{"issue_id":"122115254X02720260710","house":"参議院","meeting":"本会議","issue":"第27号","date":"2026-07-10","session":221,"speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710","speeches":[{"speech_id":"122115254X02720260710_001","order":1,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/1","speech_text":"○議長（関口昌一君）　これより会議を開きます。\r\n　この際、特別委員会の設置についてお諮りいたします。\r\n　皇室典範等の一部を改正する法律案を審査するため、委員二十五名から成る皇室典範等の一部を改正する法律案特別委員会を設置いたしたいと存じます。\r\n　本特別委員会を設置することに賛成の諸君の起立を求めます。\r\n　　　〔賛成者起立〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_002","order":2,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/2","speech_text":"○議長（関口昌一君）　過半数と認めます。\r\n　よって、本特別委員会を設置することに決しました。\r\n　本院規則第三十条の規定により、議長は、議席に配付いたしました氏名表のとおり特別委員を指名いたします。\r\n　　　　─────────────\r\n　　　議長の指名した委員は左のとおり\r\n〇皇室典範等の一部を改正する法律案特別委員\r\n　　　　　　有村　治子君　　　　岡田　直樹君\r\n　　　　　　鈴木　宗男君　　　　中西　祐介君\r\n　　　　　　橋本　聖子君　　　　松村　祥史君\r\n　　　　　　松山　政司君　　　　宮沢　洋一君\r\n　　　　　　山谷えり子君　　　　山本　順三君\r\n　　　　　　田名部匡代君　　　　長浜　博行君\r\n　　　　　　水岡　俊一君　　　　吉川　沙織君\r\n　　　　　　伊藤　孝恵君　　　　川合　孝典君\r\n　　　　　　浜口　　誠君　　　　佐々木雅文君\r\n　　　　　　谷合　正明君　　　　片山　大介君\r\n　　　　　　金子　道仁君　　　　安藤　　裕君\r\n　　　　　　松田　　学君　　　　小池　　晃君\r\n　　　　　　伊勢崎賢治君\r\n　　　　　─────・─────"},{"speech_id":"122115254X02720260710_003","order":3,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/3","speech_text":"○議長（関口昌一君）　日程第一　情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案\r\n　日程第二　個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案\r\n　　（いずれも内閣提出、衆議院送付）\r\n　以上両案を一括して議題といたします。\r\n　まず、委員長の報告を求めます。デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員長松下新平君。\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔松下新平君登壇、拍手〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_004","order":4,"speaker":"松下新平","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/4","speech_text":"○松下新平君　ただいま議題となりました両法律案につきまして、デジタル社会の形成及び人工知能の活用等に関する特別委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。\r\n　まず、情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案は、民間事業者等が国の行政機関等の保有するデータを活用した事業を行う場合の認定制度の創設等を行おうとするものであります。\r\n　次に、個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案は、統計等の作成を行う第三者に個人情報を提供する場合等について本人の同意を不要とするほか、個人情報の違法な取扱い等によって財産上の利益を得た場合における課徴金制度の創設等の措置を講じようとするものであります。\r\n　委員会におきましては、両法律案を一括して議題とし、参考人から意見を聴取するとともに、データ利活用と個人情報保護のバランス、ＡＩ開発等を含む統計作成等の特例における医療情報等の第三者提供、子供の個人情報の取扱い、課徴金制度の対象、金額及び実効性、団体訴訟制度の導入見送り及び今後の課題等について質疑が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。\r\n　質疑を終局した後、立憲民主・無所属、公明党及び沖縄の風を代表して司委員より、個人情報保護法等改正案に対し、統計作成等の特例による第三者提供の対象から要配慮個人情報を除くこと等を内容とする修正案が提出されました。\r\n　次いで、討論に入りましたところ、立憲民主・無所属の岸理事及び公明党の司委員より、デジタル行政推進法等改正案に賛成、個人情報保護法等改正案の原案に反対、修正案に賛成、日本共産党の大門委員より両法律案の原案及び個人情報保護法等改正案の修正案に反対、沖縄の風の伊波委員より両法律案の原案に反対、個人情報保護法等改正案の修正案に賛成の旨の意見がそれぞれ述べられました。\r\n　次いで、順次採決の結果、まず、デジタル行政推進法等改正案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。\r\n　次に、個人情報保護法等改正案につきましては、修正案は賛成少数をもって否決され、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。\r\n　なお、両法律案に対しそれぞれ附帯決議を行いました。\r\n　以上、御報告申し上げます。（拍手）\r\n　　　　─────────────"},{"speech_id":"122115254X02720260710_005","order":5,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/5","speech_text":"○議長（関口昌一君）　両案に対し、討論の通告がございます。順次発言を許します。岸真紀子君。\r\n　　　〔岸真紀子君登壇、拍手〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_006","order":6,"speaker":"岸真紀子","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/6","speech_text":"○岸真紀子君　立憲民主・無所属の岸真紀子です。\r\n　私は、会派を代表して、ただいま議題となりましたデジタル行政推進法等改正案に賛成、個人情報保護法改正案に反対の立場から討論を行います。\r\n　まず、デジタル行政推進法等改正案に賛成しますが、国等データ活用事業計画の認定に際しては、個人情報保護の観点から適正に事業者及び事業計画を審査し、国の行政機関等が提供するデータに個人情報が含まれる場合は、当該個人情報の削除、匿名化又は仮名化を行い、データの最小化を通じた個人情報の漏えいリスクの低減を徹底するよう慎重な対応を求めます。\r\n　また、自治体に過度な負担とならないよう、行政支援、財政支援も含めた必要な措置を行うようお願いします。\r\n　次に、個人情報保護法改正案に反対する理由について、論点を絞って申し上げます。\r\n　立憲民主党は、国際競争力の強化や深刻な労働力不足の解消といった観点からも、ＡＩ開発は重要であり、人々の暮らしを豊かにするＡＩ技術の進展に期待を寄せています。だからこそ、国民のための行政と社会のデジタル化には、個人情報保護とセキュリティーの確保が必要不可欠です。\r\n　反対する理由の一つ目は、入口規制の緩和への懸念です。\r\n　本法案は、人工知能、ＡＩ開発やビッグデータへの活用を含む統計作成等を目的とすれば、本人の同意なき公開されている病歴や犯罪歴などの要配慮個人情報の取得及び個人データ等を第三者である事業者に提供することを可能とする、いわゆる統計特例を設けることが柱となっています。\r\n　しかし、この統計特例は、これまでの個人情報保護という概念を根底から覆してしまうぐらいに個人の権利利益をないがしろにしており、強い懸念を拭うことができません。\r\n　人種、信条、病歴、障害、犯罪歴、犯罪被害などの要配慮個人情報は、差別や不利益に直結しかねない最も慎重に保護されるべき機微な情報です。本人の同意がなければ第三者への提供は許されず、法律によって厳しく規制をしてきました。ところが、今回の改正が行われれば、例えば病院などが持つ非公開の要配慮個人情報を含む名前や住所付きの病歴といった生データを、本人の同意なく第三者の事業者に渡すことが可能となります。\r\n　統計特例の適用には個人の権利利益を害するおそれが少ないことが前提とされているものの、具体的な内容は法案成立後に作られる個人情報保護委員会規則やガイドラインに委ねられているだけであり、これでは事業者の不適切な取扱いや悪質な事業者を排除することが困難であると考えます。\r\n　実際にどのような情報がどれだけ渡されることになるのか、どのように使われるのか、本人も国も事前に知ることができません。松本大臣の答弁ではガイドライン等で分かりやすく示すことや公表の在り方も言及はされていますが、あくまでも提供元事業者と提供先事業者の合意内容に委ねられており、事前に本人も国も関与することはできません。\r\n　さらに、個人の機微な情報を第三者へ提供する際に、名前や住所など必要のない情報は抜くといった個人情報の最小化や匿名加工、仮名加工が明確に義務付けられていないことも大きな問題です。\r\n　個人情報保護委員会の公表によると、二〇二五年度に報告された個人情報漏えい事案は一万九千四百十七件となっており、直近のケースでは、ある企業は不正アクセスにより千二百万人超えの情報流出の報告がされています。\r\n　急成長する生成ＡＩを悪用したサイバー攻撃による情報流出の脅威が高まる時代に入り、データ利活用に当たっても慎重さが必要になっています。\r\n　病歴なども含めた生データが第三者の事業者に提供される以上、漏えいや悪用の危険性があるにもかかわらず、法案には提供先の事業者への事前審査、国の許認可制度といったものもありません。機微情報が流出するおそれを高める規制緩和をしておきながら、事業者に対する最低限の審査すらしないのは国として無責任であり、個人情報保護は名ばかりとなってしまうのではないでしょうか。\r\n　入口の規制が大幅に緩和される以上、プライバシーの侵害や漏えいした場合のリスクを軽減するためには、少なくとも本人の同意を得ない要配慮個人情報を第三者に提供することは削除すべきであるとして、立憲民主党は公明党、沖縄の風の三つの会派共同で修正案を提出しましたが、残念ながら否決されました。\r\n　しかし、人種、信条、社会的身分、病歴、障害、犯罪歴、犯罪被害などの他人に知られたくない機微な情報を本人の同意なく提供することは極めて問題であり、立憲民主党は断じて認めることはできません。\r\n　反対する理由の二つ目は、本法案が、個人情報の流通ルートである入口が大幅に広がる一方で、出口である流出時の事業者に対するペナルティーが不十分であるからです。\r\n　政府の答弁では、統計特例に基づく制度の適切な運用を担保するため、個人情報保護委員会において特例の公表内容等の把握を通じてモニタリングを実施し、不適切な取扱いが確認された場合には速やかに是正などの対応を行うとしています。これでは、何か問題が発覚しない限りは国の関与はないということになります。\r\n　個人情報の漏えいや流出が犯罪被害につながることもあり得、漏えい等によって利益を得ようとする事業者のモラルに委ねるのでは犯罪被害から個人の権利利益を守ることは難しく、個人情報を守るための法律ならば規制が欠かせません。\r\n　本法案により課徴金制度が新設されますが、金額や範囲が限定的であり、事業者に対する抑止効果が実際にどの程度となるのかは懐疑的です。せめてもの抑止策としての団体による差止め請求制度及び被害回復制度についても、全国消費者団体連絡会から強い要望があったにもかかわらず、今回は見送られており、これではＡＩ開発と個人情報保護のバランスは崩れています。\r\n　民間の企業であれば、生成ＡＩの活用に伴う情報漏えい対策として、自社の機密情報は入力させない、また、入力したプロンプト、ＡＩに対して与える指示や質問は収集、分析されている点を従業員に周知徹底しているのではないでしょうか。\r\n　企業は、生成ＡＩには情報漏えいがあり得ると考えているから対策を取るのであり、実際に、意図的ではなくとも、バグによる流出や他社にプロンプトが流出したケースも起きています。政府は、ＡＩ開発だったとしてもリスクが高いとなぜ考えなかったのか疑問です。\r\n　個人情報保護法は、第一条に、個人情報の有用性に配慮しながら、個人の権利や利益を守ることを目的としています。にもかかわらず、政府は、公の利益という表向きの表現で、ビッグデータを集めようとする事業者の要望のみを優先し、個人の権利利益保護を著しく後退させようとしています。\r\n　この改正案は、国民からこれまでは一定の信頼を得てきた個人情報保護法を骨抜きにし、法制度の信頼性を失わせ、結果として、事業者が個人情報を取得することを困難にしてしまうと言っても過言ではありません。\r\n　更に言えば、ＡＩ開発などの統計目的であったとしても、そのＡＩを適切に使うための国内法の規制、規律が未整備であることも問題です。\r\n　ＡＩを使ったプロファイリングやアルゴリズムの問題、個人の特定などの課題は置き去りにしたままで本改正案を成立させることには多くの懸念が残ります。政府には、速やかに個人特性を分析してターゲティング広告などに活用するプロファイリング規制の検討に入ることを求めます。\r\n　また、ＡＩ開発のためのデータ利活用を進めたいのならば、むしろ規制を緩めるのではなく、信頼される仕組みを整えることこそが重要であることも提言します。例えば、附帯決議にある、個人情報の漏えいリスクを低減させるために、プライバシー強化技術、ＰＥＴｓの技術動向の調査研究及び事業者による積極的な活用促進を進めることを我が国こそ先行して進め、世界へ発信すべきであります。\r\n　以上述べたように、個人情報保護法改正案は、個人情報保護という観点からいえば重大な欠陥があることから反対であると強く申し上げ、討論を終わります。\r\n　御清聴ありがとうございました。（拍手）"},{"speech_id":"122115254X02720260710_007","order":7,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/7","speech_text":"○議長（関口昌一君）　司隆史君。\r\n　　　〔司隆史君登壇、拍手〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_008","order":8,"speaker":"司隆史","speaker_position":"","speaker_group":"公明党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/8","speech_text":"○司隆史君　公明党の司隆史です。\r\n　会派を代表し、情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案に賛成、個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案に反対の立場から討論をいたします。\r\n　まず申し上げますが、デジタル技術の急速な進展に伴い、個人情報を含むデータ利活用に対する需要が高まっており、ＡＩ活用にも資する円滑なデータ連携を促進する必要性があるということは十分に理解し、また賛同するものです。\r\n　しかし、デジタル技術は国民一人一人の幸福と安心のために活用されるものであり、技術の進歩のために個人の権利利益が犠牲になってはなりません。私たちが目指すべきは、データ利活用か個人情報保護かの二者択一ではなく、国民の信頼を礎として、その両立を実現するデジタル社会であります。\r\n　その上で、個人情報の適切な保護を図るという観点から、今般の個人情報保護法改正案には看過できない問題があるということがこれまでの国会審議の中で明らかとなりました。それが、統計作成等の特例に基づく個人データの第三者提供によって、民間企業、行政機関、個人事業主の全てが本人の同意なしに氏名や病歴等を含む要配慮個人情報の取得が可能となるということです。\r\n　この特例が引き起こす問題を踏まえ、以下、反対の理由を三点述べます。\r\n　第一に、人権、信条、社会的身分、病歴、犯罪の経歴等、本来最も守られるべき要配慮個人情報が、漏えいや不適正利用等によって本人の知らないところで拡散し、社会生活において回復困難な不利益をもたらすおそれがあるにもかかわらず、十分なガバナンス体制が構築されるような制度設計になっていないことです。\r\n　政府は、安全管理措置義務が課されるので問題ない、答弁をしておりますが、行政機関であっても、これまで数々の漏えい事案が発生をしています。中小企業や個人事業主も含め、安全管理措置義務をどうやって徹底させることができるのでしょうか。個人情報保護委員会が事前に審査をしたり確認をするわけでもなく、その実施は当事者に委ねられている中で、実効性が担保される根拠は示されておりません。これでは、入口を広げておきながら出口規制は機能しない、極めて脆弱な制度と言わざるを得ません。\r\n　第二に、次世代医療基盤法との関係がきちんと整理されていないことです。\r\n　医療情報は、患者が医師や医療機関を信頼をして提供をする極めて機微な情報であり、その利活用については、個人情報保護法の特別法である次世代医療基盤法において、国が認定した事業者が医療情報から氏名等を削除、加工するなど、厳格な仕組みが整備されてきました。それは、自分の情報は適切に守られるという患者一人一人の安心と信頼を何よりも大切にしながら、丁寧かつ慎重に築き上げられてきた制度だからであります。\r\n　それにもかかわらず、今回の統計特例に基づいて、本人の同意なく氏名や病歴等を含む要配慮個人情報の第三者提供が可能となるという、より簡単な方法が併存することとなれば、現行制度と不整合が生じ、医療現場に混乱を生じさせ、さらには医師と患者の信頼関係をも損ねることになりかねません。\r\n　この点について、六月十九日、参考人として委員会に出席した京都大学の黒田知宏教授も、統計特例を設けることで現行制度よりも確実に安全性は下がる、次世代医療基盤法との平仄も取れない、何よりも、データ提供してくださる国民の皆様や医療機関等の不信感を招きかねない、結果として我が国の医療データ利活用は停滞をし、ＡＩ開発等の点でかえって諸外国に大きな後れを取ってしまうことが予想されると警鐘を鳴らしておられます。\r\n　さらに、刑法第百三十四条、医師の守秘義務の違法性が阻却されないとの指摘もいまだ解消をされておりません。\r\n　今後の医療データの利活用の在り方については、包括的な制度設計や情報連携基盤を含むグランドデザインを取りまとめるべく、今まさに内閣府の検討会において議論されているところです。その結論を待たずに統計特例だけを先行させることは、余りにも拙速と言わざるを得ません。なぜ今、この制度改正を急がなければならないのか。政府からの納得できる答えは最後まで示されませんでした。\r\n　第三に、政府が十分な説明責任を果たしていないことです。\r\n　統計特例によって要配慮個人情報の第三者提供を可能とするという重大な制度変更がもたらすリスクについて、高市総理は個人情報保護委員会から法律案の閣議決定前に説明を受けていなかったことが明らかとなりました。参議院の委員会においても、その後、総理に説明をしたのか、改めて確認をいたしましたが、説明をしたとの明確な答弁はもらえておりません。総理にさえ懸念を説明しようとしない個人情報保護委員会に、国民に対する説明責任を果たすことができるのでしょうか。\r\n　国会での審議を通じて、世論のこの問題に対する関心も大きく高まっています。参議院での審議の中にあっても、関係団体からは緊急の意見書が個人情報保護委員会に提出をされ、到底信頼を得られない、データ利活用に急激なブレーキが掛かるとの強い懸念が示されました。\r\n　データ利活用を進めるのであれば、政府は、そのリスクも含めて真正面から説明を尽くすべきです。このまま法律案を成立させれば、データ利活用どころか、これまで築いてきた国の諸制度への国民の信頼そのものを揺るがしかねません。\r\n　以上、反対の理由を踏まえ、公明党は立憲民主・無所属及び沖縄の風と共同で、統計特例であっても、現に公開されている要配慮個人情報以外の要配慮個人情報については本人の同意を得ないで第三者に提供することはできないこととする修正案を提出をいたしました。少なくとも、医療情報については利活用のグランドデザインが示されてから進めるべきです。しかし、委員会採決では否決となりました。誠に残念でなりません。\r\n　最後に申し上げます。\r\n　我が国のＡＩ開発の遅れを取り戻す、その必要性は十分に理解をしております。しかし、病歴や障害、精神疾患の治療歴、不妊治療歴、犯罪被害歴など、要配慮個人情報はその人の人生の尊厳に深く関わる情報であり、一たび漏えいや不適正利用が起これば、就職や結婚など人生の様々な場面に深刻な影響を及ぼしかねません。\r\n　障害を抱える方、難病を向き合う方、精神疾患の治療を続ける方、不妊治療に取り組む御夫婦、犯罪被害から立ち直ろうとしている方々を更に苦しめることがあってはなりません。誰もが安心して情報を託すことができる制度でならなければならないのであります。\r\n　ＡＩの開発やデータ利活用は、国民の幸福と豊かな暮らしを実現するための手段であり、目的ではありません。人権と個人の尊厳を守ってこそ、国民の信頼が生まれ、データ利活用も着実に進展をいたします。誰一人取り残さず、誰一人傷つけないデジタル社会を築くため、良識の府参議院の賢明なる御判断を心からお願いを申し上げ、私の討論といたします。\r\n　御清聴ありがとうございました。（拍手）"},{"speech_id":"122115254X02720260710_009","order":9,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/9","speech_text":"○議長（関口昌一君）　安達悠司君。\r\n　　　〔安達悠司君登壇、拍手〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_010","order":10,"speaker":"安達悠司","speaker_position":"","speaker_group":"参政党","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/10","speech_text":"○安達悠司君　参政党の安達悠司です。\r\n　会派を代表して、デジタル行政推進法及び個人情報保護法の改正案のいずれも反対の立場から討論を行います。\r\n　参政党が今回の法案に反対する理由は、我が国のデジタル主権がますます失われ、日本がデジタル監視社会に近づくことを強く懸念するためです。\r\n　今回の法案は、二つの法律の改正案で成り立っています。\r\n　一つは、政府が保有する国のデータを、認定した民間企業に実質的に無償で提供することのできるデジタル行政推進法の改正です。\r\n　もう一つは、ＡＩ開発のためなら個人情報を民間企業が本人の同意なく集められるようになる個人情報保護法の改正です。\r\n　これらの法案は、国民のデータと個人情報を活用して、民間におけるＡＩ開発を促進しようとする狙いだと理解します。つまり、ＡＩ開発のためのデータや個人情報の規制緩和をダブルで行うというものとも言えます。\r\n　しかし、今の日本でこの規制緩和を行ったら何が起こるでしょうか。\r\n　我が国で最もＡＩ開発で先行する大手外資系ＩＴ企業が、巨大な資金力で、あるいは研究開発力、セキュリティー水準、クラウド等の基盤を背景に、政府からもデータを取得し、民間企業からも個人情報を巨大な資金力で買収し、我が国のデータや個人情報の独占がますます進むのではないでしょうか。\r\n　これまでの議論には、データや個人情報の独占、寡占に対する警戒や、日本のデジタル主権を守る視点が委員会でも大きく欠落しているように感じます。\r\n　皆様、国民の個人情報はもちろん、国のデータは大切な戦略資産です。高市総理は、参議院の六月二十二日の予算委員会で、我が党神谷代表の質疑に対し、データは戦略的に活用すべき資産であると明言しました。\r\n　ＡＩ開発のためには、大量かつ良質なデータが重要であり、ＡＩ時代には、データは二十一世紀における原油であるとも言われます。しかし、この法案では、ガバメントクラウドに続き、またも外資系企業に、今度は戦略資産である国のデータを取得され、我が国の個人情報共々ＡＩ開発の主導権をも奪われてしまうのではないでしょうか。\r\n　令和二年二月当時、総務大臣であった高市総理は、政府の第二期共通プラットフォームにおいてアマゾンのＡＷＳを採用し、日本企業ではなく海外企業のクラウドが用いられました。その後、令和四年度までにガバメントクラウド、政府クラウドの提供事業者に選ばれたのは、アマゾン、グーグル、マイクロソフト、オラクルの四社であり、全てアメリカの大手ＩＴ企業に独占されました。近年ようやく国産のさくらインターネットが加わったばかりです。\r\n　高市総理は、同じく六月二十二日の予算委員会において、我が党神谷代表の質疑に対し、できれば国産がよかったとしながらも、セキュリティーを理由にＡＷＳを選定したと説明しています。しかし、我が国のセキュリティー基準ＩＳＭＡＰはアメリカの基準を基に作られており、その基準を基にした判断では、我が国の企業が優先的に選定されるとは限らず、むしろ先行しているアメリカ企業が有利であったことは明らかです。\r\n　後で振り返って、この法案が穴となり、国のデータや個人情報を外国企業に渡してしまったと後悔しなくて済むよう、改めて法案を見直すべきだと考えます。\r\n　デジタル行政推進法の改正案に反対する理由は、個人情報を含む国のデータが外国企業に提供されるおそれがあるためです。\r\n　データを受けられる認定企業は、外国企業も含まれます。国等データ活用事業の認定を受けるには、一、指針に照らし適切なものであること、二、事業が円滑かつ確実に実施されると見込まれること、三、データ安全管理の内容が内閣総理大臣の定める基準に適合することの三項目に該当すれば、必ず認定をしなければなりません。この基準の立て方によっては、データ安全管理というセキュリティーの基準において、ガバメントクラウドのときと同様、再びアメリカ企業など外国企業が有利となり、国からデータ提供を受けられるのは大半が外国企業といった事態が起きないとも限りません。\r\n　しかし、この指針や基準の内容は、現時点では分かりません。蓋を開けてみたら、外国企業ばかりが並んでいたのでは話になりません。そもそも、国のデータを外国企業に提供しなくて済むよう、あらかじめ法律で規制しておくべきではないでしょうか。\r\n　次に、認定企業から要求があれば、国は、限定された三要件の拒否事由に当たらない限り、必ずデータの提供をしなければなりません。ここで公益を害しないことも要件ですが、これは外国企業を拒絶する趣旨とはされていません。\r\n　つまり、この法案が採用する認定制は、国の裁量が大きい免許制や許可制と比べて、基準を満たせば国が認定及び提供を義務付けられている点で、提供を受ける企業側に極めて有利な立て付けとなっております。\r\n　対象となるデータは、個人情報を含む政府の一切のデータが含まれます。医療のビッグデータは何億円、いや何兆円もの値打ちがある場合があります。特に、日本は国民健康保険など国民皆保険の制度が進んでおり、医療上も非常に高品質な統計的なデータを持っていると評価されています。本来、この統計的なデータだけでも非常に値打ちのあるものですが、ＡＩ開発のためなら、その個人情報もそのまま出すことができてしまいます。\r\n　また、国は、実費を勘案した手数料以外に対価を取ることができません。外国企業にデータを要求された場合でも、それが指針や基準に適合し、また要件を満たしているのであれば、国はデータ提供を拒めません。国は、日本人の高品質な統計的なデータに幾ら価値があっても、実費を勘案した手数料以外に対価を取ることができず、無償で提供しなければなりません。本来、国の財産を処分、貸付けするには、適正な対価を取らなければなりません。しかし、この仕組みは、国のデータという戦略的な資産管理の在り方としても、大いに問題ではないでしょうか。\r\n　今後、ＡＩ時代に戦略的にも重要な国のデータを外国企業にも実質的に無償で提供しなければならない余地を残しているこの法案は、到底賛同できません。\r\n　次に、個人情報保護法の改正案に反対する理由は、ＡＩ開発目的で個人情報の売買が加速し、外資系の大手ＡＩ企業が資金力に物を言わせて我が国の個人情報を大量に取得し、データの格差が更に拡大する懸念があるためです。\r\n　ＡＩ開発目的で個人情報の第三者提供が解禁されることにより、個人情報の売買が進み、個人情報の転売時代となれば、資金力を持ったＡＩ企業が我が国の個人情報を大量に集めるようになるのも自然の流れです。これは、本人同意なく情報を集められ、個人のプロファイリングや分析に使われるおそれもあり、国民の権利や自由にとっても著しい脅威となります。\r\n　そもそも、ＡＩ学習用のデータは個人情報である必要はありません。今まで、個人が識別できないよう、情報を加工して匿名化してきました。個人情報を出すことで、先行する大手ＡＩ企業がますます有利になり、我が国のデジタル主権を失うことを強く懸念します。\r\n　また、これらの二つの法案に反対するもう一つの理由は、ＡＩ事業者に対する監督官庁がなく、規制、監督が不十分だからです。\r\n　確かに、個人情報保護委員会による勧告や罰則があり、また課徴金の制度も設けられましたが、課徴金は千人以上の個人情報の漏えい等が対象であり、要件が厳しく、直罰規定は多くありません。提供した個人情報が濫用されないよう、データの追跡の仕組みや定期報告、立入検査、提供形式の制限など、厳格な仕組みと監督体制が必要です。\r\n　特に、今回の二つの法案ではＡＩ開発を行う事業者に大量の個人情報やデータが集まりますが、我が国にはＡＩ開発事業者に対する監督官庁さえ設けられておりません。このままでは、データや個人情報を悪用しようとする内外の事業者から私たち国民の権利を守ることが困難です。\r\n　最後に、我が国のデジタル主権を守る、そのためには、現在、外資系大手ＩＴ企業が優位にある中で、個人情報を含むデータという我が国が保有する貴重な戦略資産を守り抜く必要があります。今回の法案では、我が国のデジタル主権が失われてしまいかねません。\r\n　大手外資系企業による独占を防ぐ、日本のデジタル主権を守る、そのための仕組みをもう一度構想し直すために、この二つの改正案に反対することを表明して、私からの反対討論といたします。\r\n　御清聴ありがとうございました。（拍手）"},{"speech_id":"122115254X02720260710_011","order":11,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/11","speech_text":"○議長（関口昌一君）　これにて討論は終局いたしました。\r\n　　　　─────────────"},{"speech_id":"122115254X02720260710_012","order":12,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/12","speech_text":"○議長（関口昌一君）　これより採決をいたします。\r\n　まず、情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律及び情報処理の促進に関する法律の一部を改正する法律案の採決をいたします。\r\n　本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。\r\n　　　〔投票開始〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_013","order":13,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/13","speech_text":"○議長（関口昌一君）　間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。\r\n　　　〔投票終了〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_014","order":14,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/14","speech_text":"○議長（関口昌一君）　投票の結果を報告いたします。\r\n　　投票総数　　　　　　　　　　二百四十　　\r\n　　賛成　　　　　　　　　　　　　二百八　　\r\n　　反対　　　　　　　　　　　　　三十二　　\r\n　よって、本案は可決されました。（拍手）\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕\r\n　　　　─────────────"},{"speech_id":"122115254X02720260710_015","order":15,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/15","speech_text":"○議長（関口昌一君）　次に、個人情報の保護に関する法律等の一部を改正する法律案の採決をいたします。\r\n　本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。\r\n　　　〔投票開始〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_016","order":16,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/16","speech_text":"○議長（関口昌一君）　間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。\r\n　　　〔投票終了〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_017","order":17,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/17","speech_text":"○議長（関口昌一君）　投票の結果を報告いたします。\r\n　　投票総数　　　　　　　　　　二百四十　　\r\n　　賛成　　　　　　　　　　　　百四十六　　\r\n　　反対　　　　　　　　　　　　　九十四　　\r\n　よって、本案は可決されました。（拍手）\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕\r\n　　　　　─────・─────"},{"speech_id":"122115254X02720260710_018","order":18,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/18","speech_text":"○議長（関口昌一君）　日程第三　労働者災害補償保険法等の一部を改正する法律案（内閣提出、衆議院送付）を議題といたします。\r\n　まず、委員長の報告を求めます。厚生労働委員長小川克巳君。\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔審査報告書及び議案は本号末尾に掲載〕\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔小川克巳君登壇、拍手〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_019","order":19,"speaker":"小川克巳","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/19","speech_text":"○小川克巳君　ただいま議題となりました法律案につきまして、厚生労働委員会における審査の経過と結果を御報告申し上げます。\r\n　本法律案は、就業構造の変化や働き方の多様化等を踏まえ、労働災害に対する幅広いセーフティーネットを整備するため、労働者災害補償保険の遺族補償年金における支給要件等の見直し、労災保険の特別加入団体に係る要件の法定化、労災保険の適用事業に関する暫定措置の廃止等の措置を講じようとするものであります。\r\n　委員会におきましては、労災保険給付請求権等に係る消滅時効期間延長の対象範囲の在り方、暫定任意適用事業の廃止に関する周知策、労災保険の特別加入者の保護を促進する必要性等について質疑を行いましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。\r\n　質疑を終局し、討論に入りましたところ、れいわ新選組を代表して天畠大輔委員より反対の旨の意見が述べられました。\r\n　討論を終局し、採決の結果、本法律案は多数をもって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。\r\n　なお、本法律案に対し附帯決議が付されております。\r\n　以上、御報告申し上げます。（拍手）\r\n　　　　─────────────"},{"speech_id":"122115254X02720260710_020","order":20,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/20","speech_text":"○議長（関口昌一君）　これより採決をいたします。\r\n　本案の賛否について、投票ボタンをお押し願います。\r\n　　　〔投票開始〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_021","order":21,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/21","speech_text":"○議長（関口昌一君）　間もなく投票を終了いたします。──これにて投票を終了いたします。\r\n　　　〔投票終了〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_022","order":22,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/22","speech_text":"○議長（関口昌一君）　投票の結果を報告いたします。\r\n　　投票総数　　　　　　　　　　二百四十　　\r\n　　賛成　　　　　　　　　　　二百三十五　　\r\n　　反対　　　　　　　　　　　　　　　五　　\r\n　よって、本案は可決されました。（拍手）\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔投票者氏名は本号末尾に掲載〕\r\n　　　　　─────・─────"},{"speech_id":"122115254X02720260710_023","order":23,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/23","speech_text":"○議長（関口昌一君）　行政監視委員長から、行政監視、行政評価及び行政に対する苦情に関する調査の中間報告として行政監視の実施の状況等に関する報告を求められております。\r\n　この際、報告を聴取することに御異議ございませんか。\r\n　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_024","order":24,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/24","speech_text":"○議長（関口昌一君）　御異議ないと認めます。行政監視委員長芳賀道也君。\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔調査報告書は本号末尾に掲載〕\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔芳賀道也君登壇、拍手〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_025","order":25,"speaker":"芳賀道也","speaker_position":"","speaker_group":"国民民主党・新緑風会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/25","speech_text":"○芳賀道也君　行政監視委員会における行政監視の実施の状況等について、御報告を申し上げます。\r\n　平成三十年の参議院改革協議会報告書において、行政監視機能の強化に参議院全体として取り組むとされたことを受け、本委員会は行政監視機能の強化の具体化に取り組んでまいりました。\r\n　委員会においては、政府からの説明聴取及び質疑を行うとともに、国と地方の行政の役割分担に関する件について参考人から意見聴取及び質疑を行いました。\r\n　委員会においては、政策評価やＥＢＰＭの効果的な実施の在り方、総務省行政評価局による調査の必要性や調査結果に対する政府の取組、地方における諸課題への対応やそれに対する国の関与の在り方や、地域における国際化や多文化共生の課題など、多岐にわたる議論が行われましたが、その詳細は会議録によって御承知願います。\r\n　このほか、参議院のホームページに開設した行政に対する苦情窓口を通して苦情を受け付けるなどの取組を進めました。\r\n　以上、御報告申し上げます。（拍手）\r\n　　　　　─────・─────"},{"speech_id":"122115254X02720260710_026","order":26,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/26","speech_text":"○議長（関口昌一君）　この際、国際問題に関する調査会長から、国際問題に関する調査の中間報告を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。\r\n　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_027","order":27,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/27","speech_text":"○議長（関口昌一君）　御異議ないと認めます。国際問題に関する調査会長鈴木宗男君。\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔調査報告書は本号末尾に掲載〕\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔鈴木宗男君登壇、拍手〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_028","order":28,"speaker":"鈴木宗男","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/28","speech_text":"○鈴木宗男君　国際問題に関する調査会における中間報告について、御報告申し上げます。\r\n　本調査会は、国際問題に関し、長期的かつ総合的な調査を行うため、令和七年十月二十一日に設置され、三年間の調査テーマを「世界の平和と安定に向けた日本の役割」と決定いたしました。\r\n　一年目の調査では、「現下の国際情勢と世界の安定に向けた日本外交」に関し、「総論（自国第一主義と国際協調）」、「中東・アフリカ情勢と日本外交の在り方」、「東アジアの安定に向けた課題」及び「欧州が直面する課題と日本外交の在り方」について、参考人から意見を聴取し、質疑を行ったほか、委員間の意見交換を行った後、中間報告書を取りまとめ、去る一日、議長に提出したところであります。\r\n　以下、主要論点の内容を御報告いたします。\r\n　まず、「国際秩序の動揺」に関し、第二期トランプ政権と国際秩序の行方、日本を取り巻く安全保障環境の変化、日本外交・安全保障政策の在り方などの論点について意見がありました。\r\n　次に、「東アジアの安定に向けた取組」に関し、日中関係、台湾、北朝鮮、東アジアの安定に向けた方策などの論点について意見がありました。\r\n　次に、「中東情勢と日本外交の在り方」に関し、イスラエル・パレスチナ問題、中東における日本の役割などの論点について意見がありました。\r\n　次に、「欧州が直面する課題と日本外交の在り方」に関し、欧州政治の現状と背景、対欧州外交の在り方などの論点について意見がありました。\r\n　本調査会といたしましては、更に調査を進めてまいります。\r\n　以上、御報告申し上げます。（拍手）\r\n　　　　　─────・─────"},{"speech_id":"122115254X02720260710_029","order":29,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/29","speech_text":"○議長（関口昌一君）　この際、国民生活・経済に関する調査会長から、国民生活・経済に関する調査の中間報告を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。\r\n　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_030","order":30,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/30","speech_text":"○議長（関口昌一君）　御異議ないと認めます。国民生活・経済に関する調査会長野上浩太郎君。\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔調査報告書は本号末尾に掲載〕\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔野上浩太郎君登壇、拍手〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_031","order":31,"speaker":"野上浩太郎","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/31","speech_text":"○野上浩太郎君　国民生活・経済に関する調査会の中間報告につきまして、その概要を御報告申し上げます。\r\n　本調査会は、国民生活・経済に関し、長期的かつ総合的な調査を行うため、第二百十九回国会の令和七年十月二十一日に設置され、三年間の調査テーマを「情勢の変化に対応した未来志向の社会の構築」と決定し、調査を開始いたしました。\r\n　一年目は、調査テーマのうち、「社会・経済情勢の現状」について調査を行うこととし、「人口動態等の現状」、「日本経済の現状」、「地域の実情」及び「社会保障・税財政等の展望」について、参考人から意見を聴取し、質疑を行いました。その後、委員間の意見交換を行い、今般、主要論点の整理を含む報告書を取りまとめ、去る七月一日、これを議長に提出いたしました。\r\n　以下、主要論点を中心に御報告申し上げます。\r\n　まず、人口動態等の現状については、人口減少への対応、地方の人口流出対策の推進、少子化対策の推進などについて意見がありました。\r\n　次に、日本経済の現状については、設備投資による生産性向上、労働移動と生産性、社会的に必要な分野への支援、新しい働き方に適合した労働法の整備などについて意見がありました。\r\n　次に、地域の実情については、地域におけるデジタル活用、省インフラの必要性、国・都道府県・市町村の役割分担の変更、市町村における専門技術職の不足への対応などについて意見がありました。\r\n　次に、社会保障・税財政等の展望については、貧困の高齢化への対応、社会保障財源の在り方、医療費負担の在り方などについて意見がありました。\r\n　本調査会におきましては、これまでの議論を踏まえ、「情勢の変化に対応した未来志向の社会の構築」に向けて、更に調査を進めてまいりたいと考えております。\r\n　以上、御報告申し上げます。（拍手）\r\n　　　　　─────・─────"},{"speech_id":"122115254X02720260710_032","order":32,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/32","speech_text":"○議長（関口昌一君）　この際、資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会長から、原子力等エネルギー・資源、持続可能社会に関する調査の中間報告を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。\r\n　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_033","order":33,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/33","speech_text":"○議長（関口昌一君）　御異議ないと認めます。資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会長木戸口英司君。\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔調査報告書は本号末尾に掲載〕\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔木戸口英司君登壇、拍手〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_034","order":34,"speaker":"木戸口英司","speaker_position":"","speaker_group":"立憲民主・無所属","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/34","speech_text":"○木戸口英司君　資源エネルギー・持続可能社会に関する調査会の中間報告につきまして、その概要を御報告申し上げます。\r\n　本調査会は、三年間の調査テーマを「脱炭素時代における資源エネルギー戦略と持続可能社会の実現」とし、一年目は「国際情勢の変化とエネルギー安全保障」について調査を行うこととし、「エネルギー安全保障をめぐる環境変化と日本の対応」、「再生可能エネルギーをめぐる現状と課題」及び「エネルギー安全保障の確立と持続可能社会の実現」について、九名の参考人から意見を聴取し、質疑を行いました。続いて、政府からの説明聴取と質疑、委員間の意見交換を行い、調査の概要及び主要論点の整理を内容とする中間報告書を取りまとめ、去る一日、議長に提出いたしました。\r\n　このうち、調査を踏まえた主要論点として、中東情勢、エネルギー安全保障、資源エネルギー政策、再生可能エネルギー、ペロブスカイト太陽電池、原子力政策、海洋鉱物資源等、循環経済（サーキュラーエコノミー）及び脱炭素の各項目について整理を行っております。\r\n　本調査会は中東情勢を始め、資源エネルギーをめぐる国際環境が大きく変化する中で活動を開始しました。本調査会といたしましては、一年目の調査活動を踏まえ、更に調査を進めてまいりたいと考えております。\r\n　以上、御報告申し上げます。（拍手）\r\n　　　　　─────・─────"},{"speech_id":"122115254X02720260710_035","order":35,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/35","speech_text":"○議長（関口昌一君）　この際、情報監視審査会会長から、情報監視審査会の調査及び審査の報告を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。\r\n　　　〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_036","order":36,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/36","speech_text":"○議長（関口昌一君）　御異議ないと認めます。情報監視審査会会長宮沢洋一君。\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔報告書は本号末尾に掲載〕\r\n　　　　─────────────\r\n　　　〔宮沢洋一君登壇、拍手〕"},{"speech_id":"122115254X02720260710_037","order":37,"speaker":"宮沢洋一","speaker_position":"","speaker_group":"自由民主党・無所属の会","role":"question","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/37","speech_text":"○宮沢洋一君　情報監視審査会は、去る七月二日、審査会規程第二十二条第一項に基づき、本審査会における調査及び審査の経過及び結果を記載した年次報告書を作成し、会長から議長に提出いたしました。\r\n　本報告書の対象期間は、令和七年五月一日から本年六月一日までであり、以下、その概要について御報告申し上げます。\r\n　行政における特定秘密の保護に関する制度についての調査では、政府が国会に提出した年次報告書等について説明を聴取し、質疑を行うとともに、特定秘密を指定する各行政機関から指定等の状況について説明を聴取し、質疑を行いました。\r\n　また、昨年十二月に防衛省が公表した特定秘密に係る情報保全事案について説明を聴取し、質疑を行いました。\r\n　その後、内閣衛星情報センターへの委員派遣を行い、特定秘密の提示を受け、その管理状況等を視察いたしました。\r\n　最後に、小野田国務大臣及び内閣府独立公文書管理監に対し、それぞれ締めくくり的な質疑を行いました。\r\n　また、令和七年五月の国会法等の一部改正により、行政における重要経済安保情報の保護及び活用に関する制度の常時監視が審査会の設置目的に追加されたことを受け、同制度の運用状況について説明を聴取し、質疑を行った後、小野田内閣府特命担当大臣に対し、締めくくり的な質疑を行いました。\r\n　本審査会における議論を踏まえ、報告書では、特定秘密の範囲が適切か審査会が判断するに足る十分な説明の実施、不正持ち出し等を防止するための情報保全の高度化の推進を始めとする四項目を「主な指摘事項」として取りまとめ、政府に適切な対応を求めています。\r\n　なお、委員会等からの特定秘密又は重要経済安保情報の提出要求に係る行政機関の長の判断の適否等の審査の要請等はございませんでした。\r\n　以上、御報告申し上げます。（拍手）"},{"speech_id":"122115254X02720260710_038","order":38,"speaker":"関口昌一","speaker_position":"議長","speaker_group":"各派に属しない議員","role":"chair","speech_url":"https://kokkai.ndl.go.jp/txt/122115254X02720260710/38","speech_text":"○議長（関口昌一君）　本日はこれにて散会いたします。\r\n　　　午前十時五十九分散会"}],"bills":null,"source":{"label":"国会会議録検索システム","url":"https://kokkai.ndl.go.jp/"},"disclaimer":"本アプリは非公式です。発言内容の確認は国会会議録検索システムの一次資料を参照してください。"}
