは、今回のいわゆる運営法人、認可法人においては、これ、ＪＳＴがやることができる新技術については取り組むことができるのかできないのか、この点についてお伺いしたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_087","order":87,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/87","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　一応、ＪＳＴの方でもできると、新技術の方が概念は広いということを先ほど御説明いたしました。したがいまして、できるという回答になろうかと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_088","order":88,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/88","speech_text":"○広田一君　いえいえ、もちろん、ＪＳＴはまさしくこの新技術を担っているところでありますから、それはできるのは当たり前の話なんです。\r\n　私が聞いているのは、運営法人が新技術の分野について取り組むことができるのかできないのか、そういう縛りがあるのかないのか、これについてお聞きをしております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_089","order":89,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/89","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　今回のＧＳＣ構想の中で立ち上げる法人の担う業務の範囲でございますけれども、いわゆる新技術の中の特定先端技術ということでございますので、領域を絞られたこの狭い範囲、まあ狭いと言ってはなんですが、この領域の、特定の領域の中での研究開発、そして事業化に向けた活動を進めるということでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_090","order":90,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/90","speech_text":"○広田一君　そういうふうに非常に制約をされているということであれば、今後実装化していく、この認可法人が実装化していくというふうないった場合に、このディープテックに本当に特化してしまうと、この実装化というふうな面で極めて大きな制約が掛かってくるんじゃないかなというふうに思うんです、今の御答弁だと。けど、やはりそうではなくて、このＪＳＴが行う新技術のところの、全てではないかもしれないけれども、グレーなところ、関連するところあろうかというふうに思いますので、もっとこの適用をやっぱり幅広に考えていかないと、今後の実装化についての制約になってしまうんじゃないでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_091","order":91,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/91","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　まさに御指摘のとおりでございまして、ＪＳＴのみならず、ほかの大学等も含めた研究機関の中で出てきた研究成果、こういったものをこのＧＳＣ構想の中では取り上げていく。当然、ディープテックということになろうかと思いますけれども、ただ、そのディープテックを実装化する上で、周辺技術というものも必要になってきます。その段階では、ほかの研究機関等とも連携をしていくという形でこの事業を進めていく形になろうというふうに考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_092","order":92,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/92","speech_text":"○広田一君　若干ちょっと、御答弁をもう一度ちょっと整理もしてもらいたいというふうに思うんですけれども。\r\n　要するに、今回のこの特定先端技術といったところについて運営法人は行うんだけれども、その周辺のいわゆる新技術については、これは法人の対象になると、こういうふうな理解でよろしいんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_093","order":93,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/93","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　新法人の中で、いわゆる新技術全般を取り扱うということではございません。私どもの新法人で扱うのは、あくまでもディープテックの領域に限った技術、これを実用化するための取組を進めていくということであります。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_094","order":94,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/94","speech_text":"○広田一君　一定整理ができたというふうに思います。\r\n　続きまして、先行的活動についてお伺いをいたします。\r\n　これについては、まず大臣の方に質問したいと思いますけれども、この先行的活動について、グローバル・スタートアップ・キャンパス構想の基本方針、この取組の中で、ＧＳＣ関連施設の開所、運営法人の設立に先立ち、世界から優れた人材、投資を呼び集める呼び水となるよう、最先端の研究活動を先行的かつ効果的に実施をするということでありますが、このＧＳＣ構想における先行的活動の位置付けについて御説明をください。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_095","order":95,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/95","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　まさに委員に今言っていただいたところが位置付けでございまして、繰り返しになってしまうんですけれども、このＧＳＣ構想の基本方針において、運営法人の設立、施設の開所に先立ち、世界から優れた人材、投資を集める呼び水となるような最先端の活動というふうに位置付けられております。\r\n　同じになってしまうんですけど、済みません。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_096","order":96,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/96","speech_text":"○広田一君　その上で、衆議院の議論では、政府の方から、このＧＳＣ構想の実現のためには不可欠なものというふうな御答弁があったんですけれども、大臣もその理解でよろしいんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_097","order":97,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/97","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　はい。そのように理解していただけたらと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_098","order":98,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/98","speech_text":"○広田一君　その上で、お伺いをしたいというふうに思いますけれども、この先行的活動といったものは、国際研究プログラム、これ三年間で二百十億円、事業化支援プログラム、三年で三十億円、人材育成プログラム、三年間で三十億円。これは資料でお配りしているとおりでありますけれども、この三分野を設定した理由について御説明ください。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_099","order":99,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/99","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　今回、先行的活動の国際研究プログラムの中で、この三分野、クライメート、ＡＩロボティクス、ライフサイエンスを含むバイオテックという分野を設定したわけでございますけれども、これはいずれも世界的な社会課題の解決と経済成長の双方に資する可能性が高く、ディープテックとして大きな社会的、経済的インパクトが期待できる、こういう分野でございます。クライメートテックはエネルギー、ＧＸ、そしてＡＩロボティクスは生産性向上や人手不足への対応、バイオテックはこれはまさに健康寿命の延伸でありますとか、創薬、先端医療等に関わる重要な分野でございます。\r\n　このため、先行的活動の中では昨年九月に運営支援法人を選定したわけでございますけれども、この運営支援法人と連携しながら、まずこの三分野における研究開発を支援することとしたものでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_100","order":100,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/100","speech_text":"○広田一君　それぞれプログラムについて御説明があったんですけれども、これ、当面三年間というふうなことでございますが、いわゆるディープテック分野の特徴を踏まえると、このそれぞれの三つのプログラム、先行的活動は何年後に完遂するというふうなめどを持っていらっしゃるのか、この点について御説明を願います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_101","order":101,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/101","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　今まさに先行的活動始まったばかりの段階でございまして、具体的なロードマップ、これにつきましてはこれからの活動の中で作り上げていくということになっております。当然、その三年間の中で最終的な成果は出るわけではございませんので、最終的な事業化でありますとか社会システムの構築でありますとか、そういったゴールを目指したロードマップ的なものを今後作っていくという予定になっております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_102","order":102,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/102","speech_text":"○広田一君　つまり、この先行的活動というのは、新しい認可法人に移管されていくというふうに承知をしているわけでございます。ただ、現時点においては、いつ完遂するかどうかはそれはよく分からないというふうな御答弁だったというふうに思うんです。\r\n　その上で、まずちょっとお伺いしたいんですけれども、そうすると、この先行的活動というのは、先ほど確認したように、非常に必要不可欠なものであると、ＧＳＣ構想を実現するためには、しかも長い期間を要するということであれば、この先行的活動を実施している運営支援法人の役割は、これは極めて大きいものがあるというふうに思うんですけれども、これは、ＪＳＴとか内閣府、どのような基準や手続で選定を行ったんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_103","order":103,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/103","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　運営支援法人の選定でございますけれども、このプログラム全体の運営に係る事項の助言、これを担っておりますステアリングコミッティーという組織が内閣府にございます。その活動の一環として、そのステアリングコミッティーの活動の一環として助言をいただいたところでございまして、助言をいただきながら内閣府が選考したところでございます。\r\n　具体的には、選定の方法でございますけれども、公平性、透明性を確保する観点から、各構成員の評価の平均に基づきまして、そのステアリングコミッティー全体としての助言を行う仕組みとする中で、構成員が特定の応募者と利害関係を有する場合にはその当該応募者の評価には一切関与しない取扱いをするというような措置を講じた上で、最終的に内閣府が選定をしたという形でございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_104","order":104,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/104","speech_text":"○広田一君　そういうふうな経緯があって選定をしたというふうなことでございます。その上で、これが認可法人等に将来的には移管をされるというふうなことでございます。\r\n　実際、指針によっても、先行的活動というのは、運営法人設立後速やかに先行的活動を移管するというふうに言われていると理解をしている、承知をしているところでございますが、そこでお伺いしたいんですけれども、この先行的活動を認可法人に移管する、承継させる、これは法的な根拠といったものは本法律案にどのように規定されているんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_105","order":105,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/105","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　この先行的活動に関しましては、まだ法人がない中で内閣府が行っている、ＪＳＴの基金を使いながら行っているわけでございますけれども、この度の改正法の中で、国際研究につきましては改正法の第七十七条第一号及び第二号、事業化支援は改正法同条、七十七条第六号、人材育成は同七十七条の第七号に位置付けておりまして、この規定に基づきまして、新しい法人におきまして三つのプログラム、これを実施していくということでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_106","order":106,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/106","speech_text":"○広田一君　その第七十七条は項目立てしているんですけれども、これは業務の範囲を規定したものではないんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_107","order":107,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/107","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　御指摘のとおり、業務の範囲を規定したものでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_108","order":108,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/108","speech_text":"○広田一君　業務の範囲を規定したもので、どうして先行的活動の承継といったものが読めるんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_109","order":109,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/109","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　先行的活動を実施していく上で、基金を保有しておりますＪＳＴ、それと今回選定されました運営支援法人との間で契約を締結しているわけでございますけれども、その中で、新法人が設立された暁にはこの移管をするということ、新法人に移管をするということが明記をされてございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_110","order":110,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/110","speech_text":"○広田一君　確かに、内閣府といわゆる運営支援法人との間でそのような契約をするというのはあり得ることだと思いますし、そうでなければならないというふうに思うんですけれども、今私が聞いているのは、そうではなくて、この先行的活動を内閣府とＪＳＴさんが主導してやっているわけであります。しかも、それは非常に長い期間が掛かって、いつ完結するかもまだ分からないということでありますから、これは運営法人の方に移管をされていくというふうなことであります。\r\n　ですから、これだけの、数百億の事業を移管するわけでございます。そうした場合に、やはり何らかの法的根拠がなければならないんじゃないかなというふうに思うところでございますが、この七十七条の規定は、これは認可法人ができる業務の範囲を網羅的に書いたものであって、先行的活動を承継、移管するということができるというふうにはとても読める規定ではないんじゃないでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_111","order":111,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/111","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　今回、新法人ができた暁に今の先行的活動を速やかに移管するということは、新しい組織で柔軟かつ機動的に事業を進めていく上で間違いなくこれは取り組まなければいけない話でありまして、それを担保するために今回の規定で範囲を定めたものでありますし、それを裏打ちするような形で政府としても必要な予算措置をするということを考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_112","order":112,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/112","speech_text":"○広田一君　そうしますと、今回、いわゆるＪＳＴさんの基金を使って先行的活動を行っているわけでございます。\r\n　御承知のとおり、いわゆる基金については国民の皆さんが様々な疑念とか疑問点が指摘をされているわけでございまして、これがどのように使われているのか、今後どうなっていくのかというふうなことについては、しっかりと手続と責任関係、この移転、移管するというプロセスといったものをきちっと明記をしていかないと国民の皆さんの疑念というふうなところには対応することができないんじゃないかなというふうに思いますので、私は、この基金による活動だからこそ、その移管に係る法的な根拠というものは本来明確にすべきではなかったのかなというふうに思いますけれども、この点についての御所見、お伺いします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_113","order":113,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/113","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　法的な位置付けにつきましては、新法人における業務の範囲ということで定義しておりますので、私どもとしては、その新法人がしっかりと業務を遂行できるように、必要な財政的な手当てをしていくということであろうかと思っております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_114","order":114,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/114","speech_text":"○広田一君　そうすると、今後は権利義務の移行が始まっていくというふうに思うんですけれども、これは包括承継なんでしょうか、それとも個別移管なんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_115","order":115,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/115","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　個別に移管するということを考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_116","order":116,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/116","speech_text":"○広田一君　そうすると、非常に事務的に煩雑じゃないでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_117","order":117,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/117","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　事務手続の煩雑さに関して、事務手続の簡素化も含めて、速やかに移行できるように私どもも検討しております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_118","order":118,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/118","speech_text":"○広田一君　済みません、やっぱり個別移管なんですよね。そうすると、先ほど、いわゆる運営支援法人と今内閣府等が契約している、そういったことについて、もう一つ一つやっぱり見直しをしていかないといけないというふうなことになるんだろうというふうに思うわけでございます。そこの事務手続の煩雑さ、負担増といったものが生じてしまうということは、一点指摘をしたいというふうに思います。\r\n　逆に、七十七条の業務範囲でこの移管について担保することができるんだというふうなことであれば、逆に言えば、これ今回の、運営法人が、先行的活動の一部については自分たちは承継しなくてもいいというふうなことができるんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_119","order":119,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/119","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　その点に関しましては、国が必要な承継、仮に承継しないという話というのは私どもないというふうには考えてございます。\r\n　それ以上のことは今申し上げられません。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_120","order":120,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/120","speech_text":"○広田一君　ないというふうに本当に言い切れるんでしょうか。\r\n　だって、ディープテックというのは、先ほど来るる議論してきたとおり、非常にハイリスクであって、それが事業化するのが極めて少ないというふうなことであります。\r\n　今後三年間行うということなんですけれども、その中で、新しい運営法人、認可法人の理事会の皆さんが機動的に、柔軟的に見て、この分野についてはとても承継することができないというふうな判断をするということは、私はあり得ることだというふうに思うし、逆に、そうでなければ、国がそもそもなぜ認可法人をつくるのかというのは、機動性、柔軟性を確保するためだというふうに言いながら、国が全てを規制をしてしまうというのは、私は、矛盾した行動になるのではないでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_121","order":121,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/121","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　現段階の基本的な構造として、先行的活動については五本の契約があるわけでございます。その五つという、それが多いか少ないかは別として、その五本の契約の中で新法人が設立した暁には速やかにこれを移管するということになっておりますので、まずはその規定に沿って進めていくということになろうと思いますけれども、当然、その先行的活動のこれからの状況、そういったものはしっかりと私ども注視していく必要があろうかとは思っております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_122","order":122,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/122","speech_text":"○広田一君　是非、新しくできる運営法人の自主性、これは極めて大事だというふうに思いますので、はなからこの先行的活動については移管をしなければならない、その全てを新しい認可法人が引き継がなければならないというのは、ある意味、この法の趣旨から照らしても余り良くないというふうに思いますので、この点については、まさしく機動的、柔軟的に政府の方も考えていただければなというふうに思います。\r\n　その上で、移管後、この先行的活動について残念ながら結果が出なかったというふうな場合は、その責任といったものは誰が負うんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_123","order":123,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/123","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　先行的活動、統合イノベーション戦略推進会議が定めたＧＳＣ構想の基本方針に基づき、内閣官房が決定した先行的活動の実施方針に基づき取組を進めております。運営法人が設立された際には、その実施主体は運営法人に移ることを想定しているところ、主務大臣の監督の下、適切に業務を継続していくと。\r\n　その上で、このＧＳＣ構想が世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブを構築すると、今日先生はずっとリスクに関しても言っていただいてくれていましたけれども、過去に前例のない挑戦的な取組でありまして、結果を評価する基準等の設定についても、先ほど来申し上げているこの先行的なところの中で海外事例も参考にしながら検討を行っておりまして、何をもって駄目だったらどうするというのが今の時点ではなかなか困難なんですけれども、この事業の進捗に関しては不断に点検することとして、結果が、成果が得られない場合には、その原因を丁寧に分析した上で必要な見直しを行っていきたいというのが今お答えできるところでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_124","order":124,"speaker":"広田一","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/124","speech_text":"○広田一君　やっぱり、このディープテック分野は失敗をするのが当たり前だというふうに思いますので、これ大目に見るという懐の大きい感覚が必要だというふうに思いますが、だけれども、法律に基づいて行うものですので、しっかりと取り組んでいただければなというふうに思います。\r\n　若干、最後の方は厳しい質問になりましたけれども、この法案については賛成しますんで、よろしく申し上げまして、質疑を終了します。\r\n　どうもありがとうございました。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_125","order":125,"speaker":"司隆史","speaker_position":"","speaker_group":"公明党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/125","speech_text":"○司隆史君　公明党の司隆史です。よろしくお願い申し上げます。\r\n　今回の、ＧＳＣ構想ということで、私自身、この構想を見させていただいたときに、私自身が大学院で研究をしていた頃をすごく思い出します。\r\n　私は、遠隔ロボットの共同研究ということで、東京大学また民間の大学と、二〇〇九年ですけれども、当時は４Ｋということで、すごかったんですね、当時は。今はもう８Ｋとか16Ｋとかという大きいモニターを見て手術をするというようなことで、もう本当に進歩が速いわけでございますし、また、スタートアップの共同研究もさせていただく機会がありました。半導体の、これも遠隔で生産をするといったところの部分で関わらせていただいたんですけれども、やはり、その実感を感じると、まさに今日質疑があった部分でございまして、スタートアップも、また研究者も、取り組むスタートの段階では物すごい意欲と夢を描きながらスタートはするんですけれども、やはり、生産であったりとかまた販路の部分、研究開発の部分で、その閉じた世界の中で壁を感じるということをすごく痛感をしておりまして、やはり、あらゆる方々の知恵を結集をする、資金を結集をするというような必要性を本当に実感をしております。\r\n　その意味で、今回、呼び水、またきっかけを大きくつくっていくという今回の構想については本当に期待をしているわけでございますけれども、その上で一つ御質問をまずさせていただきます。\r\n　率直に、私も研究の世界で感じたときに、よく行政から、イノベーション進んでいますんで新しいプロジェクト始まりますよと、もう何度も何度も聞いてきた機会がありまして、ただ、それぞれの現場で、ああ、今回は本当に踏み込んできたなということを感じる機会というのが余りなかったんですね。だから、そういった意味で、今までのイノベーションや、またスタートアップの取組が進まなかった理由をどう総括をし、今回についてはこの部分で取り組むので成功はもうできますということを、是非決意も含めて示していただきたいと思うんですけれども、大臣、いかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_126","order":126,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/126","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　もう今日いろいろ議論になっておりますけれども、我が国においては、これまで様々なスタートアップ支援策を含むイノベーション政策を進めてきたところでありまして、スタートアップへの投資額の増加、大学発スタートアップ数の増加など、一定の進展が得られたと考えております。ただ、今、踏み込んできたなというふうに感じたことがなかったというふうにおっしゃられると、反省点はいろいろあるんだと思います。\r\n　一方で、特にディープテック分野においては、現状においても、優れた研究シーズはあるけれども、研究段階から市場ニーズを十分把握できておらず事業化が実現していないですとか、立地や設備などの条件がいいスタートアップが使用できる研究ラボが不足しているですとか、海外のエコシステムとつながる日本国内のエコシステムが形成されていないことといった課題もあるというふうに認識しておりまして、本構想では、これらの課題を打破すべく、海外のイノベーションエコシステムとの結節点となる研究ラボを含む物理的な拠点を設け、国内外の研究者、スタートアップ、企業、大学、研究機関、投資家、支援者などの関係者が一堂に物理的に集積し、相互に連携しながら、ディープテック分野の研究開発から事業化、海外展開までの支援を一気通貫で行う環境を整備するものであり、ディープテック分野の研究成果を活用した新たな事業の創出、成長発展を促進するエコシステムの形成を実現してまいりたいと。\r\n　今までも、多分、支援があったけれども、それが届いてなかったりとか途中で切れてしまったりというようなことも含み、そのＶＤもいますし、こういったものを使ったらいいんじゃないかとか、こことできるんじゃないかという、そのありとあらゆる中間プロセスや伴走支援を、しっかり横串を刺していくというところを頑張っていきたいなというふうにも思っております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_127","order":127,"speaker":"司隆史","speaker_position":"","speaker_group":"公明党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/127","speech_text":"○司隆史君　ありがとうございます。\r\n　ラボがなかった、そういう場所がなかったというお話があったと思うんですけれども、前半の質疑でもありましたけれども、場所をつくるだけではやはり足りなくて、やはり私は、キーポイントとしては、その伴走の取組であったり、広田委員の方からは直接的な支援ということもあって、もちろん機関を通じて、直接的なものではないという議論はあると思うんですけれども、やはり現場の研究者、また関係機関が実感できる支援というものを、まずスタートする段階で可能な限りスタートしていくことがやっぱり現場の実感にもつながりますし、意欲が結果につながっていくのではないかなというふうに思いますので、くれぐれも箱をつくったというようなところでとどまらないようにお願いをしたいというふうに思います。\r\n　もう一つは、研究者また研究機関の先には、社会実装、今回資料を読ませていただくとすごく夢のある言葉がございまして、世界的社会課題を解決をするということで、私も医療の病院の現場でロボットの研究をしておって、かなり最先端の研究なんですけれども、病院という現場で、いわゆる使える研究というか、どういうふうな最先端のものが使えるかというのを、特にその現場で取り組まさせていただいたこともあって、すぐ課題も見えますし、それをどう乗り越えていくかということも目に見えてくるわけなんですね。\r\n　世界的社会課題を解決する、それを成長のエンジンにつなげるということをうたってはいただいておるんですけれども、ちょっと先行的活動のところの国際研究プログラムを見ると、ＡＩロボット、ライフサイエンスということで、いわゆる技術に対してしっかり進めていきますという基礎的な考え方については分野的に示されているんですけれども、是非、イメージとしては、国会の議論でよくありますけれども、スマート農業であったりとか、また介護のロボットの導入であったりとか、そういった、国民の皆さんに具体的に実感できるようなものをしっかり位置付けて、研究の流れをつくっていただきたいと思うんですけれども、そういう流れはいかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_128","order":128,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/128","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　何と言ったらいいんでしょうか。いろいろ、先行的の中でもクライメートテック、ＡＩロボティクス、ライフサイエンスと、ディープテック自体のその分類がざくっとしているので、じゃ、それが私たちの生活にどう変わるのかというのを国民の皆様に説明するというのはなかなか難しいところではあるんですけれども。\r\n　やはり、具体的な研究テーマを設定するに当たって、今後、研究開発と事業化双方の経験を有して、研究開発の将来性を見極める高い目利き力を備えたベンチャーディレクターが中心的な役割を担って、社会的、経済的インパクト、技術の革新性、事業化、海外展開の可能性等を踏まえて検討していくことになると思いますけれども、そこで、社会に実装するときにこういうふうになるという、その最後のところまでちゃんと目利きができて、それとつなげていって説明をできるような、そういう人材、やっぱり箱だけじゃなく、そこをどういう人材を確保できるかというのが本当に核になると思うので、そういう人材をしっかり探していきたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_129","order":129,"speaker":"司隆史","speaker_position":"","speaker_group":"公明党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/129","speech_text":"○司隆史君　ありがとうございます。\r\n　人材はいるなと僕は思っておりまして、次の質問につながるんですけれども、国内のいわゆる研究基盤というか、地域というのが多数あると思います。\r\n　例えば、神戸であれば神戸医療産業都市を目指して、そういうハブをつくろうというような取組があったりとか、また、私自身が研究しておりました京都のけいはんな都市ですね、ここはＡＩロボット研究ですし。また、先月視察で行かせてもらったのが福島です。福島イノベーション・コースト構想ということで、いわゆる復興、震災復興から、日本を、最先端の防災都市であったりとかエネルギー、いわゆるその福島だからこそできるような研究開発機構をつくっていこうじゃないかということで、進めていく意欲というのは本当に都市都市で始まっておりますし、進んでいるところだと感じております。\r\n　福島については、浪江駅の前に、広大な土地を利用して福島国際研究教育拠点というものを令和十二年に向けてつくろうということで、それぞれでも、新しい研究者、若手の研究者、女性の家庭を持っている研究者も含めて、住環境も整えて新しい拠点をつくろうということも始まっております。\r\n　是非、先ほどＶＤ、ベンチャーディレクターというお話もありましたけれども、こういった国内に、海外もそうですけど、そういう特色のある地域研究機関としっかり密着につながって、またそれを牽引するような、中心に、ＧＳＣ構想が後押しをしていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_130","order":130,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/130","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　御指摘いただきましたとおり、日本各地の研究機関あるいはその拠点といったところの連携を通じて地域のイノベーションというものを創出していくということも重要な視点であろうというふうに認識しております。\r\n　このＧＳＣ構想のフラッグシップ拠点は、ディープテック分野において、国内各地の大学、研究機関あるいは拠点における取組と海外のネットワークをも結び付ける、そういった結節点、ハブとして機能することを想定しております。今御紹介いただきました幾つかの拠点、国内各地で特色ある魅力的な取組が行われておりますし、その中から今後有望なシーズみたいなのも生まれてくるんだというふうに思います。\r\n　既にそういった拠点都市の関係者とも今後の連携については意見交換を行っているところでございまして、今後とも、この地域のスタートアップエコシステム、あるいはその地域におけるスタートアップ振興施策、こういったところともよくよく連携をしながらＧＳＣの構想を進めていきたいというふうに考えてございます。\r\n　具体的に申し上げると、スタートアップ拠点都市などに対しましては、このフラッグシップ拠点、ＧＳＣの拠点の成果やネットワーク、これを定期的に共有する場を設けるとか、あるいは、拠点を運営するに当たっては、地域における大学の研究者の方々は、その大学等の所属も残しつつ拠点で事業化に向けた活動を行っていただくこと、クロスアポイントメントみたいな形を取るのかと想定しておりますけれども、そういった活動を行うということ、で、一定の成長段階に達した後は施設を退去する基準を作る、あるいはその技術の実証とか施策のライン立ち上げのフェーズは、しっかりと拠点都市とも連携しながら当該地域での活動を促していく。\r\n　そんな形で地域との連携を密にしていきたいということを考えておりまして、今スタートして、まさにスタートし始めた先行的活動の中でも、これから国際研究プログラムにおいてはベンチャーディレクターという方を選んでいく予定になっております。この方が革新的研究テーマを設定することになるわけでございますけれども、このベンチャーディレクターが各地域の研究成果、産業課題、社会実装ニーズ、こういったものを把握しながら検討していくことになろうかというふうに思ってございます。\r\n　いずれにいたしましても、このＧＳＣの構想の成果、これが全国各地域のスタートアップエコシステムに対しても広く波及をしながら、それぞれのイノベーション促進、スタートアップ創出につながるような好循環を生み出せるような形を取りたいと思っておりまして、その段階では、地域の方々の意見、要望を踏まえながらこのＧＳＣ拠点の運営に取り組んでまいりたいと思っております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_131","order":131,"speaker":"司隆史","speaker_position":"","speaker_group":"公明党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/131","speech_text":"○司隆史君　ありがとうございます。\r\n　レクで担当者の、今日はいらっしゃらないかな、お話をしていますと、かなり目を輝かせて、このベンチャーディレクター、もうすごい方をお呼びをしておりますということで聞いておりまして、私はすごくその実感、実感というか、そこがうまく回れば、あくまでやっぱり現場、地域は待っております、大きい流れをつくっていただけるのを待っておりまして、そういった人をつないで、またそこに中心となるＧＳＣの構想がしっかり位置付けてくることが本当に形になっていくきっかけではないかなというふうに思います。\r\n　ここでちょっと、受け止めてもらえるか分かりませんけれども、ちょっと提案がございます。\r\n　今回、このフラッグシップ拠点についての言い方としてアンダー・ワン・ルーフ、訳して一つ屋根の下ということで、皆さん知っていますね、済みません、一つ屋根の下ということで、多くの皆さんが物理的に集まってと、これはすごく大事です。私も、いわゆる遠隔でしゃべるよりも会ってお話しする方が大好きなんで、すごく大事な発想なんですけれども、ただ、海外も含めて、また、今言ったようないろんな拠点の方々と気軽にいかにつながるかということを、もっと私は追求をしていただきたいと思っております。\r\n　私自身が研究を携わってきたところが、いわゆる遠隔なんですね。離れた病院で、あたかもその場で手術をしているかのような環境をつくるネットワーク、またコックピットという研究をしていたこともありまして、是非、バーチャル・アンダー・ワン・ルーフというか、どこの場所にいても恵比寿のフラッグ拠点の方々とアクセスができる、そういったものを基盤として整えていただきたいなと思っています。\r\n　ハードとしては、これ既に進んでいる技術、たくさんあります。例えば、クラウドにあるＡＩをあらゆる場所で共有をしたりとか、また遠隔ロボットをそれぞれの拠点でアクセスをしたりとか、またクラウドのいわゆる研究環境をつくるとかですね。\r\n　一番私自身がこだわっているというか、お願いしたいなと思うのは、例えば、こういう円卓の会議の場で、よくアニメとか映画であると思うんですね、ぶおんと、ぶおんとってあれですけど、出席、あらゆる場、その場で一緒に話合いをして、研究開発のミーティングをできるような、いわゆる次世代のテレプレゼンス環境とか、やっぱり、海外にはない、本気でそういったイノベーションハブをつくっていこうじゃないかということの機能の中に、リアルプラスバーチャルというものも是非検討していただきたいなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_132","order":132,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/132","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　御指摘のとおり、ＧＳＣ構想のフラッグシップ拠点は、東京に来られる人だけに恩恵を閉じるものではなくて、国内外の研究者、スタートアップ、企業、大学、研究機関等にも開かれた形で、研究活動、事業化活動の基盤として機能させていくことが重要であります。\r\n　具体的なフラッグシップ拠点の整備の在り方は、何かいろんな、ゼーレのイメージですね、エヴァンゲリオンです、済みません、ああいうようなイメージなのかなと。そこまでできるかどうかというのはちょっとまだ何とも言えないんですけれども、現在、建築や金融、不動産の専門家に加えて、ディープテック分野の研究者や創業者などで構成される有識者会議において、専門的見地から御議論いただいているところです。\r\n　同会議では、今まで、これまでにＡＩ駆動型研究開発プラットフォームや、遠隔利用できる自動化実験装置等の導入を前提とした施設整備の運用ですとか、あと拠点外からも施設機能を利用しやすい制度、施設設計などの重要性が論点として示されてまいりました。\r\n　有識者会議での御議論を踏まえつつ、フラッグシップ拠点整備の基本的方針である基本計画の策定に向け、引き続き拠点に必要な整備と機能について検討してまいりたいと思いますけれども、バーチャル・アンダー・ルーフ、まさに日本語訳だと仮想一つ屋根の下ですかね、会って話すことも、もちろんその中で生まれた研究開発があるんだというのは衆議院の議論の中でもあって、会うことの重要性というのはあるんですけれども、会うというのが、その場、そして今、規模が、最初は二千人規模で考えていたのが九百人規模になってしまうとなると集まれる人の数も当初は減ってしまうのかもしれないと思えば、なるべく広くいろんな人に関わっていただける環境をつくることはバーチャルの中でもできることは模索していきたいというふうに思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_133","order":133,"speaker":"司隆史","speaker_position":"","speaker_group":"公明党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/133","speech_text":"○司隆史君　ありがとうございます。\r\n　是非、エヴァンゲリオン、是非実現をしていただきたいと思うんですけれども。\r\n　本当に、私自身、夢を描くというよりも、実際、本当に、遠隔ロボット手術の研究というのはずっとそうなんですね。離れた場所の方とコミュニケーションを交わしながら、今からロボットを動かしますねと言いながら、どうだこうだという意見を交わしながらさせていただいたという経験もありまして、本当に、単純にネットワークでつながっていますとかではなくて、やはり社会課題を解決しよう、ディープテックを開発しようという思いが、研究者同士、離れた場所であっても、やっぱりつながる環境というものが気軽にあれば本当に成果につながっていくという実感もありますので、是非、有識者会議の内容を注視させていただきたいなと思っております。\r\n　今、ハード面のお話をさせていただいたところなんですけれども、一つ、一問飛ばさせていただいて、女性の研究者というところについても、我が党でも何度も勉強会をしております。\r\n　日本の研究者における女性の割合というのは一七・五％で、ＯＥＣＤの中でも極めて低い状況にあります。様々な委員会で女性の働き方ということは議論はされているわけなんですけれども、やはり、女性の皆様、子育てもそうですし、家庭もそうですし、本当に力ある研究者の方も多数いらっしゃるわけでございまして、やはりこういったイノベーションハブをつくっていこうというふうな大きな流れがあるわけでございまして、是非、例えば住環境も含めて、女性の研究者の方が御家庭も含めて伸び伸びと研究ができるような、そういった環境も是非整えていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_134","order":134,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/134","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　女性研究者の参画ということで御質問いただきました。\r\n　女性のライフイベントと研究活動をどう両立させていくのかということについて配慮するのは当然のことでありますし、また、研究と家庭の両立ということでいえば、これは男女含めて共通の課題だと思っておりまして、しっかりと進めていかなければいけないというふうに思っています。\r\n　その上で、女性研究者も含めて、国内外の優秀な研究者をこの拠点に呼び込んで継続的に研究開発に参画してもらうと。そのためには、給与水準あるいは研究費といったことだけではなく、勤務場所の環境であるとか、本人あるいは御家族を含めた生活環境を整えていくということも重要であるというふうに考えております。\r\n　ＧＳＣ構想の基本方針の中では、住環境、医療、教育エリア等として環境整備も一体的に推進をするというふうに記載をしてございます。こういった中で、研究者が円滑に研究活動に従事できるように、あるいはその必要な受入れ環境の確保をできるように努めることが重要であろうというふうに認識してございますので、こういった環境整備につきましては、今後の有識者の議論、あるいは今現在行っております周辺自治体との協議なども踏まえながら、引き続き検討してまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_135","order":135,"speaker":"司隆史","speaker_position":"","speaker_group":"公明党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/135","speech_text":"○司隆史君　ありがとうございます。\r\n　是非、ハード面、今後の検討ということですけれども、しっかり期待をしていきたいと思います。\r\n　もう一点、説明資料においては、フラッグシップ拠点の概要ということで、先ほどのハード面に加えてソフト面というところの記載も多数ございます。ソフト面についての取組、お伺いできますでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_136","order":136,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/136","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　フラッグシップ拠点では、拠点に参画する各社に対して、ソフト面での支援として、現在先行的活動において実施している国際研究、事業化、人材育成の各プログラムを提供することを想定しております。また、現在実施している先行的活動においては、全国のスタートアップ、企業、大学、研究機関等も対象にしたワークショップ等のイベントも実施しておるところでして、こうした取組の実施状況や成果、そこで得られる課題を踏まえながら、フラッグシップ拠点でのプログラムを具体的に検討、実施していくこととしています。\r\n　グローバル・スタートアップ・キャンパス構想の成果が全国各地域のスタートアップエコシステムにも広く波及し、それぞれのイノベーション促進やスタートアップ創出につながる好循環を生み出せるように、地方や地域の意見や要望も踏まえながらフラッグシップ拠点で実施するプログラムを検討し、そしてそれをソフト面としてちゃんと広げていけるように取り組んでいきたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_137","order":137,"speaker":"司隆史","speaker_position":"","speaker_group":"公明党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/137","speech_text":"○司隆史君　ありがとうございます。\r\n　そういった成果の共有であったりとか、そういった場をどんどんつくっていくということなんですけれども、冒頭から私申し上げているとおり、くれぐれも研究者や研究機関にも、そういう場所はあるんで自由にやってくださいねではなくて、やはり目指すところの逆算をしながら、国も含めてしっかり参画をしていただきながら、実のあるそういったソフト面の取組も進めていただきたいなというふうに思いますので、よろしくお願いします。\r\n　最後、改めて、今日私が申し上げたところは、研究者目線、また人材目線で具体的にそれをどうフラッグシップ拠点で形にしていくかということを幾つか提案も含めてお伺いをさせていただいたわけですけれども、改めて、冒頭申し上げたように、もう今までの絵に描いた餅じゃないですけれども、大きい話であればあるほど夢はあるんですけど、そこをしっかりと本当に現場の研究者、研究機関の方々に実感あるものにしていかなければ本当に意味がないと。もう、これがやはり失敗してしまうと海外にやっぱり先を越されてしまうような、もう最後のチャンスではないかというふうな思いでもありまして、最後に改めて大臣の決意をお伺いをさせていただきたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_138","order":138,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/138","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　ＧＳＣ構想は、我が国において世界最高水準のディープテック分野のイノベーションエコシステムを構築し、御指摘のような国内外の研究者、スタートアップ、企業、投資家、支援者等が一堂に集うハブを形成する、過去に前例のない挑戦的な取組でございます。\r\n　挑戦しない国に未来はございません。政府としては、ＧＳＣ構想を通じて、挑戦する人と挑戦を支える人が一堂に集い、世界から尊敬されるディープテックイノベーションの拠点を日本に実現できるように、強い決意を持って取り組んでまいりたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_139","order":139,"speaker":"司隆史","speaker_position":"","speaker_group":"公明党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/139","speech_text":"○司隆史君　ありがとうございます。\r\n　最後に、胸に響いたお言葉を僕も言わせてください。挑戦しない国に未来はない。\r\n　以上です。ありがとうございました。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_140","order":140,"speaker":"上野ほたる","speaker_position":"","speaker_group":"日本維新の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/140","speech_text":"○上野ほたる君　日本維新の会の上野ほたるでございます。\r\n　本日も質問の機会いただきまして、誠にありがとうございます。\r\n　十五分間だけなので、早速ですが質問に入らせていただきます。\r\n　今回のこのグローバル・スタートアップ・キャンパス構想は、これからの日本のイノベーションを牽引する大変すばらしいものとして期待をしているところでございます。しかしながら、一部、機能としてはもう既にあるような機能も散見されるのかなというところで、改めていろいろとお聞きできればというふうに思っております。\r\n　例えばなんですけれども、スタートアップ支援の枠組みであったりとか投資家とのマッチングをする場というのは、もう既に一定度民間もあるわけなんですけれども、今回、新しく大きく国費を投じて拠点をわざわざつくるわけです。これまでの仕組みと何が違ってどんな新しい価値が創造されるのかということをやはり明確にしていくことが必要だというふうに思っております。\r\n　そこで、既存のスタートアップ支援策がある中で、今回あえてこのＧＳＣに民間資金とスタートアップのマッチング機能を持たせる必要性について、参考人の方からお伺いしたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_141","order":141,"speaker":"井上諭一","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/141","speech_text":"○政府参考人（井上諭一君）　お答えいたします。\r\n　もう委員御指摘のとおり、今、日本各地で様々な民間資金とスタートアップのマッチング機能を含むスタートアップ支援の取組が行われております。\r\n　本構想では、海外のイノベーションエコシステムとの結節点として、例えばほかの拠点都市とのネットワークイベントなどを通じて海外展開の支援につなげることなどの取組、想定しております。\r\n　まとめて言いますと、この構想は既存の施策との重複ということではなく、既存施策を支える土壌として既存の個別の政策の効果を引き上げる横串のインフラを整備するというものでございます。\r\n　このような取組を通じて、この拠点が国内外のハブとして機能し、我が国全体にグローバル水準のイノベーションエコシステムをつくり上げる、こういった取組と考えてございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_142","order":142,"speaker":"上野ほたる","speaker_position":"","speaker_group":"日本維新の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/142","speech_text":"○上野ほたる君　ありがとうございます。\r\n　支える土壌というのは本当に重要かなというふうに思うんですけれども、ただ一方で既に先行しているような地域拠点などもありますので、今回の新拠点とその地域拠点との間でどのように循環であったりとか連携をつくっていかれるのかということもお答えください。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_143","order":143,"speaker":"井上諭一","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/143","speech_text":"○政府参考人（井上諭一君）　御指摘のとおり、この地方拠点との循環を、これを生み出していくこと、非常に重要でございます。\r\n　このＧＳＣ構想のフラッグシップ拠点は、ディープテック分野において、国内各地の大学、研究機関、拠点等における取組と海外のネットワークを結び付ける結節点として機能することを想定してございます。地域のスタートアップエコシステムや地方におけるスタートアップ振興施策ともきっちりと連携をしながら進めてまいります。\r\n　具体的に申しますと、スタートアップの拠点都市等に対して、フラッグシップ拠点の成果やネットワーク等を定期的に共有する場を設けるとともに、この拠点の運営に当たりましては、先ほども御議論ございましたけれども、地域の大学等の所属も残しつつ、拠点では事業化に向けた活動を行う、また、一定の成長段階に達した後は、きちんとまた、これ、いろんな人の入替えが大事だと思っておりますので、施設を退去するという基準をきちんと設定をする、また、技術実証や試作ラインの立ち上げ等のフェーズにおいては、むしろ地方の拠点都市等と連携して当該地域での活動を促していくといった取組を考えてございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_144","order":144,"speaker":"上野ほたる","speaker_position":"","speaker_group":"日本維新の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/144","speech_text":"○上野ほたる君　午前中も、広島ですとか、いろんなもう既に拠点があるというお話もありまして、例えば、関西でいえば大阪であったりとか、九州も各地域であると思いますし、私も地元が富山県、北陸の真ん中なんですけれども、やっぱりこういった地方に元気がないと日本全体が脆弱になってしまうという思いを強く持っております。\r\n　ちなみになんですが、来年七月には富山県で宇宙技術および科学の国際シンポジウムが開かれる予定でして、富山県では大変盛り上がっているんですけれども、こうしたこういうイノベーションの起爆剤になるような施設というのは、本来であれば、私は地方に造って地域の活性化につなげていくという選択肢があったんではないかなというふうに思っております。\r\n　国有地を今回活用するということで、一定度、利便性であったりとかというのは十分理解はするんですけれども、そこで改めて、地方への設置の可能性というのは御検討されたのかということと、また、東京に決定した具体的なプロセスと理由を改めてお聞かせください。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_145","order":145,"speaker":"井上諭一","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/145","speech_text":"○政府参考人（井上諭一君）　今回のＧＳＣ構想は、我が国に世界最高水準のディープテック分野のイノベーションエコシステムを構築しようというものでございます。そして、そのフラッグシップ拠点は我が国のエコシステムと世界のエコシステムをつなぐハブとなるものと考えてございます。\r\n　このような拠点の目的に鑑みまして、立地につきましては、投資家や企業、大学などイノベーション創出に関わる多様な主体が集積し、スタートアップ創出の素地が整っている都市部へのアクセスが容易なこと、また、国際的な認知度が高く、また空港からのアクセスが容易であり、国内外の人材を集めやすいことなどの条件を満たす必要があると考え、検討を進めてまいりました。\r\n　このような観点を含めまして、この事業自体が非常に困難で、成功させるためにハードルが高いものですから、その成功の確率が最も高い場所として総合的に勘案した結果、東京都の国有地を活用することが適切と判断いたしました。\r\n　委員御指摘のとおり、東京以外の日本各地でもイノベーションエコシステム形成に向けた様々な取組が行われておりまして、この構想は、この拠点が国内外の結節点として、これら各地の大学、研究機関や支援拠点等の取組と連携を通じて、東京のみならず日本全体のイノベーションエコシステムの強化につなげるものであり、この東京に立地をするということに至った次第でございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_146","order":146,"speaker":"上野ほたる","speaker_position":"","speaker_group":"日本維新の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/146","speech_text":"○上野ほたる君　東京一極集中というのはやっぱり是正をしていく必要性もあると思いますし、こうした地域の交流をすることによっていろんな循環が生まれるということも改めて期待しているところでございます。\r\n　今回のＧＳＣ構想につきましては、物すごく日本の未来の成長を左右する大変重要な事業じゃないかなというふうに夢も感じているところでもございます。だからこそ、今回の拠点については是非とも、建設物を建ててそこで終わるのではなく、しっかりと運用していただいて、経済成長の、日本がどんどん大きくなっていけるようなエンジンになってほしいというふうに心から願っているところでもございます。\r\n　そういった意味では、この新しい拠点をつくる以上、そこに何を期待していて、その目的を明確にしていくことが重要だというふうに思っております。そこで、目に見える形でやはり達成目標を設定しておかないと、その後の評価というものもしにくくなるというふうに考えております。\r\n　この拠点にどんなことを期待して、どんな機能を持たせて、数値目標の設定をどのようにされるのか、是非大臣の方から熱い思い聞かせていただけたらと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_147","order":147,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/147","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　ＧＳＣ構想は、国内外の研究者、スタートアップ、企業、大学、研究機関、投資家、支援者などの関係者が一堂に物理的に集積し、相互に連携しながら、ディープテック分野の研究開発から事業化、海外展開まで一気通貫で行う環境を整備すること、これを目的としておりまして、ＫＰＩの設定に当たっては、こうした環境の形成をどのように評価していくのかという観点が非常に重要になります。\r\n　一方で、今日も議論に出ていますけれども、数値目標のみを設定した場合、その達成を優先する余り、本構想の目的に沿わない形で、とにかくスタートアップの件数増やせばいいとか、そんなふうになってしまうおそれですとか、あと、ディープテック分野のように研究開発に時間を要する分野の特性を十分に反映できないといったおそれが出てきてしまうという点も考えなくてはいけないなと思っています。\r\n　現在実施している先行的活動の中で、海外で実績のある運営支援法人と連携をして、数値目標の設定の在り方も含めてＫＰＩの設定等について検討を行っているところでありまして、その結果を踏まえて適切に考えてまいりたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_148","order":148,"speaker":"上野ほたる","speaker_position":"","speaker_group":"日本維新の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/148","speech_text":"○上野ほたる君　大臣、ありがとうございます。\r\n　本当に、スタートアップ企業の実質的な数だけを追い求めて、余りにも中身が伴わないというふうにならないように、是非しっかり運用状況を見定めていただければというふうに思います。\r\n　済みません、ちょっと二項目、大項目の二を抜かさせていただきまして、三番目に入りたいと思います。\r\n　世界中で今こうした優秀な人材についてはもう本当に争奪戦が激しくなっておりまして、現状では日本の雇用条件は海外と比べるとかなり厳しい状況にあるというふうに思っています。こうしたやはり場所をつくって、せっかく、トップクラスの研究者の方を日本に呼び込まないとどうしても前に進まないような中身があるんじゃないかなと思いますので、こうした研究環境の魅力であったりとか生活環境サポートだけではなく、給与や待遇といったやはり条件面も国際的な水準に見合ったものを一定度示さなければ、選んでもらうのは難しいんじゃないかなということを懸念しているところです。\r\n　そこで、今回、この優秀な研究者の方を呼び込むために、呼び込んで人材を確保するためのこうした報酬であったりとか雇用条件の改善について、現在の検討の方向性についてお聞かせください。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_149","order":149,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/149","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ＧＳＣ構想の運営法人におきましては、研究開発、事業化、グローバルなネットワークへの接続といった様々な分野の知見や経験を有する国内外の優秀な人材を確保していくこと、これが重要でございます。\r\n　こういった国内外の優秀な人材を呼び込むためには、国際標準と比較してもこの法人における待遇が魅力あるものとなるように柔軟な対応をすることが必要であると認識しておりまして、具体的には、この給与水準はさりながら、研究費、研究設備、共同研究機関、支援体制といった全体として魅力のある条件を整備するということ、それとともに、定款あるいはその各種規程の中で柔軟な対応が可能となるような検討を今後してまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_150","order":150,"speaker":"上野ほたる","speaker_position":"","speaker_group":"日本維新の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/150","speech_text":"○上野ほたる君　是非前向きに取り組んでいただければというふうに思います。\r\n　次、ちょっと大臣の方にお伺いしたいんですけれども、こうした海外とどうしても交流をして研究を進めていくということは、本当に知識であったりとかいろんな経験値であったりとか、すごくいい面がある一方で、研究者の方が例えば海外に戻られたりですとか、改めて別の研究をするために転出をされたりということも起こり得るものになると思うんです。そうしたときに、せっかく日本で得た研究の知見であったりとか技術情報であったりとか、これが他国に渡ってしまうという言い方はあれなんですけれども、リスクがある程度、一定度出てくるのではないかということを懸念しているわけです。\r\n　特に、比較的友好的な関係性があるような外交上のところに関しては仲よくできるのではないかなと思うんですけれども、やはり友好的ではないようなところも一定度おられるわけでして、そうした観点では、契約であったりとか制度面であったりとかがすごく重要になってくるのではないかというふうに思っております。\r\n　こうした知識であったりとか情報の流出を防ぐための方針と具体的な対策について、是非大臣の方からお聞かせいただければと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_151","order":151,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/151","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　世界最高水準のイノベーションエコシステムを形成していくためには、多様な人材や知識、資金が循環する環境を整備することが必要でありますが、同時に、人材や知財の他国への流出防止の観点も非常に重要になっていると認識しております。\r\n　ＧＳＣ構想においては、国内外の研究者、スタートアップ、企業、大学、研究機関、投資家、支援者などが一堂に集積するフラッグシップ拠点を整備することでこのハブを構築するというふうに言っているんですが、その際、我が国の優秀な人材がいたずらに海外に流出することを防ぐために、国際的な水準も踏まえた魅力ある環境を整備するとともに、処遇の在り方についても、先ほど答弁したように、柔軟な対応が可能となるように検討してまいりたいと考えています。\r\n　また、ＧＳＣ構想の下で創出された重要技術であったり特許が海外に流出することがないように、昨年十二月に内閣府において策定した研究セキュリティの確保に関する取組のための手順書、これらを活用し適切な管理に取り組むことに加えて、今後、知財の帰属であったりライセンス条件を含む知的財産マネジメントに関する基本方針を策定して、海外の参画者に対しても同方針を遵守させるとともに、運営法人においてもこれらを適切に実現するための体制整備を進めてまいりたいと考えております。\r\n　友好国かそうでないかだけではなく、そこでちゃんとした研究をしたことがどこかに流れてしまうと思ったら研究する方も安心して研究できませんので、そこはしっかりと取り組んでまいりたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_152","order":152,"speaker":"上野ほたる","speaker_position":"","speaker_group":"日本維新の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/152","speech_text":"○上野ほたる君　ありがとうございます。\r\n　この後、ちょっと知財権のことを具体的に聞こうと思っていたんですけれども、時間が参りましたので。\r\n　ありがとうございます。大臣から、しっかり、是非日本の国力がより一層底上げできるように、またどうぞよろしくお願いいたします。\r\n　ありがとうございました。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_153","order":153,"speaker":"岩本麻奈","speaker_position":"","speaker_group":"参政党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/153","speech_text":"○岩本麻奈君　参政党の岩本麻奈です。\r\n　まず、そもそも論として一つ申し上げたいことがあります。\r\n　私自身も、また参政党としても、この令和のＡＩ時代に、政府主導で何年か先にでき上がるという巨大な箱物を整備するという発想自体は極めて慎重であるべきだと考えております。研究投資やスタートアップ支援の重要性を否定するものではございません。むしろ、ＡＩ時代だからこそ、我が国は研究投資を強化すべきだと考えております。しかし、その手段が本当に今この形でいいのかというのをちょっと問わせていただきたいと思います。\r\n　今回、この巨額な国費を投じて施設を整備する以上、それが本当に日本の研究力、経済競争力、そして国益に資するのか、既存制度や民間の取組と比べて本当に最適な手段なのか、そこを確認する必要があると思います。本日は、その視点からお伺いします。\r\n　我が国における海外研究者の誘致、定着に関わる制度としては、世界トップレベル研究拠点プログラム、いわゆるＷＰＩやＯＩＳＴのように、国際的研究環境を前提とした研究機関が既に挙げられております。また、国際卓越研究大学制度や十兆円規模の大学ファンドも、世界最高水準の研究大学を形成し、結果として優秀な海外研究者を呼び込むための基礎整備策と位置付けられております。\r\n　ＧＳＣ構想、今回のＧＳＣ構想ですね、これは対象を海外人材に限定するものではございませんが、制度趣旨としては、国内外の研究者、起業家、投資家を集め、中でも特に世界から優れた人材を、あと投資を日本に呼び込むことを強く意識した構想だと理解しております。その中でやっぱり気になるのが、既存施設とその数少ない世界の最高水準の人材の取り合いにならないかということをちょっと懸念しております。\r\n　そこで、最初に大臣にお伺いします。\r\n　このＧＳＣは、研究者誘致という面ではＷＰＩやＯＩＳＴの延長線上にある構想なのか、それとも、研究成果や事業化、スタートアップ創出に重点を置く、これまでとはかなり異なる制度なのか、既存制度との役割分担をどのように整理しているのでしょうか。また、このＧＳＣでなければ実現できない機能というのは、その特徴ですね、具体的にどんなものか、お答えください。また、ＷＰＩ、ＯＩＳＴ、国際卓越教育大学、大学ファンドなど既存制度の成果や課題を、今までどうだったかということを十分に検証した上で今回のＧＳＣ構想を進めているのでしょうか、その認識をお伺いしたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_154","order":154,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/154","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　ＧＳＣ構想は、研究開発から事業化支援、海外展開までを一気通貫で行う環境を整備することによって、ディープテック分野の研究成果を活用した新たな事業の創出、成長発展を促進し、我が国の経済成長を実現することを目指す全く新しい取組でございまして、既存の研究機関等の取組の延長線上にあるものではないというふうに考えております。\r\n　役割分担ということもありましたが、本構想はディープテックに関する国内外の多様な関係者が一堂に集うエコシステムのハブを、これを日本国内につくり上げ、御指摘の既存の機関などとも連携をして今までの個別政策の効果を引き上げる横串のインフラ整備をするものでありまして、エコシステムの構築を促進するという政策的な位置付けや役割を担うものであると考えています。\r\n　御指摘のＷＰＩ、ＯＩＳＴ、国際卓越研究大学、大学ファンドなどの取組は、それぞれの政策目的に照らした一定の成果を上げているものというふうに承知をしておりますが、ＧＳＣ拠点においては、既存制度から生み出される研究成果、これを事業化に結び付けて、優秀な研究人材に対してイノベーション創出の観点から求められる能力を備えさせ、そして、これらを世界の資金や人材と結び付ける等の取組も行うところでありまして、既存制度との相乗効果、これを生むものであるというふうに考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_155","order":155,"speaker":"岩本麻奈","speaker_position":"","speaker_group":"参政党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/155","speech_text":"○岩本麻奈君　ありがとうございます。\r\n　ＧＳＣは横串機能というのを、私も御説明は聞いておりました。私も、その横串というのは必要だと思っております。しかし、横串とは、これからの時代は多分、制度やネットワークの話ではないのかなとも思っております。\r\n　この横串機能を実現するために、やはりかなりの規模の物理的な施設というのが本当に必要なのか、デジタル基盤とかＡＩネットワークでは実現できない理由は何かというのをちょっと考えております。最近は、やはりＡＩエージェントが研究者同士を結び、ＧＰＵや研究クラウドが全国の大学をつないでいる時代です。この横串を実現するために新たな巨大施設が必要なのは、やはり腑に落ちないところがあります。\r\n　あと、もう先ほどから出ておりました死の谷ですね、研究の後の実装化が難しいという。これを越えるために必要なのは、私は、やはり人を単に一か所に集めるということではなく、今は情報化の時代ですから、研究資金、規制、市場、知財をつなぐやっぱりインフォメーション、ＧＳＣが横串というならば、その本質は建物というよりもこの情報のネットワークではないかなと思っております。\r\n　次の質問に参ります。\r\n　政府は、このＧＳＣ構想について、世界中の優れた研究者や起業家、投資家を呼び込み、国際頭脳循環を加速する拠点であると説明しておられます。しかし、国費を投じて研究環境を整備する以上、海外の研究者や投資家が日本で活動すること自体が目的ということではないと思います。重要なのは、その成果が日本にしっかりと残り、日本の研究力や経済競争力、国益の向上につながることであると思います。\r\n　そこで、大臣にお伺いします。\r\n　ＧＳＣ構想により、世界から優れた人材や投資を呼び込み、国際頭脳循環を加速することで、政府はどのような成果を日本に残すことを目指しているのでしょうか。日本人研究者の育成、日本企業との共同研究、知的財産の創出、日本の産業競争力の向上につながることまでを目指しておられますでしょうか。ＧＳＣ構想において、研究成果や知的財産を日本にしっかりと還元する仕組みというのはどのように確保するのか、お考えを伺いたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_156","order":156,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/156","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　ＧＳＣ構想は、国内外から優れた人材や投資を呼び込み、科学技術の成果を活用した新たな事業の創出、経済の成長発展を促進するような世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブを構築することを目的としております。\r\n　今、さっき、実際に会わなくてもという、バーチャル・アンダー・ルーフというのもすてきだとは思うんですけれども、実際に衆議院の議論でもあったのが、その研究の話をしようというオンラインのミーティングではなく、たまたま会ったバーで飲んでいたらそのフュージョンが生まれて、そこで新しい技術ができたという、そのたまたまの場も、民間がやっているＣＩＣにも私も行かせていただいたんですけど、会って偶然の出会いから生まれるイノベーションというのはすごいものがあるというふうにおっしゃっているので、そこも重要だと思いつつ、こうしたエコシステムを形成することで、我が国の人材育成や知的財産の創出、産業競争力の向上につなげて、我が国の経済成長の実現を目指しております。\r\n　また、本構想から生まれた研究成果や知的財産について、これ御心配ということですけれども、国富の最大化という観点から、知財の帰属、そしてライセンス条件を含めて、ＧＳＣ構想における知的財産マネジメントに関する基本方針を策定し、海外の参画者に対しても同方針を遵守させるとともに、新たに設立する運営法人においても、これらを適切に実現するための体制整備、行っていく予定です。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_157","order":157,"speaker":"岩本麻奈","speaker_position":"","speaker_group":"参政党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/157","speech_text":"○岩本麻奈君　御答弁ありがとうございます。\r\n　ただ、やはり国民としてちょっと安心できないところもございます。やはり、技術力というか、今デジタル力も全然下になってしまいましたし、どうしても、大学のいろいろランキングとかも、ちょっと昔に比べるとというのはございます。それで、しかもやはり、私の今手元にある運営支援法人の一覧とかを見ると、もうほぼほぼ全部海外企業や海外との関係が深い法人が多く参画しております。\r\n　もちろん、国際連携そのものを否定するものではございません。また、海外の優秀な研究者や投資家の善意を疑うということでもございません。ただし、やはり国家プロジェクトである以上、個々の参加者の善意や理念に依存するのではなく、日本の国費で整備した研究環境から生まれた成果がしっかりと国益として残るという何かしらの担保、そういった制度設計が必要であると思っております。\r\n　また、これまでの外国人研究者誘致や国際研究拠点に関する政策についても、必ずしも成果が出ていると言い切れない事実や指摘があると思います。この辺の検証をしっかりしていただき、是非日本の国益につながるものをしっかり約束していただければとは思っております。\r\n　次に、私は、実は事務所にもこの場所、予定地が近いので、二度行ってまいりました。その辺周辺をちょっと現地視察してまいりました。この予定地なんですけれども、防衛研究所跡地及び公安調査庁研修所跡地とされ、防衛装備庁艦艇装備研究所に隣接する国有地です。この一帯なんですが、実は歴史的には、明治時代は火薬製造所、戦前は海軍技術研究所、戦後は英連合軍の恵比寿キャンプという、非常に関係の深い土地であり、現在も防衛関連施設に隣接しているのは皆さん御存じのとおりだと思います。また、過去に鉛や水銀に係る土壌汚染対策が行われ、指定解除されたのが令和七年の一月、割と最近なんです。\r\n　私は、法令上必要な手続が終わられたことを否定することでもないんです。ただ、この法令上問題がないことと国家プロジェクトの最適地であるのかということはまた別問題かなと思っております。実際、現地を歩くと、非常に高低差が大きく、擁壁が多く、ちょっと閉鎖的というかクローズドな空間で、長い地歴を持つ特殊な土地であることはよく分かります。一方で、この土地は都心の一等地で、国有財産として極めて高い価値を有しておるのも分かっております。だからこそ、この土地を売却や他用途ではなくこのＧＳＣフラッグシップ拠点として活用することが国有財産の活用として最も合理的であると判断した理由について、国民が納得できる説明も必要であると考えております。\r\n　そこで、伺います。\r\n　政府は当該国有地をＧＳＣ拠点として活用することとなったわけですが、その管轄権の推移と国有地を国の施設として利用する場合の取扱いについて、まず伺います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_158","order":158,"speaker":"柴田智樹","speaker_position":"財務省理財局次長","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/158","speech_text":"○政府参考人（柴田智樹君）　お答え申し上げます。\r\n　まず、所管の経緯についてでございますけれども、今回のＧＳＣ拠点の建設予定の敷地につきましては、全体で約二万六千平米の土地となっておりまして、現在、内閣府で所管をしております。その経緯でございますけれども、その大宗の約二万二千平方メートルが防衛研究所及び艦艇装備研究所敷地でございまして、両研究所の移転に伴いまして、平成二十八年度から防衛省において建物解体工事及び土壌汚染調査等を行いまして、令和七年一月に内閣府へ所管替えとなってございます。このほか、法務省所管の省庁別の宿舎の敷地が約三千八百平方メートルほどございます。これにつきましても、同宿舎の廃止に伴いまして平成三十年三月に財務省で引き受けまして、令和四年度から建物解体工事、土壌汚染調査等を行いまして、令和七年六月に内閣府へ所管替えをしているということでございます。\r\n　それから、二点目の国有地を国の施設として利用する場合の取扱いということでございますが、一般論として、国有財産は国民共有の貴重な財産でございますので、未利用国有地につきましては、公用、公共用の利用を優先するということになってございます。したがいまして、一般的に、各省各庁において不要となった国有地等がございましたら、まずは国利用の要望について各省各庁に確認をするということになります。\r\n　なお、今回対象の国有地をＧＳＣ拠点建設予定地として利用することにつきましては、内閣府からの要望を踏まえまして、令和五年六月に閣議決定した統合イノベーション戦略二〇二三に明記されてございまして、その閣議決定を経る過程におきまして、内閣府以外の他省庁からの利用の要望はなかったものと承知をしております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_159","order":159,"speaker":"岩本麻奈","speaker_position":"","speaker_group":"参政党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/159","speech_text":"○岩本麻奈君　ありがとうございます。\r\n　そうすると、二〇二三年、令和五年の六月に閣議決定した後、土壌検査が二〇二五年に、ごめんなさい、二〇二五年の三月ぐらいに防衛省から財務省にと、この辺はこれで大丈夫でしょうか、私の認識の方は。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_160","order":160,"speaker":"柴田智樹","speaker_position":"財務省理財局次長","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/160","speech_text":"○政府参考人（柴田智樹君）　ちょっと細かいことになりますけれども、防衛省の敷地につきましては、防衛省の方で土壌汚染等の調査を行いまして、そのままちょっと、財務省に一旦通るわけではなくて、そのまま内閣府に所管替えをしているということでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_161","order":161,"speaker":"岩本麻奈","speaker_position":"","speaker_group":"参政党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/161","speech_text":"○岩本麻奈君　ありがとうございました。\r\n　では、次のちょっと質問に参ります。\r\n　海外には、ニューヨークのコーネルテック、トロントのＭａＲＳ、パリのスタシオンＦのような都市型のイノベーション拠点がございます。一方で、研究開発拠点については、大学、研究機関の隣接地やより拡張性のある地域を選ぶ考え方もあると思います。\r\n　ＧＳＣについて、筑波学園都市、臨海部、既存の大学、研究機関の隣接、その他の国有地など、ほかの候補地との比較検討は行われたのでしょうか。先ほど、横串するにはここが一番いいというのは話には聞いたんですが、ちょっともう一回確認なんですけれども、それで、なぜこのＧＳＣ拠点としての活用が最も国益にかなうと判断したのか、お答えください。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_162","order":162,"speaker":"井上諭一","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/162","speech_text":"○政府参考人（井上諭一君）　お答えいたします。\r\n　先ほど来もお答えしておりますけれども、今回のＧＳＣ構想は、我が国のエコシステムと世界のエコシステムをつなぐハブと考えてございます。こうした目的に鑑みまして、立地につきましては、投資家、企業、大学などイノベーション創出に関わる多様な主体が集積し、スタートアップ創出の素地が整っている都市部へのアクセスが容易であること、また、国際的な認知度が高く、空港からのアクセスが容易であり、国内外の人材を集めやすいことなどの条件を目指す必要があると考えました。こうした観点も含め、これも先ほど来申したとおり、東京都のこの国有地を活用することが適切と考えました。\r\n　また、東京以外の日本各地、筑波等、御指摘ありました。そこでもイノベーションエコシステムの形成に向けた様々な取組が行われておりますが、この構想は、国内外との結節点として、これら各地の大学、研究機関や支援拠点等の取組との連携を通じて、東京のみならず日本全体のイノベーションエコシステムを強化するものであり、アクセスの良いこの土地を活用することで非常に大きな国益につながると判断したものでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_163","order":163,"speaker":"岩本麻奈","speaker_position":"","speaker_group":"参政党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/163","speech_text":"○岩本麻奈君　ありがとうございます。\r\n　お考えはもう分かりました。でも、私は、やはり思うのは、このディープテック分野の研究開発が主であるということで、であるならば、評価すべきは、都心のアクセスとかそういうものだけではなく、やはり拡張性であったり、あるいは電力の供給、ちょっと調べたら、特別高圧の引込みとかで結構三十か月ぐらい掛かるというふうに資料にも書いてありました。あと、災害リスク、あと研究設備との近接性とか土地のコスト、このような、安全保障上の管理のしやすさなんかも本来は比較すべきではないかなと思っております。\r\n　先ほど土壌のことを言いましたが、かなり本当高低差があって、中に、もしかして、過去非常に長い歴史がありますので、何かしら地下建造物というのがあったりした場合に、そこを全部入れ替えたりするのに相当なまたコストが掛かるのじゃないかななんて思っております。\r\n　そんなわけですので、私はやはり、このＡＩ時代において重要なのは、東京とか地方とかいう対立とかではなく、日本中の研究者がどこにいても世界最高水準の計算資源、データ基盤、研究クラウド、ＡＩエージェントなどのアクセスができるというようなことも重要じゃないかなと思っております。\r\n　ちょっと時間がないので、一個飛ばします。次の質問です。\r\n　ＧＳＣが対象とするＡＩ、量子、バイオ、先端ロボット、宇宙などのディープテック分野は極めて重要な分野であるということはもう承知のとおりですが、海外の研究者、起業家、投資家等を呼び込むに当たって、研究の自由や国際連携を尊重しつつも、利益相反、海外機関との契約関係、知的財産、安全保障、研究倫理について適切な確認が必要だと思います。\r\n　先ほども上野さんがちょっとお聞きになっていましたが、ＧＳＣに参加する海外研究者等について、政府としてどのようなデューデリジェンス、すなわち研究インテグリティー、研究セキュリティー上での確認を行うのでしょうか。誰がどの段階でどの項目を確認し、リスクがある場合には誰の責任で参加の可否や条件を判断するのか、教えてください。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_164","order":164,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/164","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　政府といたしましては、これまでの研究環境を維持しつつも、悪意のある組織や行為者から重要技術を保護し、健全な研究コミュニティーの活動を行っていくことができるよう、研究セキュリティーの確保に関する取組の基本的な枠組み及び関係者に求められる取組の具体的な内容を、研究セキュリティ確保に関する取組のための手順書として令和七年十二月に決定、公表をしております。\r\n　この手順書におきましては、研究機関が実施すべきリスクマネジメントとして、例えば、プログラムの運営に関与する者へのデューデリジェンスの実施として、学歴、研究経歴、研究費の取得歴、発表論文、特許の出願状況、米国の統合スクリーニングリスト等への掲載有無などを確認することが必要としております。\r\n　本構想におきましては、本手順書を踏まえながら、例えば先行的活動の中においても適切なリスクマネジメントを実施してまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_165","order":165,"speaker":"岩本麻奈","speaker_position":"","speaker_group":"参政党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/165","speech_text":"○岩本麻奈君　ありがとうございます。\r\n　私もこの研究セキュリティーのガイドをちょっと読んでみたんですけれども、研究者には必要とかそこそこ厳しい言葉が書いてありましたけれども、資金提供者、投資家などは望ましいとかいう文面でとどまっている場合が多く思われました。\r\n　ＭＩＴメディアラボでは、昔、ＭＩＴが来ると言って来なくなってしまったんですけれども、この前に、ジェフリー・エプスタイン氏からの寄附受入れや施設訪問をめぐり、施設受入れの判断、関係の透明性、組織ガバナンスが大きな問題となり、当時の所長の辞任にまで発展したことは記憶に新しいと思います。これはＧＳＣにとっても他人事ではございません。\r\n　ＧＳＣは、海外の研究者、事業家、投資家、支援機関を日本に呼び込むという構想です。よって、このデューデリジェンスはもう一つ確認しなくちゃいけないことがあると思います。ＧＳＣの運営に当たって、国益を害するようなプロジェクト関係者間での資金提供等について今後どのように確認していくのか。やはり外国なのでいろいろ難しいかなと思いますので、その辺りについてお答えください。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_166","order":166,"speaker":"井上諭一","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/166","speech_text":"○政府参考人（井上諭一君）　御指摘のとおり、このＧＳＣ構想は海外の豊富な資金やネットワークを日本国内に呼び込むということを目指している一方で、国益を害するような資金提供、これを防ぐことは非常に重要だと考えております。\r\n　一義的には、この法人設立後に、理事長の下で必要な規程等を速やかに定め対応していくということになりますけれども、国としても、事業計画の認可や事業の執行状況の確認を行う監督責任ございますので、その中でしっかりと確認をしてまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_167","order":167,"speaker":"岩本麻奈","speaker_position":"","speaker_group":"参政党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/167","speech_text":"○岩本麻奈君　お時間がちょっとなくなったので、最後の質問に移ります。\r\n　私は、やはりＧＳＣの責任体制というものがやや見にくく感じられます。現在はＪＳＴが先行的活動を担い、今後はＧＳＣ運営法人に移行するものと先ほどからおっしゃっておりますので、それで理解しておりますが、またその一方で、文部科学省、内閣府、担当大臣なども関与しております。\r\n　そこで、伺います。\r\n　多額の国費を投じる国家プロジェクトとして、ＧＳＣの研究セキュリティー、知的財産管理、成果還元、事業全体の成否について最終的に誰が責任を負うのか。こちら、最終責任はその管轄大臣となってしまうのかもしれないんですが、政府の責任体制を明確にお示しください。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_168","order":168,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/168","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ＧＳＣ構想の運営法人は、国が監督する認可法人でございます。御指摘の研究セキュリティーや知的財産管理、そして成果の還元に関しましては、国の一定の監督の下で、例えばＧＳＣ構想における知的財産マネジメントに関する基本方針を実現するための体制を整備するなど、適切な運営を担保していくことになろうかと考えております。\r\n　このＧＳＣ構想でございますけれども、世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブを構築する、過去に前例のない挑戦的な取組でございます。責任体制ということでございます、仮定の質問に対してお答えをするのは現段階では困難ではございますけれども、事業の進捗については、不断に点検をいたしまして、期待した成果が得られない場合がもし生じた場合には、その原因をしっかりと丁寧に分析をした上で必要な見直しを行っていくということであろうかと考えてございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_169","order":169,"speaker":"岩本麻奈","speaker_position":"","speaker_group":"参政党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/169","speech_text":"○岩本麻奈君　ありがとうございます。\r\n　やはり、企業でしたらばＣＥＯがいて、大学でしたら学長がいてと、みんなそういう、自分の首を懸けてというか、そうやってもう懸命にやって成功させるということを考えると、やはりちょっとその責任のところがどうしても、しかも、非常に、ディープテックという、余り成功しないでもしようがないみたいなところがあるので、そこは、ただ、やはり国民の視点からいくと大事な税金ですから、ちゃんと使っていただきたいなというのはすごく思うので、そこをお見知りおきください。\r\n　あと、最後ですが、どうしてもこれ、私ずっといろいろ調べて、それこそ現地にも行って思ったのは、何か先にこの場所があったような気がどうもしてしようがないんですね。普通だったらば、こういう構想のときには、やっぱりいろんな土地を考えて海外視察とかも行くんですが、今回は、海外視察に行ったときには既にあの恵比寿の土地が決まっていたというか、時系列ではそうなっておりますので、そういうことで、ちょっとその辺の整合性ですね、だからこそ、私は何でこの土地なのかというのに非常にこだわってしまったということになります。\r\n　是非、国益のために本当に研究は頑張っていただきたいとは思っております。\r\n　これで質問を終わらせていただきます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_170","order":170,"speaker":"大門実紀史","speaker_position":"","speaker_group":"日本共産党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/170","speech_text":"○大門実紀史君　日本共産党の大門です。\r\n　本法案に示される政府の科学技術政策、方向性については大変危惧を抱いておりますので、穏やかな議論が続いてまいりましたけれども、若干厳しめの質問をさせていただきます。\r\n　まず、このＧＳＣ構想を実施する先端技術研究成果活用推進機構ですかね、この機構は、大学や研究機関が保有するディープテックというんですか、に関する研究成果の事業化を対象とすると。今回のこの機構の支援対象を、ＡＩとかバイオとか、半導体も入るんですかね、そのディープテック、特定先端技術に限定している理由は一体何でしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_171","order":171,"speaker":"井上諭一","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/171","speech_text":"○政府参考人（井上諭一君）　お答えいたします。\r\n　既存のスタートアップ政策等により、我が国のスタートアップ数が大きく増加するなど一定の成果が上がっている一方で、ユニコーン企業などの規模の大きいスタートアップの創出が現在我が国の課題になっていると認識しております。\r\n　そうした中で、研究開発、事業化に長い期間や大きな資金を要しハイリスクである一方で、その事業化、社会実装を実現できれば社会に大きなインパクトを与える、いわゆるディープテック、そこを活用したスタートアップ、これはユニコーンに成長する潜在力を有しており、その重要性が増していると考えてございます。他方で、日本の現状を見ますと、ディープテックのスタートアップに関して、本格的なエコシステムの構築はこれからであるという状況と認識しております。\r\n　本構想は、こういった状況を踏まえまして、支援対象をディープテックに特化して、国内外の研究者、スタートアップ、企業、大学、研究機関、投資家、支援者なども含め、物理的に拠点に集積させ、拠点において研究開発から事業化、海外展開までの支援を一気通貫で取り組む、また、そこをハブとして、国内外、日本にエコシステムを構築していくということとしております。\r\n　以上のようなことで、ディープテックというところにフォーカスを当てて今回の事業を構想しているものでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_172","order":172,"speaker":"大門実紀史","speaker_position":"","speaker_group":"日本共産党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/172","speech_text":"○大門実紀史君　このディープテックですけれども、特定先端技術としていますが、これは、経済安保法の特別重要技術、また、高市政権の経済成長戦略で十七の戦略分野出されておりますが、ほぼ重なるものだというふうに思います。\r\n　したがって、このＧＳＣ構想、機構の設立というのは、この高市政権の成長戦略を具体化するためのものと理解してよろしいんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_173","order":173,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/173","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答えを申し上げます。\r\n　このＧＳＣが対象といたしますディープテックでございます。繰り返しになりますけれども、経済社会課題の解決、経済安全保障の確保といった社会に大きなインパクトをもたらし得る科学的発見に基づく技術全般を指すものであります。\r\n　そして、今御指摘がございました、高市内閣における日本成長戦略の十七の戦略分野にも、おっしゃるとおり、ＡＩ、バイオなどのディープテック分野が含まれてございます。この十七の戦略分野について、国内投資を通じて日本が目指す成長のパスというものが二つあると考えておりますが、その一つが、我が国が強みを有する先端技術等への成長投資により、国内における早期の社会実装、海外市場への展開を実現し、成長につなげるというものでございます。\r\n　こういった取組は、このＧＳＣ構想におけるものとも軌を一にするものでございまして、十七の戦略分野における取組の成果というものをＧＳＣ構想のスキームを通じて発展をさせていくということも、これは考えられることだろうというふうに理解しております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_174","order":174,"speaker":"大門実紀史","speaker_position":"","speaker_group":"日本共産党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/174","speech_text":"○大門実紀史君　この分野なんですけど、ただ、今も経産省の産業技術総合研究所、産総研ですね、などが中心となってディープテックのスタートアップ支援もやっていると思うんですよね。また、新エネルギー・産業技術総合開発機構ですか、ＮＥＤＯですね、なんかも資金援助プログラムをやっていると思うんですが、それとは別に、更になぜこの機構が必要なんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_175","order":175,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/175","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　ただいま産総研のお話もございました。国立研究開発法人産業技術総合研究所では、経済及び産業の発展等に資することを目的として、主として研究開発を行っている、研究開発そのものを行っているということであります。\r\n　一方で、今回のＧＳＣ構想における新法人でございますけれども、この法人の目的は、新たな事業創出及びその成長発展を促進するための環境を整備し、イノベーション創出の活性化に寄与することでございます。つまり、国内外問わずスタートアップ、企業、投資家等を招聘して、研究開発から事業化支援、海外展開までを一気通貫で一体的な支援を提供するものとされております。\r\n　このＧＳＣ構想が掲げる、国外からの研究者、成果活用の事業者、支援事業者等の集積を実現するためには、市場の動向にも敏感に対応するために、民間事業者の優れた知見、経験を取り入れるなど、独立行政法人が担う公共上の事務、これを超えた一連の取組を一体的に実施する、これが効果的、効率的であるというふうに考えております。このことから、新たな認可法人にてこの取組を一元的に対応することとしております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_176","order":176,"speaker":"大門実紀史","speaker_position":"","speaker_group":"日本共産党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/176","speech_text":"○大門実紀史君　これは単なる研究機構の設立の話でもなくて、また従来の研究機関と同列の話でもなくて、やはりちょっと随分踏み込んだ、これからの日本の科学技術の方向性をこのＧＳＣ構想は示しているんじゃないかと。その点からすると二つの問題点があるんではないかというふうに、内閣委員会でも議論したことあるんですが、思います。\r\n　一つは、政府の成長戦略に従って、当面の目先の経済界の利益を優先する研究と、いかに早く実用化するかというような視点ですよね。これは、以前から問題になっているように、基礎研究が軽視されて日本の研究力、国力が落ちているということの指摘がされているにもかかわらず、相変わらずといいますか、更にまたこういうところにお金を使っていくと。基礎研究に対する支援はなおざりにしたまま更にこういうところに体制もお金も使っていくという点で、そういう根本的な日本の科学技術の方向性、政策の方向性について問題があるというふうに一つは思うわけですね。\r\n　二つ目は、この研究の重点分野に、スタートアップ支援に軍事分野、デュアルユースが含まれているということなんですね。これは決して日本経済の発展につながるものじゃなくて、日本の技術発展の足かせにもなりかねないということで、これも大臣と内閣委員会で議論したんですけれども、その二つの点が非常に感じられるというか、踏み込んでいる構想ではないかと思うんですね。\r\n　まず、基礎研究がおろそかにされてきた問題なんですけれども、言うまでもなく、いろんなイノベーションというのは源はみんな基礎研究でございます。ところが、一九九五年の科学技術基本法制定以降、日本の科学技術政策というのは、どんどん、何といいますか、将来、中長期的よりも近視眼的になって、早く成果を出せ、早く実用化しろというような流れになってきて、研究者は、とにかく自由に自分の研究をやっていってもらえばもらうほどいろんなものが後々イノベーションにつながってくる、自由な研究というのは大事なわけなんですね。そういう基礎研究は大変大事なわけでございます。\r\n　ところが、すぐ役に立つのか立たないのかという議論が、本当に、小泉構造改革以来かなりされてきたのを見てまいりましたけど、とにかく、全てのイノベーションというのは基礎研究がベースになっているわけですね。\r\n　例えば、私たちは今スマホを使っていますよね。あのスマホで、地図アプリで位置が正確に出ますよね。あれはＧＰＳなんですけれども、あれ、実は正確な位置を確定するときに相対性理論が使われているんですよね。相対性理論というのは、アインシュタインが発明したときは何の役に立つかと誰も関心を持たなかったのが、もちろん核エネルギーを発見するとかなっているんですが、そういう、申し上げたいことは、基礎研究、基礎理論が全て今私たちの生活に関わっているという点で大変重要なわけなんですけれども、依然ずっとおろそかになってきております。\r\n　ほかの国との比較、時間の関係で全部申し上げませんが、かつて日本は基礎研究も含めて科学技術を先導する立場だったんですけど、今では中国、インド、韓国などに追い越されておりまして、特に基礎研究の成果では韓国に抜かれているような状況でありますよね、論文の数からいって。日本は、研究論文の数は日本は世界で五位らしいんですが、基礎研究の論文は韓国に抜かれておりますし、中国は基礎研究も応用研究も論文で世界一というようなことになっているわけでございます。\r\n　これ、政治の課題として、長年、長いこと基礎研究の問題は言われてまいりましたけれど、これは大臣にお聞きしたいと思いますけれども、なぜ、常に基礎研究大事だと言われながら、こうやってどんどん基礎研究の研究力、国力が落ちていっているのかと。その辺は、これはもう党派を超えたみんなの課題だと思うんですが、大臣はいかが認識されておりますか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_177","order":177,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/177","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　なぜと言われたら、非常に、これですと言うのは難しいところではあるんですけれども、ただ、先生の問題意識、まさに党派を超えて同じでございまして、まさに近年、トップクラス論文などの指標において我が国の研究力の低下傾向も示されておることにも大きな危機感を持っていますし、また国力の源泉とも言える科学技術イノベーションの推進に向けては、科学技術人材を継続的に輩出し、新たな知を生み出すための基礎研究力を強化することによる科学の再興が重要だというふうに我々も考えております。\r\n　このため、四月から開始した第七期科学技術・イノベーション基本計画においては、国立大学法人運営費交付金及び科研費助成事業の大幅な拡充のほか、多様な場で活躍する科学技術人材の継続的な輩出に向けても取り組むこととしていまして、特に国立大学法人運営費交付金及び科研費については、令和八年度予算において早速拡充を図っているところです。\r\n　本当に、先生がまさに今質問でおっしゃっていた、目先の利益を追求した結果、基礎研究がおろそかになっているんじゃないかという御意見もありましたが、今回話していることに関するディープテックも、まさに数年で結果が出なければもう資金がそれ以上もらえないというような問題もやはりある中で、長い時間研究してやっと実るか実らないかというものに対してもしっかりその資金が出していけるようにというところも基礎研究とともにやはり大事なところだと思っておりますので、目先じゃなくて基礎研究を充実させるということに関しても、私はもう同じ思いを持っておりますということは申し上げたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_178","order":178,"speaker":"大門実紀史","speaker_position":"","speaker_group":"日本共産党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/178","speech_text":"○大門実紀史君　科学技術・学術政策研究所というのがございまして、科学技術指標二〇二五というのがあるんですけど、これを見ますと、主要国、日本、アメリカ、ドイツ、フランス、イギリス、中国、韓国の七か国で、日本の研究開発費は全体として、アメリカ、中国、日本と三番目なんですよね、二十・四兆円で。ただ、内訳を見ると、企業が十六・一兆円、大学は二・三兆円、ほかの公的機関が一・八兆円となって、企業の研究開発が非常に増えているんですよね。\r\n　アメリカは、別の資料でアメリカのことを調べてみたら、アメリカも研究開発に占める公的比率というのは実はずっと下がってきておりまして、今はＩＴ大企業、ＧＡＦＡとかですね、あるいは富豪、超お金持ちがお金を出しているというような形になってきているらしいんですが、ただ、日本と違うのは、このＩＴ大企業や超お金持ちの富豪が基礎研究にもお金を出しているんですね。これが大きな違いでございます。\r\n　ただ、それはいいのか悪いのかとありますよね。将来、その基礎研究からいろんな大きな発見ができた場合に、ＩＴ大企業が独占してしまうとか富豪が独占してしまう等ありますから、それはそれで心配はあるんですけれど、少なくとも基礎研究については、アメリカでさえ公的な役割が減っても全体として非常に重視をしているということがあると思うんですね。\r\n　日本は、先ほど申し上げたように、九五年の科学技術基本法以来、政府自身がもう選択と集中という言い方をして、できるだけ早く成果の出るものに投資するんだみたいなことを政府自身が音頭を取ってやって、今回のこの案もそうなんですけど、大型研究開発プロジェクト、すぐ結果の出るようなものですね、革新的研究開発推進プログラムとか、戦略イノベーションプログラムとか、官民研究開発投資拡大プログラム、いろんな名前を付けて、とにかく今まで一兆円を超える予算を、そういう特定の早く結果の出るものにどんどんどんどんお金を投資してきたわけですね。だけど、日本の研究力は落ちてきているということからすると、やっぱり根本的に、大学の運営費含めて、基礎研究ができる環境を一日も早くつくらなきゃいけないというふうに思います。\r\n　今、大臣がお答えいただいた方向を更に、やっぱり基礎研究にお金を使うと、予算を使うということを努力していくべきだということを指摘しておきます。\r\n　二つ目の問題点は、デュアルユースなんですけど、このデュアルユースの問題は、決して日本経済、技術を発展させるとは限らないという点でございます。\r\n　その前に、このグローバル・スタートアップ・キャンパス構想、このＧＳＣ構想の流れの下で、この機構が支援する分野にデュアルユースの技術も含まれるし、あるいはデュアルユースにおけるスタートアップもこの機構が支援するということは排除されていないと思いますが、いかがですか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_179","order":179,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/179","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ＧＳＣ構想におきましては、ディープテック分野の研究開発、そして事業化を支援するということが目的でございます。このディープテック分野、ですので特定の分野ということに限定をしたものではございません。\r\n　研究成果の性質によっては、いわゆるデュアルユース、それは防衛分野にも応用可能なものが含まれる場合も当然出てこようかと思います。こういったデュアルユースを扱う場合も、対象とする場合もありますし、それが基になったスタートアップ、こういったものが創設されるということにもつながる、そういった可能性は当然あると考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_180","order":180,"speaker":"大門実紀史","speaker_position":"","speaker_group":"日本共産党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/180","speech_text":"○大門実紀史君　このデュアルユースなんですけど、そもそもデュアルユースという言葉が出てきたのはアメリカとの関係なんですね。\r\n　昔、日本は、防衛産業と防衛省、防衛庁がクローズで技術開発やったんですけれども、アメリカとの関係が強まってきて、国家保障戦略もそうですけれども、その中でデュアルユースという言葉が出てきたんですね。これはアメリカとの共同における開発における、軍事利用の開発における言葉なんですよね。つまり、デュアルユースというのはアメリカとの共同開発というのがベースにある言葉なんですね。\r\n　そうすると、アメリカのデュアルユースの考え方は、戦争している国ですから広いんですよね。例えば、戦地の非常食なんかもデュアルユースの一つだから、食品までデュアルユースと考えるわけですね。日本は、戦争しておりませんから、食品は全然デュアルユースじゃないと思っていろいろなこと開発するんですけど、アメリカと共同でありますと、デュアルユースの中に、例えばですけど、食品まで入れられて、自由な日本の、戦争していない、平和憲法を持つ日本としての今までやってきたような自由な研究が、開発が制限されてくるという、これ、私が言っているんではなくて防衛省の方がおっしゃっているんですけれども、そういうことが起こり得るというふうな、決してデュアルユースやればいろんな開発が進んで経済的にもプラスになるとは限らないというのが一つあるんですよね。\r\n　もう一つは、デュアルユースでございますので、軍事機密が関わりますので、セキュリティークリアランスですね、それに関わる人たちが身辺調査とかいろんな監視下に置かれると。\r\n　こういう面も含めて、日本の企業で、あるいは公的な機関で関わる人たちが、アメリカの、アメリカのといいますか、日本でもクリアランスはあるんですけれども、そういう非常に制約された中で研究開発をさせられるというようなことがあるので、これは内閣委員会で四月に大臣と議論したんですが、決して、決してこのデュアルユースでやっていけば日本経済が発展するとか技術が発展することばかりではないと。そういう危惧があるようなことも今回踏み込んでいくような構想ではないかと思います。\r\n　この点、大臣、こういう危惧はいかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_181","order":181,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/181","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　内閣委員会の方でもお話はさせていただいていて、やはり私の思いとしては同じ答えになってしまうんですけれども。\r\n　どうしても、食品までというふうにおっしゃいますが、最先端の科学技術というのは、民生用の技術と安全保障用の技術の区別は本当に極めて困難になっております。だから、どこまでをそう呼ぶのかというところはいろいろな国によって違うのかもしれませんが。\r\n　したがって、民生用にも安全保障用にも利用される可能性であるデュアルユース技術への投資は、先生的にはいいことばかりじゃないというふうにおっしゃっておりますけど、我々としてはやっぱり、科学技術の発展、ひいては産業競争力を強化し長期的な経済成長にも資するものであり、重要であるというふうに考えております。\r\n　全てが区別が付かなくなればなるほど、最先端のものを研究しようという、基礎研究も大事です、最先端のものを研究しようと思っても、全てが何に使われるかというのは幅広くなってくる、何にでも、素材であったりいろんなことに使えたりするものもあるので、区別するのは難しい。\r\n　だから、我々としては、やっぱり、最先端の研究をしっかりとサポートしていくという観点で、我が国としてやるべきことを支援していきたいという思いです。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_182","order":182,"speaker":"大門実紀史","speaker_position":"","speaker_group":"日本共産党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/182","speech_text":"○大門実紀史君　とにかく、技術開発するのは、自由に研究者が基礎研究やってもらうということと、応用的な技術も本当に、何といいますか、自由に、実用化してもいいんですけれども、自由にやっていってこそ経済も発展するというふうに思います。\r\n　以上で終わります。ありがとうございました。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_183","order":183,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/183","speech_text":"○伊波洋一君　ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。\r\n　科学技術イノベーション政策に関連して、現在、沖縄で取り組まれております国立自然史博物館の設立について伺います。\r\n　国立自然史博物館は、一九五八年に日本学術会議が提言して以来、設立が模索されてきました。\r\n　国立自然史博物館は、大学院機能を備えた共同研究拠点として、自然史科学研究、標本の収集、整理、保管、研究成果の展示、教育、普及といった三つの役割を担う、地域の自然史科学研究の中核となる施設です。\r\n　自然史科学研究では、基礎研究としてイノベーションの基盤となるものです。また、自然史分野の標本などのナショナルコレクションの再構築は、自然環境や生物多様性を解明するための基礎的なデータを提供し、自然史標本の展示と研究成果の普及は、自然教育の場として、科学技術を担う次世代の育成や国民の科学リテラシーを高める場として機能します。\r\n　ヨーロッパは主にアフリカ、米国は主に中南米で、国立自然史博物館を活用した自然史科学研究を進めてきました。アジア太平洋地域は、自然史博物館の空白地域ですが、環境破壊や生物多様性の保全が深刻な課題となっています。日本の国立自然史博物館は、アジア全体の自然史研究においても、日本がリーダーシップを持って国際貢献ができる重要な知のインフラとなります。\r\n　国立の自然史研究機関の設立は、我が国全体の基礎研究の水準を高めるという第七期科学技術・イノベーション基本計画の「知の基盤としての「科学の再興」」という方針にもかなうものだと思いますが、いかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_184","order":184,"speaker":"井上諭一","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/184","speech_text":"○政府参考人（井上諭一君）　お答え申し上げます。\r\n　本年三月に閣議決定をいたしました第七期科学技術・イノベーション基本計画におきましては、取り組むべき六つの柱を定めておりまして、その第一の柱が知の基盤としての科学の再興でございます。\r\n　先端科学の成果が社会を変えるほどのインパクトを有する中で、世界に先駆けて新たな科学を希求する基礎研究、それを担う高度人材を有することが科学の卓越性の維持につながり、ひいては国の発展につながる状況となってございます。一方で、先ほども御議論ありましたとおり、様々なデータが我が国の基礎研究力の低下を示している状況であり、我が国の基礎研究力の強化が今まさに重要であると考えており、科学の再興を今回の基本計画の第一の柱に位置付けたということでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_185","order":185,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/185","speech_text":"○伊波洋一君　二〇一六年に日本学術会議の提言を受けて以降、現在、沖縄県では国立自然史博物館の設立、復帰六十年となる二〇三二年の開館を目指して、県を挙げて取り組んでいます。二〇二三年に、沖縄県議会の全議員が党派を超えて、沖縄県議会国立自然史博物館設置促進議員連盟を結成し、二五年十二月には県議会議長を共同代表とする県民会議を設立し、本年三月には与野党の全政党に国立自然史博物館の設立を政府の骨太方針に明記するよう要請いたしました。\r\n　県民会議は国立自然史博物館の設立を求めていますが、文科省としてどのように対応しますか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_186","order":186,"speaker":"生田知子","speaker_position":"文部科学省大臣官房審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/186","speech_text":"○政府参考人（生田知子君）　お答え申し上げます。\r\n　一般に博物館の設置には様々な形態がございますが、文部科学省として、学術の研究の推進という観点からお答え申し上げます。\r\n　お尋ねの構想のような大きな学術研究のプロジェクトについては、研究者や関係する学術関係機関が主体となって戦略的、計画的に推進いただくことが必要と考えています。御指摘の構想につきましても、関係する研究者等において事業の内容や規模などの妥当性等について学術コミュニティーのコンセンサスの形成を進めていただく必要があり、文部科学省としても、そうした議論を踏まえつつ、学術研究の推進の観点から適宜相談に応じてまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_187","order":187,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/187","speech_text":"○伊波洋一君　沖縄は、日本の中で特に生物多様性が高いと言われる地域であり、アジアの主要研究機関にも近く、研究ネットワークのハブとなり得る地理的優位性もあります。県民、経済、自民党会派も含む各党派の、超党派の地方議員の皆さん、沖縄県を挙げて、国立自然史博物館の設立を沖縄振興策として位置付け、政府の骨太方針に盛り込むよう求めています。\r\n　大臣の御見解をお聞かせください。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_188","order":188,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/188","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　申し訳ないんですけれども、沖縄振興、所管外でございまして、お尋ねのような構想を沖縄振興策として位置付けることの評価については、お答えを差し控えさせていただきます。\r\n　一般に、大きな学術研究のプロジェクトについては、研究者や関係する学術関係機関が主体となって戦略的、計画的に推進いただくことが必要と承知しているところでございまして、必要に応じて文科省に御相談をいただけましたらと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_189","order":189,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/189","speech_text":"○伊波洋一君　振興策としては側面的なものでありまして、そういう意味では、本当に、自然史博物館を通して科学技術あるいは自然への理解を深めるものになると、こういう意味でお話をさせていただいております。\r\n　科学技術活性化法改正案について伺います。\r\n　本法案は、ＧＳＣ構想の運営法人として、先端技術研究活用推進機構を創設するものです。スタートアップエコシステムの形成やディープテックの社会実装などは、言葉としては大変耳当たりがいいんですけれども、そもそもＧＳＣ構想が成立する見込みがあるのか、大いに疑問です。\r\n　政府の概要資料では、ハイリスクだがインパクトの大きい科学技術の研究開発を支援するため、ディープテック分野の事業化と実績を有するグローバルチームを組成し、ＤＡＲＰＡのプログラムマネジャーに相当するベンチャーディレクターに責任と権限をある程度集中させることを想定しています。\r\n　つまり、目利きとして知見を有するベンチャーディレクターを海外から招聘し、研究テーマの設定や、研究段階からマーケットフィードバックなど、ディープテックを評価してもらおうという構想です。\r\n　しかし、ベンチャーとディープテックは余り相性が良くないのではないでしょうか。ベンチャーは、通常三から五年で製品化やリターンが期待できるような技術の社会実装の可能性を見極める知見に優れています。一方、ディープテックとは、結果が出るまでに十年から二十年、あるいはそれ以上掛かるような技術です。これを短期に技術として成立し得るかどうかを見極める目利きとして、ベンチャーが評価することができるのでしょうか。両者の間には構造的なミスマッチがあると言わざるを得ません。\r\n　政府は、このような構造的ミスマッチを認識していますか。目利きの選定などにおいてどのような配慮をされるのでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_190","order":190,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/190","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ディープテック分野は、研究成果の創出や事業化までに長期間を要するからこそ、この研究開発の過程において適切にマイルストーンを設定して、進捗や成果の見通しを段階的に評価する仕組み、これが不可欠だと考えております。\r\n　こうした観点から、先ほど御指摘がございましたベンチャーディレクターでございます研究開発と事業化の経験を有する者がプロジェクトの評価を担って、有望なプロジェクトへの資源集中、あるいは見通しの立たないプロジェクトの見直しを機動的に行うことが可能となると私ども考えておりまして、長期的な視点に基づく研究開発と適切な評価管理、適切なマイルストーンを置きながらの評価管理、これはこれから検討する適切な制度設計の下で両立し得るものというふうに私どもは認識してございます。\r\n　例えば、ＤＡＲＰＡにおけるプログラムマネジャーの事例でございますけれども、一定の権限付与、それと任期制を組み合わせることによって、短期ではなく中長期的なプロジェクトの推進と適切な成果創出、これの両立が図られているというふうに承知をしておりまして、このような仕組みをＧＳＣ構想の制度設計でもこれから参考にしていこうというふうに考えております。\r\n　こうした中で、短期的な事業化の知見にとどまらず、研究成果の将来性を見極める目利き力を備えた人材をベンチャーディレクターとして選任するということが重要と考えておりまして、ＧＳＣ構想の下でディープテック分野における新たな事業の創出、成長発展を促すべく、優秀なベンチャーディレクターの選定に今後取り組んでまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_191","order":191,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/191","speech_text":"○伊波洋一君　政府は、この目利きとしてのベンチャーディレクターについて、米国防総省国防高等研究計画局、ＤＡＲＰＡのプログラムマネジャーをモデルにしようとしています。\r\n　しかし、ＤＡＲＰＡがこの分野での成功モデルとされるのは、米国防総省・米軍が、最終的にはＤＡＲＰＡのシステムから創出される技術を外部からの評価を考慮することなく買い取って、国家機密として囲い込むことにより、一応の社会実装が完結するからです。ＤＡＲＰＡのＰＭというシステムが優れているというよりは、米軍という最後の買手、アンカークライアントが巨大な財布と社会実装を引き受けるからこそ、ＤＡＲＰＡが成功していると言えるのではないでしょうか。\r\n　日本のＧＳＣ構想で創出された技術の出口、社会実装についてどう考えているのでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_192","order":192,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/192","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　御承知のとおり、ＤＡＲＰＡは安全保障の目的に特化した機関でございます。出口といたしましても、国防総省、米軍という明確なものがあるというふうな点において、グローバル・スタートアップ・キャンパス構想とは目的そして性格が異なるというふうに認識をしております。\r\n　具体的には、ＧＳＣ構想は、経済的、社会的インパクトのある研究成果の創出、事業化を通じて我が国のイノベーションエコシステムの形成を目指すものでございまして、技術の出口としてスタートアップの創出、そして既存企業との連携を通じた事業化を想定しております。\r\n　この事業化に向けての段階、必要に応じて政府調達メカニズムを通じた初期需要といったものを確保する、こんなことも考えられます。こういった手段を通じて民間市場における事業化を後押しするということも考えられるというふうに思っております。\r\n　いずれにいたしましても、こうした新たな事業の創出、成長発展の実現に向けて、ベンチャーディレクターが研究開発に係る課題設定から事業化までを一気通貫でマネジメントする仕組み、これを構築することで経済的、社会的インパクトのある成果の創出につなげてまいりたいと考えてございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_193","order":193,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/193","speech_text":"○伊波洋一君　ＧＳＣ構想では、結局、研究者もテック企業もごくごく少数のエリート層が年間九十億円もの公的資金の恩恵にあずかるという構図になりかねません。\r\n　また、知見を有する国内外の目利きが公的資金で育てた技術を買いたたいたり、あるいは海外へ売ってしまうというようなリスクも存在します。\r\n　こうした内外からの目利きを評価し、監査するシステムは組み込まれていますか。そのような能力、知見を有する機関をどのように設計するのでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_194","order":194,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/194","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ＧＳＣ構想の下で創出された研究成果や重要技術を海外に流出させることなく、我が国の国益につながるようにすることは極めて重要でございます。ベンチャーディレクターによる利益相反、あるいは倫理違反、不適切な技術流出が生じないよう適切な管理体制を構築していく必要があると考えております。\r\n　まず、ベンチャーディレクターの選任時でございますけれども、内閣府が公表した研究セキュリティの確保に関する取組のための手順書に基づいて、必要なデューデリジェンス、これを実施することでベンチャーディレクターとしての適格性を十分に確認した上で選任をいたします。\r\n　また、選任後におきましては、契約や秘密保持契約、こういったものを通じまして利益相反の管理、守秘義務、研究セキュリティー、輸出管理を含む関係法令の遵守を求めるとともに、必要に応じて活動状況に関する報告等を求めることで適切なガバナンスを確保してまいります。\r\n　このように、選任時にはデューデリジェンスを行う、選任後には法令遵守や継続的なフォローアップに取り組む、これを通じて研究成果や重要技術の適正な活用と我が国の国富の最大化に取り組んでまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_195","order":195,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/195","speech_text":"○伊波洋一君　元々、ＧＳＣ構想には、史上最悪の性犯罪スキャンダルと言われるエプスタイン事件に関与して、二〇一九年にＭＩＴメディアラボを辞職した方が運営委員として選任されていました。およそＧＳＣあるいは日本政府側にガバナンス能力が欠けていると言わざるを得ません。\r\n　三から五年の短期の経済的インセンティブに基づいて技術の社会実装を判断するＶＤなどのいわゆる目利きと、十年から二十年を要するディープテックとは極めて相性が悪い、構造的なミスマッチが存在するのではないかと考えます。大臣はどのようにお考えでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_196","order":196,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/196","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　本構想では、実現までには長期間を要するが、実現すれば高い社会的、経済的インパクトをもたらす技術の事業化を目指すものでございまして、決して短期的な経済的リターンを求めるものではございません。\r\n　最終的な成果を評価するには長期間を要する一方で、その過程における適切なタイミングでマイルストーン、いわゆる段階的な目標を設定して、進捗や成果の見通しを継続的に評価していくことが重要と考えています。\r\n　こうした観点から、ベンチャーディレクターが各マイルストーンにおいて適切な評価、判断を行いながら長期的なミッションの実現を着実に追求していく仕組みこそがディープテック分野における成果の創出の鍵であるというふうに考えています。\r\n　その上で、ベンチャーディレクターが一定の任期を持つことは、任期内の成果を最大化するというインセンティブにつながるものと認識しております。その際、短期的視座ではなく、あくまで長期的なミッションの実現に向けて適切な成果を得ているのかというところが重要であります。\r\n　なので、ＧＳＣ構想においても、こうしたＤＡＲＰＡなどの仕組みも参考にしながら、ベンチャーディレクターが長期的な視点を持ちつつ、成果創出に向けた機動的なマネジメントを行える制度設計を検討して、経済的、社会的インパクトのある成果の実現につなげてまいりたいと考えます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_197","order":197,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/197","speech_text":"○伊波洋一君　一方、ＧＳＣでは、そのベンチャーディレクターは、四、五年以内に替えるということもまた書かれているような感じがしております。\r\n　ディープテックの代表例として挙げられるバイオテクノロジーの基盤となっているゲノム編集や、あるいはｍＲＮＡワクチンの技術は、元々、大学や研究所などで細胞の基礎的な仕組みを何十年も地道に追いかけた、ビジネスとは無縁の基礎研究から芽が出たものです。\r\n　こうした基礎研究に公的資金を手当てしていくことこそ、日本の科学技術イノベーションの活性化ではないでしょうか。\r\n　ＧＳＣ構想では、先行的活動に対し、二〇三二年度までに七年間で六百三十六億円の基金が設置されています。年間経常経費は単純計算で九十億から百十億になりますが、そのような理解で間違いありませんか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_198","order":198,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/198","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　委員御指摘のとおり、先行的活動では、現時点で令和十年度末までに約二百七十億円を支出する予定になっておりまして、単純平均をすれば年間九十億円程度の執行規模というふうになります。\r\n　もっとも、研究開発プロジェクトの一般的な進捗を踏まえれば、プロジェクトの立ち上げ当初は、体制整備や研究準備に充てられるということから支出規模は相対的に小さい傾向がございます。そして、研究活動が本格化するにつれて支出の規模が拡大していくということが見込まれております。\r\n　いずれにいたしましても、先行的活動において必要な費用への支出、これを着実に進めて、経済的、社会的インパクトのある成果が一つでも多く創出されるような取組を進めてまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_199","order":199,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/199","speech_text":"○伊波洋一君　衆議院での質疑では、恵比寿に創設されるフラッグシップ拠点は、整備費用三百九十億円、延べ床面積三万二千八百平方メートル以下、九百人程度の規模でスタートすることが確認されました。しかし、そもそもなぜ恵比寿という都心の一等地の国有地にフラッグシップ拠点を設けなければならないのでしょうか。様々な効果を考慮しても、余りにも費用が高額過ぎます。\r\n　基本方針によれば、フラッグシップ拠点の供用後、賃料収入や、あるいは国内外の企業、非営利法人や投資家あるいは篤志家からの資金、政府の競争的研究費等、多様な財源による運営、いわゆる自走化を実現するとしています。自走化は、拠点供用後、どのくらいの期間で実現する見込みでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_200","order":200,"speaker":"井上諭一","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/200","speech_text":"○政府参考人（井上諭一君）　この構想の成功のためには、いち早くこのフラッグシップ拠点が自立的、持続的な運営の実現を果たすことが重要と考えております。\r\n　実際には、今後、新法人が立ち上がって作成する事業計画や資金計画の中で、施設利用収入、民間資金、スポンサー費、事業化支援収入、競争的資金、また海外のＶＣ等との連携方針などを整理いたしまして、どのくらいの期間でどの程度の収入、資金循環を目指すのかを明確化していくことになります。\r\n　それを、国としては法律に基づき、新法人が作成する予算、事業計画、資金計画を認可する立場から、新法人の研究開発、事業化支援、人材育成等の業務に支障が生じないか、また、中長期的な自立的、持続的運営に向けた実効性がある計画となっているかを適切に確認するということにしております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_201","order":201,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/201","speech_text":"○伊波洋一君　自走化までの年間経常経費は幾らくらいを見込んでいて、財源は誰がどのように負担するんでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_202","order":202,"speaker":"井上諭一","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局統括官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/202","speech_text":"○政府参考人（井上諭一君）　現在の事務的な見込みでございますけれども、大体、職員数が数十人程度でありまして、経常経費としても十億円から二十億円程度だと見込んでございます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_203","order":203,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/203","speech_text":"○伊波洋一君　文部科学省の科学技術・学術政策研究所の調査によれば、科学技術の指標となる論文数について、日本は世界第五位、注目度の高い論文を意味するトップ一〇％の補正論文数は世界第十三位で、主要国の中で大きく後れを取っており、イランにも抜かれています。超トップクラスの論文を意味するトップ一％補正論文数では世界第十二位にとどまっています。中国は総論文数、トップ一〇％あるいはトップ一％の全てで世界一位を独走しており、二位が米国、三位はインドとなっています。\r\n　日本の低迷の背景には、大学教員が学内事務や教育、資金獲得のための手続に追われ、本来の研究に没頭できる時間の割合が低下し続けている、若手研究者の基盤となる博士課程への進学者が停滞しており、研究を支える人材が不足している、国立大学への運営費交付金あるいは私立大学への私立大学経常費補助金などの基盤的経費が減額されている、大学における常勤教員数が伸び悩み、若手研究者の多くが任期付きの不安定な雇用形態にあるため、長期的な視点での挑戦的な研究が難しくなっている、などが指摘されています。\r\n　国立大学法人運営費交付金の予算額は、国立大学が法人化された二〇〇四年から一〇％以上減額されています。また、私立大学等経常費補助金も減少の一途をたどり、現在はピーク時の三分の一程度、経常経費の一〇％前後にまで低下しています。\r\n　いずれにしても、十年以上減額ないし据え置かれてきました。国立大学運営費交付金については、令和八年度予算で、前年度比百八十八億円増の一兆九百七十一億円とされ、過去最大規模の画期的な増額と言われましたが、増額はＧＳＣ構想と比べると微々たるものにすぎません。\r\n　さきの二〇二五年時点で、大学の無期雇用の三十代以下の若手研究者の数が二〇一七年に比べて二割も減少したこと、物価高騰で温室の修繕費がなくなって研究ができず、論文閲覧の環境悪化などを訴える意識調査の結果が報道されました。国立大学や研究開発法人での若い研究者の雇い止め、大学施設の老朽化改修費用の不足、経費削減のために開館時間を短縮する大学図書館なども話題に上っております。\r\n　仮に、科学技術予算が潤沢にあり、基礎研究分野の財政基盤が安定していれば、ＧＳＣ構想などの野心的な大盤振る舞いも正当化されるかもしれません。しかし、現状、基礎研究の経常経費も十分に賄えていません。資源配分の優先順位を間違っていないでしょうか。大臣、いかがですか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_204","order":204,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/204","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　技術やイノベーションの礎となる基礎研究について、我が国の国際的な優位性が相対的に失われつつあるところ、基礎研究力の強化が今まさに重要であると我々も考えております。\r\n　本年三月に策定した第七期科学技術・イノベーション基本計画においては、大きな柱の一つに科学の再興を掲げており、基礎研究支援の充実を図ることとしております。\r\n　基礎研究は、長期的な国家の礎となるものであると同時に、実用化、事業化により大きな経済的、社会的インパクトの創出につながるものもあると認識しておりまして、優れた研究シーズがあるのに事業創出につながっていない事例が多くある我が国においては、この基礎研究と事業化の両輪が重要だというふうに認識をしております。優先順位というか、どっちも大事ということです。\r\n　このことから、ＧＳＣ拠点においては、グローバルな研究開発及び事業化の経験を有し、目利き力のある人材がベンチャーディレクターとして、基礎研究についてもその将来性を見極めながら、適切に研究テーマの設定やプロジェクトのマネジメント上必要な判断を行っていくこととなります。\r\n　基礎研究の振興を十分に図ることと併せて、ＧＳＣ構想が目指すグローバルな社会課題の解決や国内の経済成長の実現に向け、創出される成果の最大化を図ってまいりたいと我々は考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_205","order":205,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/205","speech_text":"○伊波洋一君　この基礎研究もそうですけれども、二十年前の小泉行革以来、本当に日本のそういう基本的なところへのお金がどんどん回らなくなっている。そういう中で、やはり本当に科学技術あるいはその今考えているイノベーションをしっかり政府が取り組むようになるためには、基本的な研究費に対するお金が入れなければ、世界一などとんでもないという話だと思いますので、そこからやはり見直していただきたいことを希望して、終わりたいと思います。\r\n　ありがとうございました。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_206","order":206,"speaker":"安野貴博","speaker_position":"","speaker_group":"チームみらい・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/206","speech_text":"○安野貴博君　チームみらいの安野貴博でございます。\r\n　私は、このＧＳＣ構想の方向性そのものは高く評価をしております。世界水準のディープテック拠点を日本につくるという挑戦は是非成功させたいと考えております。\r\n　その上で、私が重視している点が二点あります。\r\n　一つ目はＧＳＣ、ハイリスクなディープテックに投資してこそ意味がある、ハイリスクなものに投資してこそ意味があるという点です。理由はシンプルで、成功確度の高い案件であれば、ミドルリスクあるいはローリスクな案件であれば、民間の投資で十分に回ります。国がわざわざ国有地に拠点を構え税金を投じる意味は、民間では取り切れないリスクを長期の視点で引き受けることにあると考えます。\r\n　量子コンピューター、バイオ、フュージョンエネルギー、こうした分野は成果が出るまで十年以上掛かり、しかもその多くは失敗します。ですが、十のうち九つが失敗しても、残る一つが産業と社会の姿を根本から変えるわけです。そうしたゲームチェンジャーな事業を生み出せるかどうかがこの構想の成否を大きく左右すると考えます。\r\n　本日は、このハイリスクな挑戦が制度の入口ではじかれていない設計になっているかという点を確認してまいります。\r\n　そして、二つ目が、制度が研究活動の足かせにならないことです。\r\n　私は、国会議員になる前、ソフトウェアエンジニア、ＡＩエンジニアとして会社を創業して経営してまいりましたが、その中で、国の研究支援、スタートアップ支援を受け手側として経験したこともございまして、その中で、研究者、開発者の貴重な時間の多くが支援を受け取るための事務作業に消費されてしまうという問題意識を感じておりました。\r\n　研究者の時間は非常に貴重な資源だと思いますので、この制度の使い勝手が悪かった場合には、世界の一流の才能を集めてくるときに、ほかにもうちょっとやりやすい条件の良い他国のプログラムに流れてしまうという可能性もあると思います。\r\n　なので、世界と競うキャンパスをつくるのであれば、こういった事務負担の考えというのも世界基準であるべきだと考えます。こちらの点も本日確認してまいりたいと思います。\r\n　また、チームみらいでは、この法案についてＡＩを活用した意見聴取、いわゆるＡＩインタビューを実施いたしました。研究者、起業家、投資家を含む百五十六件、延べ七十八時間分のインタビューを、御意見をいただいております。本日は、こうした現場の生の声も引きながら、政府の考えを伺ってまいります。\r\n　一応、五つ質問通告させていただいているんですが、テーマ一の部分はほかの委員の方にかなり聞いていただいたので、ちょっとここを割愛させていただいて、テーマ二のところ、まず初めに、先ほど司委員からも少しお話ありましたけれども、機構におけるディープテック事業者の選定方式のところからお伺いしたいと思います。\r\n　ＧＳＣが世界で競争力のあるディープテック事業者を輩出するためには、その入口であるところの事業者の審査方式の設計が重要でございます。\r\n　まず、事実関係、政府参考人に確認いたします。\r\n　第七十七条一項一号の助成の採択の審査方式は、法律にも政令にも定めがないと承知をしております。この審査方式はどの規範のレベルで、いつ誰が決めるのでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_207","order":207,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/207","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ディープテック分野におきまして、大きな社会的、経済的インパクトの可能性を秘めた研究者や事業者の参画を積極的に促す上で、ＧＳＣ構想における審査、採択方式の設計は非常に重要であると認識しております。\r\n　今御指摘のとおり、第七十七条一項一号イで掲げる実用化研究開発に対する助成の審査方式についてでございますけれども、これは法令で個別具体的に定めるというものではございませんで、機構の規程類の方で明確化していく、こういうものと考えてございます。\r\n　このような規程類につきましては、法人が設立された後に理事長の下で速やかに定めるということを想定しておりまして、この策定に当たっては、評点の平均による合議制といった従来型の審査方式に陥るようなことはなく、海外の事例も参考にしながら、研究開発の将来性を見極める高い目利き力を備えたベンチャーディレクターが審査において中心的な役割を担う、そんな仕組みになるように具体的な方式を検討してまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_208","order":208,"speaker":"安野貴博","speaker_position":"","speaker_group":"チームみらい・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/208","speech_text":"○安野貴博君　ありがとうございます。\r\n　少し先回りしてお答えいただいた部分もあると思いますけれども、これから規程類の中で審査方式を決定していくというところでございまして、まさに今おっしゃられたとおり、平均回帰というところを防ぐ仕組みというのは重要だと思っておりまして、少しそこの部分を私からもお話しできればなと思っております。\r\n　この審査方式の決定の中で最もやっぱり重視しなくてはいけないのは、失敗するリスクが高いけれども成功すれば社会に大きな変革をもたらし得るハイリスクディープテック事業者に門戸が開かれていること、これを担保する点だと思います。\r\n　日本の一般的な研究支援審査では、こういった事業者が審査をなかなか通過できないという構造が見受けられます。例えば、科学研究費の採択審査ではどうやっているかというと、複数の審査委員が点数を付けて、その平均値で上位から取るような形式が取られていると承知しております。\r\n　ハイリスクディープテック事業というのは、まだ社会で実現されていない技術を研究しているので、これ非常に議論を呼ぶものが多数ありまして、審査委員の評価が割れるものが多い。そのため、平均点審査だと、誰かが最高点付けても、他の委員が、いや、それはちょっと違うんじゃないかということで低い点を付けると、平均にならされてしまってなかなか埋もれてしまうということが起きます。こうなると、審査の後に残るのは、当たり障りが余りないような、いわゆるハイリスクではないようなものが残りがちであろうと。\r\n　そこで、この機構の採択審査の二点を是非満たしていただきたいと思いまして、一つは、複数評価者の点数の平均をして、それを機械的に選定しないでいただきたいと、二つ目は、リスクの高さや実現可能性の低さを、それ自体を減点要素とせず、成功時のインパクトをしっかりと評価すること、この二点を是非担保いただきたいなと思っております。\r\n　実際、国外の類似のプログラムを見てみますと、こういった点、考慮された審査方式取られておるというふうに思います。\r\n　例えば、アメリカのディープテック事業者支援プログラムのＤＡＲＰＡの最大の特徴は、プログラムマネジャー個人に採択の権限集中させている点にあります。プログラムマネジャーが自分の専門的判断でどの提案に投資するかを決定することができて、審査会での合議を必要としない形になります。なので、合議がないからこそ、そういった平均点評価みたいなところとは違ったメカニズムで、誰かに反対されても埋もれることがないと、そういうものでございます。\r\n　また、そのＤＡＲＰＡにおいて、事業者を採択する際の判断軸も事業者の選出を可能にしているものがありまして、ハイルマイヤーの質問と呼ばれる有名な問いの一覧があると。この問いの中には、何をしようとしているのか、その研究が何をしようとしているのか専門用語を一切使わずに述べよという問いであるとか、成功すれば誰がどううれしいのかといったものが含まれていて、このハイルマイヤーの質問の中で問われているのは、事業が成功する確率ではなくて、当たったときのインパクトを評価するような質問というのがかなり多く含まれているようなものになります。\r\n　もう一件だけ紹介したいなと思うんですけれども、審査の点数の付け方そのものに踏み込んだ事例として、デンマークのヴィラム財団によるヴィラムエクスペリメントというものもございます。\r\n　これ、申請がまず匿名で審査がされまして、誰の提案かどうか分からないような状態になっていると。その審査員は過去の応募者の経歴や実績見ることなく、研究アイデアそのものが常識に挑戦して世界を変える可能性があるかと、それだけで評価をする。さらにその上で、各審査員に一回だけ使えるゴールデンチケットというものが与えられておりまして、決定票ですね、ある審査員がこの提案はもう並外れているということを信じられたのであれば、ほかの審査員が幾ら低く評価していたとしても、その一票、ゴールデンチケットを使った段階で点数の集計待たずに採択確定させることができるというような、そういった仕組みを構築しています。\r\n　このときに非常に重要なのが、この決定票を使うかどうかということを、ほかの審査員の点数を知る前に、ほかの人が低い点付けているというのを分かった上でゴールデンチケットを出すのではなくて、ほかの方が知る前に、どういうふうにしているのか、ゴールデンチケットを使うか使わないかを決めている点でございまして、本当に一人の人が信じられるかどうかというところをしっかりと制度的に担保しているようなものでございます。\r\n　実際、本財団では、グラフェンという原子一層の素材に量子のシャボン玉と呼ばれる構造を作り出すような技術であるとか、あるいは次世代エレクトロニクスを実現するような技術であるとか、かなり成功するか分からないようなものだけれども大きな変革をもたらし得る研究、数多く今までも採択を結果としてされていると。\r\n　なので、このように世界の第一線では、誰も反対しない案が上位に来るのではなくて、その決め方を工夫することによって、誰かが信じられれば、すごくコントラバーシャルな議論を呼ぶようなものであってもしっかりと採択できる仕組みというものがうまく入っております。\r\n　そこで、大臣にお伺いしたいと思います。\r\n　こうした国内外の先進事例も参考にしながら、機構の採択審査が平均点にならされてしまうのは防ぎ、ハイリスク、ハイインパクトなディープテック事業者をしっかり採択できるようなものとなるように検討いただければと思いますが、いかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_209","order":209,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/209","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　いろいろな具体例をお示しいただき、本当にありがとうございます。\r\n　単に複数の評価者の点数を平均して短期的な実現可能性やリスクの高低だけで機械的に採択を判断するような方式では、おっしゃるとおり、大きな社会的インパクトをもたらし得る研究者や事業者の参画を阻害するおそれがあるというところは私も認識を共有しているところです。\r\n　ＧＳＣ構想においては、最初に挙げていただいた評点の平均による合議制、リスク回避や減点主義といった従来の審査、採択方法にとらわれず、海外の、委員もおっしゃっていただいたような事例も参考にしながら、研究開発の将来性を見極める高い目利き力を備えたベンチャーディレクターがプロジェクト審査において中心的な役割を担う仕組みとなる審査、採択方式を検討してまいりたいと思っております。ＤＡＲＰＡのように、プログラマー、マネジャー個人で決められるとかという、そこまで具体的なところができるかというところはまだ何とも申し上げられませんが、重要なところはしっかりと共有できているというふうに思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_210","order":210,"speaker":"安野貴博","speaker_position":"","speaker_group":"チームみらい・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/210","speech_text":"○安野貴博君　ありがとうございます。\r\n　是非検討していただければと思いますし、この審査方式、検討いただけるということはもう大変心強く感じております。\r\n　続けて、政府参考人に伺います。\r\n　ハイリスクディープテック事業者を積極的に採択するということは、採択事業、実際、相当数失敗すると思います。ですが、個別案件の失敗でベンチャーディレクターや機構の責任を問い始めてしまうと、担当者側としては、なるべく失敗しないような安全な案件を選ぼうという、そういうインセンティブが働いてしまう。結果、機構の理念が意味を成さなくなってしまうと考えます。\r\n　我々が実施したＡＩインタビューでも、スタートアップ、かなり、九割は失敗するのであると。そもそも九割失敗するのに、更にディープテックスタートアップになるとより失敗の数としては多くなる可能性があります。なので、個々の事業の失敗で機構の活動を萎縮しないような工夫が必要なのではないかという声が専門家の方から多数寄せられております。\r\n　個々の案件の失敗、不成功で直ちにベンチャーディレクターや機構の評価を減点することはせず、拠点全体を一つのポートフォリオとして見たときにその総体としての成果で評価するという、こういった考えが望ましいと思いますが、いかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_211","order":211,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/211","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　今御指摘あったように、このディープテックの分野において挑戦的なプロジェクト、これを進めていく中で、当然期待どおりの成果にならないものが多数生まれてくる一方で、経済的、社会的インパクトが大きな成果を期待されるからこそそれに挑戦していくんだということだと思っております。\r\n　こういった環境の中で進める事業でございますので、個々の案件が不成功となったからといって、直ちにベンチャーディレクターあるいは機構全体の評価を減点するような運用というものは、まさにリスク回避を優先した組織運営というものを助長すること、それがこの機構が本来取り組むべき可能性を秘めた研究者とか事業者の参画を阻害しかねないという、まさに委員の問題意識については私どもとしても共有をさせていただいているところでございます。\r\n　こうした観点から、単に個別案件の成否ではなく、ポートフォリオとして、その全体の成果、インパクトをもってベンチャーディレクターあるいは機構を評価するという考え方を運用の原則として採用することは重要だと考えておりまして、ＧＳＣ構想が目指す日本のイノベーションエコシステムの形成に向けて、この原則を体現した評価の仕組みとなるように、新法人の規程類、今後検討してまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_212","order":212,"speaker":"安野貴博","speaker_position":"","speaker_group":"チームみらい・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/212","speech_text":"○安野貴博君　御答弁ありがとうございます。\r\n　この点、非常に重要な点なので大臣にもお伺いしたいなと思っておりますが、本当に今回の、ハイリスクなものにしっかり投資すればするほど失敗の数が積み上がると思います。失敗続くと、税金の無駄ではないかという話であるとか、様々な批判出てくると思います。\r\n　ですが、そもそもハイリスクなものにしっかりとベットができるということがこの機構の理念だと思いますので、大臣、もしそういう批判があったとしても、是非ベンチャーディレクター、機構をしっかりと、理念を曲げずに進めていっていただきたい、守っていただきたいと思いますし、ちゃんと大きな勝負をして、リスクを取った上で、失敗が積み上がったとしても、それでもインパクトが出るものが出てくるのであると、その考え方を是非周知もしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_213","order":213,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/213","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　委員冒頭おっしゃっていただいたように、ミドルリスクとかリスクの低いものでやれるなら民間がやるわけで、ここに、ハイリスクなものにしっかりと、採算性の観点から今まで民間がちゅうちょしていたようなものとかも施設を造ってちゃんと応援していくというところがこの法案の本当にやらなくてはいけないところだと思っておりますので、その評価の在り方に対しても、ポートフォリオ全体の成果、インパクトをもってベンチャーディレクターや機構を評価するという考え方を運用原則として採用すること重要だと思っております。\r\n　衆議院の委員会の中でも御党の委員から同じように御指摘をいただきまして、十個あって九個失敗しても、このグローバル・スタートアップ・キャンパスがあったからこれだけ社会的なインパクトのこれができたんだというものをつくれというような力強い御指摘もいただきましたので、そういったところを我々としてもちゃんと説明をしていけるようにしていきたいと思います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_214","order":214,"speaker":"安野貴博","speaker_position":"","speaker_group":"チームみらい・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/214","speech_text":"○安野貴博君　心強い発言いただき、ありがとうございます。\r\n　ＧＳＣの取組がしっかりハイリスクディープテック事業者に門戸が開かれた制度になるよう、我々としても引き続きしっかりと見てまいりたいと思います。\r\n　続きまして、テーマを変えまして、ベンチャーディレクターの登用方針についてお伺いいたします。\r\n　ベンチャーディレクターは、国際研究プログラムの現場を統括し、事業化を見据えたマネジメントをスピーディーに行う責任者と承知しております。\r\n　ここで重要なのは、ディープテックの領域が世界的に極めて激しい競争にさらされているという事実です。技術の進展は非常に速くて、有望なシーズをいかに早く見極めて事業化につなげるかというスピードと感度がプログラムの成否を左右すると考えます。だからこそ、現場を預かるベンチャーディレクターは、幅広い権限が与えられて機動的に組織運営することが不可欠だと考えます。\r\n　先行する海外の事例は、この点やはり徹底をしているように見受けられまして、先ほども触れたアメリカのＤＡＲＰＡでは、ベンチャーディレクターに相当するプログラムマネジャーが、資金をどのプロジェクトに重点配分するかどうか、成果が出なかったときに途中で打ち切るかどうか、その資金の配分と中止の判断までプログラムマネジャーが自分で決められると、そういうふうな権限を持っております。一つの事業体を率いる経営者と同等の裁量というものを現場の責任者に与えていて、この権限の大きさがＤＡＲＰＡの一つの、いろんなイノベーションを起こしてきた源泉なのではないかというふうに言われております。\r\n　我々もヒアリングいろいろ進めている中で、国が関わり過ぎると偉い人の目を気にして忖度が入ってしまうんじゃないかと、機構の勢い、情熱失われてしまうんじゃないかという事業者の懸念も寄せられておりまして、このベンチャーディレクターに国が過剰に関与していくと意思決定遅くなって、ディープテックに必要なスピードと大胆さが失われてしまいかねないと、そういうふうに思います。\r\n　そこで、政府参考人に伺います。\r\n　この機構において、ベンチャーディレクターはプロジェクトの採択判断やその後のプロジェクト管理について大きな裁量を持つべきだと思いますが、こちら、ＤＡＲＰＡのような海外事例参照しながらこういった制度設計すべきと考えますが、いかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_215","order":215,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/215","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　御説明申し上げます。\r\n　今御指摘いただきましたベンチャーディレクターの役割、これは今後大きな成果を得ていく上で非常に重要な位置付けを持った人材でございます。こういった人材に可能な限り大きな裁量を持たせるということ、そして機動的に事業を進めることを可能とさせるということがこのＧＳＣ構想そのものの成否をも大きく左右するというふうに認識しております。\r\n　こういった認識の下で、ベンチャーディレクターには、研究テーマの設定、そして研究開発プロジェクトの採択、進捗管理、事業化可能性の見極めも含め、プロジェクトの推進に必要な判断について一定の責任と権限を付与するということを考えてございます。\r\n　新しい法人の設立に向けては、ベンチャーディレクターが中心的な役割を十分に発揮できるように、その責任と権限に関する規程類の検討も着実に進めて、一つでも多くの経済的、社会的インパクトのある成果の創出、事業化につなげてまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_216","order":216,"speaker":"安野貴博","speaker_position":"","speaker_group":"チームみらい・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/216","speech_text":"○安野貴博君　ありがとうございます。\r\n　その上で、世界水準の人材を確保するためには、それに見合う待遇を提供する必要がございます。\r\n　例えば、アメリカのＤＡＲＰＡは、外部人材を通常の連邦給与体系に縛られずに登用できる特別任用権限を得ており、実際に政府閣僚級水準の報酬というものをプログラムマネジャーに提供しております。また、日本国内においても、沖縄科学技術大学院大学、ＯＩＳＴですね、ＯＩＳＴは、役員報酬を国際的な水準を加味して定めると明記しておりまして、国の標準的な枠を超える報酬を実現しております。\r\n　ＧＳＣ機構が独立行政法人の指定職に準拠した国内の一般的な役員報酬の枠に縛られていると、優秀な人材をベンチャーディレクターとして登用できなくなってしまうのではないかと考えます。\r\n　そこで、小野田大臣に伺います。\r\n　競争力のある世界レベルの人材をベンチャーディレクターに迎えるために、適切な報酬設計を行えるようにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_217","order":217,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/217","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　御指摘のとおり、海外も含めた優秀な人材を呼び込むためには、海外の研究機関等と比較しても魅力ある待遇となるよう柔軟な対応が必要であると認識しております。\r\n　具体的には、給与水準について、御指摘の例なども参考にしつつ、運営法人において定款や各種規程により柔軟な対応が可能となる仕組みとするとともに、あわせて、研究費、研究設備、共同研究機会、支援体制など、全体として魅力ある条件を整備すること等により優秀な人材の確保につなげてまいりたいと考えます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_218","order":218,"speaker":"安野貴博","speaker_position":"","speaker_group":"チームみらい・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/218","speech_text":"○安野貴博君　ありがとうございます。\r\n　次に、また別のテーマでございます。ディープテック事業者として機構に採択された後の、研究以外の業務負荷について伺います。\r\n　せっかく世界水準の事業者を採択できたとしても、その後、研究開発じゃなくて事務処理に多くの時間を奪われてしまうと元も子もないというふうに思います。\r\n　例えば、かつて、ＮＥＤＯの委託事業を受けると、約二百五十四ページの事務処理マニュアルと七十一ページの検査マニュアルを読んで、三十種類くらいの様式を使い分けて、研究者は毎日、時間単位で日誌を付けるということが求められていた時期があります。今はこのＮＥＤＯの委託事業に関しても、当時は相当に不満の声があったようで、これも改善されてきているというふうに聞いておりますが、海外だとなかなかこの水準のものを求められることはないというふうに聞いております。\r\n　ほかにも、国のプログラムに採択されたディープテック事業者は、担当窓口の方の人材によってかなりサポートのきめ細かさであるとか制度理解の深さが異なっていて、本来いついつまでにこれを申請すればよかったのにというものを後から知らされて、いろんなチャンスを逃してしまったことがあるというような例も伺っていまして、担当者のサポートの深さというところも非常に重要だなと思っております。\r\n　これ、申し上げたいのは、単なる手間の問題というわけではなくて、世界のディープテック事業者はどの国でどういうふうな支援プログラムを受けるのかということは比較することがあると思いますので、世界で、しっかり世界レベルの企業を誘致するためには、そういったところまでしっかりサポートをする、あるいは事務負担を減らしていくということ、重要だと思っております。\r\n　そこで、政府参考人に伺います。\r\n　書類提出頻度の最小化であるとか、オンラインでの完結であるとか、様式の簡素化みたいな施策を通じて、これ予算を使う施策ではないと思いますので、これはもう意思があればできるのじゃないかと思うんですけれども、事業者が研究開発そのものに集中できる環境を構築していただきたいと考えますが、いかがでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_219","order":219,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/219","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ただいまの事務負担の最小化でございます。研究者が本来やるべき活動に集中するためには、取り組むべき必要な課題だというふうに認識しております。ただいま御指摘いただいたことも含めて、国内外における民間企業の取組など好事例を参考にしまして、いかにしたらその事務負担を最小化できるかということを私ども現在検討している最中でございます。\r\n　こういった取組によって、研究者や事業者が手続に煩わされることなくそれぞれの活動に集中することができるような環境の構築を図ってまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_220","order":220,"speaker":"安野貴博","speaker_position":"","speaker_group":"チームみらい・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/220","speech_text":"○安野貴博君　ありがとうございます。\r\n　最後の質問をさせてください。申請から採択、資金提供までのリードタイムの速さについてでございます。\r\n　やはり有望な起業家、シーズを持っている方というのは世界中で奪い合いの状態にある中において、日本の制度が、申請から採択まで数か月たって、採択されてからまた資金が実際に着金するまでに年単位というスピード感になってしまうと、これはほかのプログラム等に対して競争力を持てないと考えております。\r\n　実際、事業者のヒアリングでも、やると決めた場合、採択されたら資金は実際に着金を速くしてほしいと、そこのリードタイム非常に大事であるというような声をいただいておりまして、この速さということ自体が非常に価値に、事業者にとって価値になると思っております。\r\n　是非このリードタイムの短縮という方針をしっかり明確に位置付けていただきたいと思いますが、これ政府参考人に伺いたいと思いますが、こちら、申請から採択、資金提供までのリードタイムを世界の強豪拠点と比べてどの程度の速さで設計するとお考えでしょうか。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_221","order":221,"speaker":"木村直人","speaker_position":"内閣府科学技術・イノベーション推進事務局審議官","speaker_group":"","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/221","speech_text":"○政府参考人（木村直人君）　お答え申し上げます。\r\n　ただいま御指摘のとおり、申請から採択、そして資金提供までの速さというのは、世界と伍していく上でも重要な要素だというふうに認識しておりまして、そのためにも、ＤＡＲＰＡやＡＲＰＡ―Ｅ、ＡＲＰＡ―Ｈ、こういった海外での取組なども参考にしながら、いかにこの申請から資金提供までのプロセスを迅速に行うことができるかというような制度設計を行ってまいりたいと考えております。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_222","order":222,"speaker":"安野貴博","speaker_position":"","speaker_group":"チームみらい・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/222","speech_text":"○安野貴博君　御答弁いただき、ありがとうございます。\r\n　まさにＤＡＲＰＡはＯＴＡと呼ばれるような調達手段で、大体最短で二・五か月という時間で着金するというふうに聞いておりますので、是非そういった水準目指していただければなと思います。\r\n　ＧＳＣ、是非、ハイリスクな案件にしっかり投資をして、成功事例というのをつくっていただきたいなと思います。\r\n　ありがとうございました。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_223","order":223,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/223","speech_text":"○委員長（松下新平君）　他に発言もないようですから、質疑は終局したものと認めます。\r\n　これより討論に入ります。\r\n　御意見のある方は賛否を明らかにしてお述べ願います。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_224","order":224,"speaker":"大門実紀史","speaker_position":"","speaker_group":"日本共産党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/224","speech_text":"○大門実紀史君　科学技術・イノベーション活性化法改正案に反対の討論を行います。\r\n　本改正案は、政府が進めるグローバル・スタートアップ・キャンパス構想、いわゆるＧＳＣ構想を実施する認可法人として先端技術研究成果活用推進機構を設立しようというものですが、この構想には二つの大きな問題点があります。\r\n　第一に、政府の成長戦略に従い、財界の目先の利益優先の研究を優先し、依然として基礎研究を軽視する姿勢を改めていないことです。\r\n　本来、豊かなイノベーションを生み出す源は基礎研究です。ところが、一九九五年の科学技術基本法制定以降、日本の科学技術政策は、経済界の求めに応じて目先の利益に奉仕する研究を重視する一方で、研究者の自由な発想や知的探求心に基づく基礎研究への支援をおろそかにしてきました。このことが日本の研究力の低下を招いてきたことは今や明らかです。本改正案は、このような従来の科学技術政策を一層促進するものであり、賛成できません。\r\n　第二に、ＧＳＣ構想によるスタートアップ支援にデュアルユースが含まれていることです。このことは、日本の研究活動やスタートアップを一層軍事分野に動員することにほかならず、反対です。\r\n　そもそも、高市政権は、防衛、軍事分野を経済成長の柱に位置付けましたが、平和憲法を持つ日本が目指すべき方向ではありません。同時に、デュアルユースの拡大は日本の技術開発の中長期的かつ自由な発展を阻害する懸念があります。なぜなら、日米同盟、日米軍事同盟の下で、デュアルユースは日本企業に対し、アメリカの軍事に資する研究やアメリカ標準の技術開発の制約、セキュリティークリアランスなど、監視義務が押し付けられる危険があるからです。\r\n　以上申し述べて、反対討論といたします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_225","order":225,"speaker":"伊波洋一","speaker_position":"","speaker_group":"沖縄の風","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/225","speech_text":"○伊波洋一君　沖縄の風の伊波洋一です。\r\n　会派を代表して、科学技術活性化法改正案に反対の討論を行います。\r\n　本法案は、ＧＳＣ構想の運営法人として先端技術研究成果活用推進機構を創設するものです。ＧＳＣ構想は、東京・恵比寿の一等地に巨額の予算を投じて新設するフラッグシップ拠点に、国内外の研究者、スタートアップ、ベンチャーキャピタルなどを集め、世界最高水準のイノベーションエコシステムのハブを構築して、ディープテック分野の研究成果を社会に実装していくことを目指すものです。\r\n　しかし、ＧＳＣ構想は科学技術政策としての合理性を欠いています。\r\n　理由の第一は、構想の根幹が、良く言えばアジャイル、悪く言えば見切り発車となっている点です。\r\n　象徴的なのは、新設されるフラッグシップ拠点の規模が、衆議院での審議を経て、延べ床面積五万九千平方メートルから三万二千八百平方メートル以下に変更されたことです。ほかにも、国会審議の段階で、なお構想の細部について、今後の有識者会議で検討を待って結論を出すといった返答が繰り返されています。詳細を後決めにする進め方は財政民主主義にも反し、結果として、利害関係者によるレントシーキング、都合の良い政策変更の温床ともなりかねないものです。\r\n　第二に、導入されるベンチャーディレクターと、対象とするディープテックの間に、構造的ミスマッチが存在する点です。\r\n　構想では、専門的知見を有する国内外のベンチャーの目利きによって、研究テーマの設定から社会実装まで行おうとしています。バイオなどディープテック領域は、社会実装までに十年から二十年の歳月を要します。これに対し、三から五年の単位でリターンを意識せざるを得ないベンチャーとしては、結果として、真に革新的な長期的研究を切り捨てて短期的に小さく成功する守りの投資に終始するか、最悪の場合、公金でリスクを抜いた成果物だけを安く買いたたくような事態を招きかねません。\r\n　第三に、スタートアップ支援を全面否定するものではありませんが、限られた科学技術予算は基礎研究分野に優先的に配分するべきという点です。\r\n　現在、我が国の大学は、二十年間にわたる運営費交付金等の削減に加え、近年の物価高、円安の直撃により、日々の研究の維持すら困難な財政危機に瀕しています。未来を担うべき若手研究者が任期付きポストの十年ルールによって各地で雇い止めに遭い、研究者の再生産システムも崩壊しつつあります。経費節減のために、開館時間を短縮する大学図書館も増えています。\r\n　基礎研究というイノベーションの土台が崩れかけている窮状を放置し、恵比寿に官営のスタートアップサロンを整備するのは、資源配分の優先順位を誤っています。\r\n　以上、本改正案に反対の理由を述べました。\r\n　なお、修正案の提出には敬意を表しますが、原案反対の理由を解決するものではなく、賛同いたしかねます。\r\n　以上、反対討論といたします。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_226","order":226,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/226","speech_text":"○委員長（松下新平君）　他に御発言もないようですから、討論は終局したものと認めます。\r\n　これより採決に入ります。\r\n　科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案に賛成の方の挙手を願います。\r\n　　　〔賛成者挙手〕"},{"speech_id":"122115385X00920260710_227","order":227,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/227","speech_text":"○委員長（松下新平君）　多数と認めます。よって、本案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。\r\n　この際、岸君から発言を求められておりますので、これを許します。岸真紀子君。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_228","order":228,"speaker":"岸真紀子","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/228","speech_text":"○岸真紀子君　私は、ただいま可決されました科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案に対し、自由民主党・無所属の会、立憲民主・無所属、国民民主党・新緑風会、公明党、日本維新の会、沖縄の風及びチームみらい・無所属の会の各派共同提案による附帯決議案を提出いたします。\r\n　案文を朗読いたします。\r\n　　　　科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議（案）\r\n　　政府は、本法の施行に当たり、次の諸点について適切な措置を講ずるべきである。\r\n　一　グローバル・スタートアップ・キャンパス構想の実現に当たっては、東京圏への過度な一極集中の是正や付加価値創出型の地方経済の創生のため、地域スタートアップ・エコシステムとの連携、地方大学との共同研究の強化など、日本全国が一体となったスタートアップ振興施策を展開すること。その際、地域におけるスタートアップに係る取組を阻害することがないよう留意すること。\r\n　二　民間事業者が運営するスタートアップのアクセラレーターやインキュベーション施設が既に存在することを踏まえ、こうした民間の活動を阻害することがないよう、相乗効果を発揮するための十分な連携が図られるようにすること。\r\n　三　フラッグシップ拠点の規模については、当該土地を活用した全体的な拠点構想を計画した上で、当初は令和六年の文部科学省の成果報告書で示された案以下の規模から始め、建設費を抑制するとともに、必要に応じ見直すこと。\r\n　四　先端技術研究成果活用推進機構（以下「機構」という。）への土地その他行政財産の貸付けに当たっては、国有財産法、財政法等の規定に基づいた適正な貸付料とすること。その際、機構へ行政財産を有償貸付することに伴い発生する費用について、精査の上、必要な財政的措置を講ずること。\r\n　五　機構の業務内容、事業計画、財務状況等について、分かりやすい形での情報公開を行うこと。また、機構の活動状況及び成果について、客観的な評価を定期的に行い、その結果を公表するとともに、運営の改善のために必要な措置を講ずること。\r\n　六　研究者、起業家等の人材の育成及び海外からの受入れが円滑かつ適切に行われるよう、関係行政機関等が緊密に連携し、必要に応じて制度面及び環境面の整備を進めるとともに、機構の取組を効果的に支援すること。\r\n　　　右決議する。\r\n　以上でございます。\r\n　何とぞ委員各位の御賛同をお願い申し上げます。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_229","order":229,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/229","speech_text":"○委員長（松下新平君）　ただいま岸君から提出されました附帯決議案を議題とし、採決を行います。\r\n　本附帯決議案に賛成の方の挙手を願います。\r\n　　　〔賛成者挙手〕"},{"speech_id":"122115385X00920260710_230","order":230,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/230","speech_text":"○委員長（松下新平君）　多数と認めます。よって、岸君提出の附帯決議案は多数をもって本委員会の決議とすることに決定いたしました。\r\n　ただいまの決議に対し、小野田内閣府特命担当大臣から発言を求められておりますので、この際、これを許します。小野田内閣府特命担当大臣。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_231","order":231,"speaker":"小野田紀美","speaker_position":"内閣府特命担当大臣（クールジャパン戦略・知的財産戦略・科学技術政策・宇宙政策・人工知能戦略・経済安全保障）","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"answer","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/231","speech_text":"○国務大臣（小野田紀美君）　ただいま御決議のありました事項につきましては、その趣旨を十分に尊重してまいります。"},{"speech_id":"122115385X00920260710_232","order":232,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/232","speech_text":"○委員長（松下新平君）　なお、審査報告書の作成につきましては、これを委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。\r\n　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕"},{"speech_id":"122115385X00920260710_233","order":233,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115385X00920260710/233","speech_text":"○委員長（松下新平君）　御異議ないと認め、さよう決定いたします。\r\n　本日はこれにて散会いたします。\r\n　　　午後四時二十四分散会"}],"bills":[{"id":"221-41-閣法","title":"科学技術・イノベーション創出の活性化に関する法律の一部を改正する法律案","result":"可決","source_url":"https://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_gian.nsf/html/gian/keika/1DE2432.htm"}],"source":{"label":"国会会議録検索システム","url":"https://kokkai.ndl.go.jp/"},"disclaimer":"本アプリは非公式です。発言内容の確認は国会会議録検索システムの一次資料を参照してください。"}
